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やる気のない人を動かす心理テクニック

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やる気のない人を動かす心理テクニック

2014年3月11日更新

やる気のない人を動かす心理テクニック

■宣言すればやらざるを得ない!?

職場や学校で共同作業や行動が必要な場合、やる気のない人が含まれていると作業や行動に支障を来すので困ったものです。個人責任の範囲内であれば放っておけばいいのですが…。

そんな場合、注目したい有効な方法として、本人にやる気を起こさせるために、皆の前で目標を宣言させる心理テクニックがあります。

人の行動には必ず目的と目標がありますが、自分1人ではつい怠けてしまうこともあります。
しかし、大勢の前で目標を宣言してしまうと、そこに大きな責任が生じ、本人が宣言した目標に向かっての行動力が増して努力する確率が高くなります。

このような心理的な働きを“パブリック・コミットメント”(誓約・公約を公表する)といいます。

“パブリック・コミットメント”を使えば、やる気のない人も危機感を感じて行動するようになります。

実際に使われている例を3つご紹介します!

  1. 【公約】
    政治家が発表する公約(マニフェスト)は、“パブリック・コミットメント”を制度化したもので、よく「○○に向かって実現していきます」など、目標を宣言して本人はもちろん、行動を共にする人にも働きかけます。
  2. 【キックオフ・ミーティング】
    ビジネスの場で、プロジェクトを開始するために集まり、目標や目的を宣言します。
    この他、部署で売り上げ目標を発表させたり、期限を区切って実行目標を宣言させたりしています。
  3. 【PTA活動】
    趣味で集まっているグループやPTAなどでは、強制することが難しく、宣言をためらう人も出てくるでしょう。
    この場合、やる気のなさそうな1人に絞り込まず、役割分担した役目に対してグループ全員に目標を宣言させるようにしていけばOKです。

自分自身が周りに宣言して、目標達成に向かって責任ある行動をとるという良い意味での追い込み方も、ひとつのテクニックですね。

■逆効果にご注意を!

例えば、これから勉強しようと思っていたところに、親から「勉強しなさい!」と言われると、言われた側は逆にやる気がなくなってしまったことはありませんか?

これは、心理学的に“ブーメラン効果”の一種とされ、説得しようとすればするほど、説得される側が反発して逆効果になる心理現象をいいます。

このような説得への抵抗は、自分と関係の深い(コミットメントが高い)場合、特に抵抗は強くなり、自分の態度や行動の自由を守るために生じています。

一方、「あなたにだけ教えてあげよう」といった、相手の自尊心をくすぐるように特別感を与えると、言われた側は恩義を感じて行動しやすくなりますので、ぜひ試してみてください。

■簡単な方を選ばせるテクニック

不動産の物件案内で実際に見られるテクニックで、“コントラスト効果”というものがあります。

最初に見せる物件として、金額が高いか、もしくは汚い物件を紹介します。
その後、本当に進めたい物件を紹介すると、最初のものと対比、選択ができ、後で紹介された物件の方が手頃で綺麗などと錯覚してしまいます。

これは、最初に高い条件を示し、あとから低い条件を示すことで、相対的に見て後者を選択しやすくなる心理的効果を利用したもので、人を行動させるのにも有効に利用できます。

怠けている人に対して、最初に心理的負担の高い条件を示し、後に軽い条件を示して対比、選択させれば、後者を選択するような心理的効果が生まれます。
本当にしてほしいことを後者で示せば、なかなか動かない人も動かせるかもしれませんね。

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