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自分でできる、心理学的8つのストレス対処法

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自分でできる、心理学的8つのストレス対処法

2013年3月1日更新

■前置きが変われば、ストレスの度合も変わる!?

アメリカの心理学者リチャード・ラザルスは、早稲田大学で行った実験によって「ストレス反応の度合は、前置きの仕方によって変わる」ということを証明しました。

ラザルスは、被験者を4つのグループに分けて、事前に異なる説明をしたうえでオーストラリア先住民の割礼式(宗教上の理由から、成年男子への通過儀式として性器の一部を切除する儀式のこと)の衝撃的な映像を見せ、それぞれのストレス反応の違いを観察しました。

▼事前説明の内容▼

Aグループ 「割礼は少年に苦痛を与える」と説明。
Bグループ 「これは未開文化を観察するための映像である」と説明。
Cグループ 「割礼の儀式は少年にとっては喜びなのだ」と説明。
Dグループ 何の説明もせずに、そのまま映像を見せる。

その結果、好意的な前置きを与えたB・Cグループと、マイナスイメージの前置きを与えたAグループ、そして何も前置きを与えなかったDグループでは、好意的な前置きを与えたB・Cグループのほうがストレス反応が少ないということがわかったのです。

■ストレスに対してできる、8つの対処法!

『ストレスは、受け止め方次第で軽減させることが可能』ということを証明したラザルスは、「ストレスを与える具体的な状況には対処法がある」と唱えています。心理学では、この対処法のことを“コーピング”と呼びます。

ラザルスが唱えた8つのコーピングを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

<ラザルスの8つのコーピング>

  1. ストレスに正面から取り組み、状況を変化させようと積極的に行動する。
  2. ストレスをつくる状況から距離を置き、ストレスを最小限に抑えようとする。
  3. ストレス状況に対する自分の感情や行動をコントロールする。
  4. ストレス解消のため、情報収集やカウンセリングなどの支援を求める。
  5. ストレス状況における自分の責任を認識し、物事を調整していく。
  6. ストレスを感じる状況から逃避しようとする。
  7. ストレスを解消するために考える努力をする。
  8. ストレスを感じる環境を変え、自分を成長させようとする。

■適度なストレスは、成長にもつながる!

ラザルスのコーピングにもあるように、たとえば仕事でのストレスは、努力して実力をつけることで克服することもできます。しかも、克服したときには何ともいえない達成感や爽快感を味わうことができます。

農業などでも、作物に少しストレスを与えることで美味しく育つと言われるように、私たち人間にとっても適量のストレスは逆にやる気の原動力にもなって、成長にもつながっていくのです。

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