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第3回:なぜ人の心は苦しくなるの?

なぜ人の心は苦しくなるの?

なぜ人の心は苦しくなるの?

■目では見えない心の問題

“心”は、目で見ることができません。
そのため、何か問題が起こったとしても、頭の中で考えがまとまらず混乱してしまうことがあります。
また、具体的な解決案を考えようにも、問題の本質が見えずに結局どのように対応すれば良いのかが分からず、身動きが取れなくなってしまうこともあります。

■現実と理想のギャップ

目に見えない心の問題を理解していくときに、非常に役立つのが『来談者中心療法』という心理療法を唱えたアメリカの心理学者ロジャーズの考え方です。
ロジャーズは、心の問題は、「理想の自己」と「現実の自己」のギャップによって生じていると考え、理想の自分に近づけないことで、人々は強い苦しみを抱えると唱えました。
この考え方を人間関係の問題に置き換えると、「もっと人とかかわりたいけど、かかわるのが怖い」「話しかけたいけど、話しかけるのが怖い」といった感じでしょうか。豊かな人間関係を築きたいと思っているのに、いざ具体的な行動に出ようとすると、恐怖心が襲ってくる、なんとも苦しい状況です。

■理想の自己に近づくときに出てくる弊害

多くの人は、相反する自己像を抱くと、理想の自己に近づこうと努力します。
しかし、この問題は心の問題なので目には見えません。そのため問題自体がとらえ難く、どのように理想の自己に近づいていけば良いのかが分からなくなることがあります。それに加え人間関係の悩みは、他者という外的要因がとても大きな影響を与えます。軽率に行動すると、「自分が傷つくのではないか?」「相手に不快な思いをさせるのではないか?」という恐怖心が働き、身動きが取れなくなってしまうことがあるのです。

■心の問題を解決する鍵

ロジャーズの理論で言えば、理想と現実の間にギャップがなくなるように、現実の自己を理想の自己に近づけることができれば、苦しみから解放されるということになります。
しかしながら、この過程は簡単なものではありません。
理想を高く掲げ過ぎてしまうと、なかなか理想にたどり着けず途中で疲れ果ててしまったり、理想にたどり着くまでの道のりが見えず途方に暮れてしまうケースもあります。
心の問題を解決する鍵は、適切な理想の自己の設定と、理想に向かう道のりを明確にすることです。そして何より重要なのは、理想の自己に近づくためのエネルギーをきちんと確保することです。
心にエネルギーがないと理想の自己に近づくことはできません。理想の自己に近づいていくという行為は、とてもエネルギーがいることなので、まずは自分の心の状態に目を向けてみましょう。

■まとめ

心の苦しみは、理想の自己に近づきたい思いの結果です。苦しみを解決していくには、まずは問題と向かい合うエネルギーを確保し、適切な理想の自己設定と、理想に向かう過程を明確にしましょう!

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