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色彩検定3級を取得するメリットと検定試験出題例 

色彩検定には、1級・2級・3級・UC級の4つの級があります。3級は、初めて色彩を体系的に学ぶ方向けの級です。この記事では、色彩検定3級の試験内容や2026年度の日程、最新の合格率、取得するメリットを解説します。公式サイトで公開されている出題例も紹介するので、受検を検討している方は参考にしてください。

※サポート期間はコースにより異なります。

※全額返金保証には条件があります。詳しくはこちら

色彩検定3級とは

まず、色彩検定3級とはどのようなものか理解していきましょう。
ここでは、5つのポイントに分けて解説していきます。

試験内容とレベル


色彩検定3級は、初めて色彩を体系的に学ぶ方向けの級です。色のはたらき、色が見える仕組み、色の分類と三属性、PCCS、色の心理効果、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、慣用色名など、色彩に関する基本的な内容が出題されます。

具体的な試験内容は、以下の通りです。

項目

内容

色のはたらき

・色のはたらき

光と色

・色はなぜ見えるのか?
・眼のしくみ
・照明と色の見え方
・混色

色の表示

・色の分類と三属性
・PCCS

色彩心理

・色の心理的効果
・色の視覚効果

インテリア

・インテリアと色彩
・インテリアのカラーコーディネーション
・インテリアにおける色の心理効果

色彩調和

・配色の基本的な考え方
・色相を手がかりにした配色
・トーンを手がかりにした配色
・色相とトーンを組みあわせた配色
・配色の基本的な技法
・配色演習の解答例と解説

配色イメージ

・色の三属性と配色イメージ

ファッション

・ファッションと色彩

慣用色名

・慣用色名(JISの慣用色名より)

出典:色彩検定協会(色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター)

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試験日程、申込方法


色彩検定3級は、夏期と冬期の年2回実施されます。2026年度夏期検定は6月28日に終了しました。これから受検する方は、11月8日に実施される冬期検定の日程を確認しましょう。冬期検定の申込期間は、2026年8月10日から10月1日までです。

区分

申込期間

試験日

2026年8月5日時点の状況

2026年度夏期検定・第66回

2026年4月1日(水)~5月21日(木)

2026年6月28日(日)

終了

2026年度冬期検定・第67回

2026年8月10日(月)~10月1日(木)

2026年11月8日(日)

申込開始前

2026年度冬期検定の3級試験時間は、10:00~11:00の60分です。

個人受検は、色彩検定協会のマイページ、郵送、特約書店の3つの方法から申し込めます。マイページから申し込む場合は、ログイン後に必要事項を入力し、クレジットカードまたはコンビニオンライン決済で検定料を支払います。手続きが完了すると、受付番号などを記載した確認メールが届きます。受検票は、試験日の約10日前までに登録住所へ送付されます


それぞれの手順は、以下を参考にしてみてください。

【インターネット】

1. 申し込みページで必要事項を入力する
2. 検定料金をクレジットカードまたはコンビニオンライン決済で支払う

【郵送】

1. 事前に資料請求で入手した願書に必要事項を記入する
2. 郵便局の窓口で願書と検定料を色彩検定協会へ現金書留で郵送する

【特約書店】

1. 色彩検定の特約書店で検定料を支払い、領収書・願書・専用封筒を受け取る
2. 願書に必要事項を記入する
3. 領収書の協会送付用部分と願書を専用封筒に入れ、色彩検定協会へ送付する

試験方式、検定料


色彩検定3級は、マークシート方式で実施され、試験時間は60分です。記述式の問題や2次試験はありません。2026年度の検定料は7,000円(税込)です。支払った検定料は、理由を問わず返金されず、次回以降への繰り越しもできません。

色彩検定3級

試験方式

マークシート方式

試験時間

60分

検定料

7,000円

出典:色彩検定協会(色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター)

受検地(試験会場)


色彩検定は、北海道から沖縄まで全国の公開会場で実施されます。申込時に希望する受検エリアを指定し、その希望をもとに会場が決定されます。受検者が特定の施設を指定することはできません。具体的な会場名や所在地は、試験日の約10日前までに送付される受検票で確認してください

エリア別の試験会場がある市区町村は、以下の通りです。

エリア

市区町村

北海道

札幌市

東北

八戸市、盛岡市、仙台市、秋田市、山形市、郡山市

関東

水戸市、宇都宮市、高崎市、上尾市、千葉市、東京23区、横浜市

甲信越

新潟市、甲府市、長野市、松本市

北陸

富山市、金沢市、福井市

東海

岐阜市、静岡市、浜松市、名古屋市、四日市市

近畿

大津市、京都市、大阪市、神戸市、奈良市、和歌山市

中国

鳥取市、松江市、岡山市、広島市、下関市

四国

徳島市、高松市、松山市、高知市

九州

福岡市、北九州市、佐賀市、長崎市、大分市、宮崎市、熊本市、鹿児島市

沖縄

那覇市

出典:色彩検定協会(色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター)

合格率、難易度


色彩検定協会が公表している最新の年間データは2025年度分です。3級の志願者数は25,947人で、1級・2級・3級・UC級の中で最も多く、合格率は75.7%でした。

2026年度夏期検定はすでに結果が発表され、3級の合格点は200点満点中140点でした。ただし、2026年度の志願者数や年間合格率は、現時点では公式の検定データに掲載されていません。そのため、記事では2025年度の合格率を最新値として掲載します。

 

1級

2級

3級

UC級

合計

志願者

2,487人

14,469人

25,947人

3,893人

46,796人

合格率

58.6

72.2

75.7

76.6

-

出典:色彩検定協会(色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター)

2025年度の3級合格率は75.7%で、受検者の多くが合格しています。ただし、合格率が高いからといって、十分な準備をせずに合格できるとは限りません。3級では、PCCS、色彩調和、配色イメージ、慣用色名など、初学者にはなじみのない内容も出題されます。公式テキストで基礎を理解し、過去問題集や出題例で問題形式に慣れておきましょう。

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色彩検定3級を取得するメリット

色彩検定資格には、UC級、1級、2級もあるので、3級を受検しようか迷っている人もいるかもしれません。
3つのメリットを参考に、3級を受検すべきか考えてみましょう。

色について詳しい知識を得られる


色彩検定3級は、初めて色を学ぶ人向けに構成されているので、基礎的な知識を身に付けることができます
内容は幅広く、光と色の関係性や配色の仕方など、仕事やプライベートなどに生きる知識を習得できるのが魅力です。

色彩体系「PCCS」やカラーカードを使った配色演習など、日常生活や趣味で役立つ知識や技能にも触れられます。
3級だけでも役立つシーンが多いですが、1級や2級の土台にもなるので、これから色についてもっと詳しくなりたいという人にもおすすめです。

就職・転職に役立つこともある


色彩検定3級は、色に関する基礎的な知識や技能を示す資格なので、就職や転職に役立つ場合があります。
色彩検定3級を取得すると、色彩に関する基礎知識を体系的に学んだことを示せます。ファッション、インテリア、広告、Webデザイン、販売、商品企画など、色を扱う仕事では、履歴書や面接で学習経験を伝える材料の一つになります

ファッション業界や出版業界でも色は重要であり、ファッションコーディネーターやデザイナー、本の装丁デザインなど、さまざまな職種で資格が役立つ可能性があります。

ただし、3級の取得だけで就職や転職が有利になるとは限りません。実務経験や制作実績、関連するスキルと組み合わせてアピールすることが大切です。

スキルアップにつながる


既に色を使った仕事をしている場合は、色彩検定3級の受検を通してスキルアップを目指すことができます。

例えば、色の組み合わせをこれまで感覚や経験を元に考えていた場合、色彩検定で色の理論を学ぶことによって、なぜその配色にしたかを説明できるようになります。
色の種類や効果などの知識も身に付くので、企画やコーディネートの発想・引き出しが増えるでしょう。

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色彩検定3級の公式出題例

色彩検定協会の公式サイトでは、3級の出題例と解答が公開されています。現行の出題例では、PCCSを使った配色に関する問題と、色の印象や心理的効果などに関する問題を確認できます。2026年度も3級はマークシート方式で、試験方式や主な出題範囲に変更は確認されていません。

問題1は、設問に対して、4つの選択肢から正しい図を選ぶ問題となっています。
設問は、以下の通りです。

A.同一トーン配色
B.対照トーン配色
C.同一色相配色
D.中差色相配色
E.明度のグラデーション
F.Eの正解の配色の特徴や効果

問題2は、A~Fの記述に対して、正しい選択肢を選ぶ問題となっています。
設問と選択肢は以下の通りです。

A.下に示した色をより軟らかい印象にするための方法
①明度を高くする
②色相を寒色系にする
③色相を中性色系にする
④彩度を高くする

B.色の膨張・収縮に関する印象に対して、強く影響を与える属性
①色相
②明度
③彩度
④サチュレーション

C.冷たく感じられ、かつ軽そうに見える色
①Bk
②b8
③dp18
④W

D.周囲の景観を損なわないように店舗の外装色の派手さを低減するための方法
①明度を高くする
②色相を暖色系にする
③色相を中性色系にする
④彩度を低くする

E.一般的に「派手」「情熱的」「危険」などのイメージをもつ色
色の図から正しい色を選ぶ

F.フランス国旗の配色には、青は自由、白は平等、赤は博愛といった意味が込められている。このような色の心理的効果の名称
①エーレンシュタイン効果
②色の象徴性
③リープマン効果
④主観色

色彩検定のホームページでは、図や回答を確認できます。
ぜひチェックして、どのような問題が出題されるか傾向を押さえていきましょう。

参考

検定出題例3級|色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター

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まとめ

色彩検定3級では、色のはたらきやPCCS、色彩心理、色彩調和、ファッション、インテリア、慣用色名など、色彩に関する基礎知識を幅広く学びます。2025年度の志願者数は25,947人、合格率は75.7%でした。2026年度夏期検定の合格点は、200点満点中140点です。

2026年度冬期検定は11月8日に実施され、申込期間は8月10日から10月1日までです。試験対策では、公式テキストと配色カード、年度別過去問題集を活用し、知識の理解と問題演習を進めましょう。

独学での学習計画や継続に不安がある方は、AFT色彩検定®2級・3級に対応したキャリカレの「カラーコーディネーター資格取得講座(AFT色彩検定®対応)」を検討する方法もあります。

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よくある質問

Q1. 色彩検定3級の出題範囲はどこまでですか?

A.色彩検定3級では、色のはたらき、色が見える仕組み、色の分類と三属性、PCCS、色の心理効果、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、慣用色名などが出題範囲です。初めて色彩を学ぶ方向けですが、専門用語や配色に関する知識も問われるため、公式テキストに沿って学習しましょう。

Q2. 色彩検定3級は難易度高いですか?初心者でも合格できますか?

A.色彩検定3級は初めて色彩を学ぶ方向けで、2025年度の合格率は75.7%でした。ただし、PCCSや色彩調和、慣用色名など、初学者にはなじみのない内容も出題されます。公式テキストで基礎を理解し、年度別過去問題集や公式出題例で演習を重ねれば、独学でも合格を目指せます。

Q3. 色彩検定3級を受けるのにどのくらいお金がかかりますか?

A.2026年度の3級検定料は7,000円です。公式教材を使用する場合は、公式テキスト3級編が2,420円、2025年度3級過去問題集が1,100円です。公式テキストの配色演習には配色カードも使用します。教材の種類や購入方法によって総額が異なるため、必要な教材を確認して予算を立てましょう。

Q4. 色彩検定3級の合格には配点がどうなっていますか?自己採点できますか?

A: 色彩検定3級はマークシート方式のため、自己採点がしやすいです。正式な配点は公開されていませんが、各問題の難易度に応じた加点方式とされています。

Q5. デザイン系の進路やデザイン専門学校に進む場合、色彩検定3級は役立ちますか?

A: はい、特にデザイン系や映像制作系を目指す場合、色の知識は非常に重要です。学校によっては評価対象にされる場合もあり、進学・就職のアピール材料になります。

Q6. 色彩検定3級に高校生が挑戦するのはアリですか?

A: 非常にオススメです。高校生でも十分に理解できる内容であり、将来の進学や就職に活かせる可能性があります。学校によっては学校検定として取り入れているところもあります。

Q7. 色彩検定3級の勉強には非公式テキストも使えますか?

A.市販の参考書を補助教材として使うことはできますが、まずは色彩検定協会の公式テキストを学習の中心にすることをおすすめします。色彩問題では色の再現が重要で、公式テキスト・試験問題・過去問題集には同じ紙質やインクが使用されています。非公式教材を選ぶ場合は、現在の試験範囲に対応しているか、色が正確に再現されているかを確認しましょう。

Q8. 色彩検定3級の試験で凡ミスしないためのコツはありますか?

A: 問題をよく読み、選択肢の細かい違いに注意しましょう。また、直前の模擬試験や自己採点を通して、自分の弱点を洗い出すことが重要です。

Q9. 色彩検定3級の試験範囲を効率よく覚えるコツはありますか?

A: 試験範囲は広く感じられるかもしれませんが、「PCCS」や「色彩心理」「インテリアと色彩」などのテーマごとに要点を整理するのが効果的です。配色演習は繰り返し解くことで定着しやすくなり、凡ミスを防ぐことにもつながります。

Q10. 色彩検定3級と一緒に受けておくと良い資格はありますか?

A: 色に関連する他の資格としては、パーソナルカラー検定やカラーコーディネーター検定などがあります。また、デザイン系や映像制作系を目指す人には、PhotoshopやIllustratorなどのスキル系資格と組み合わせると、就職や進学時の役に立つ可能性があります。

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