心理学の資格とは?
未経験からでも目指せる「心理カウンセラー」についても紹介

心理学の資格とは?未経験からでも目指せる「心理カウンセラー」についても紹介

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。

40代~50代になると、自身のキャリアを見つめなおし、将来のために就職・転職を目指す人も増えてきます。これから就職や転職を考えるなら、これまでの経験を活かした道を選ぶだけでなく、資格などで新たな分野を学び、やりがいにつながる仕事を探してみるのもいいのではないでしょうか。

なかでも心理学は、将来に悩む40代~50代の方におすすめのスキルです。関連する職種も豊富にあるので、これからの就職や転職にも役立つでしょう。

この記事では、就職・転職に役立つ心理学について、その概要や関連資格を詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

目次

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心理学とは?

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昨今、いろいろな不安や悩みを抱えている人やメンタルヘルスの不調を訴える人が増えており、社会的な問題となっています。

このような問題を解決するために、心理学に注目が集まっていますが、一体どんな学問なのでしょうか?詳しくみていきましょう。

人の心にアプローチしカウンセリングする学問

心理学は、心のメカニズムについて学びながら、理解を深めていく学問です。人の心に関する理解が深まれば、不安や悩みを抱える人に手助けを行ったり、周囲や社会の環境をより良くするために活かせたりなど、自分以外のために活躍できるようになります。

昨今では、さまざまな分野で心理学が活用されています。そのため、自分が活躍したいと思う分野につながる心理学を選択して学んでおけば、これからのキャリア形成にも役立つでしょう。

心理学は「基礎心理学」と「応用心理学」の2つで構成される

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心理学を大きく分けると、「基礎心理学」と「応用心理学」に分けられます。基礎心理学は、心の根本的な仕組みについて、一般的な法則を学び、応用心理学では、具体的な目的を挙げたうえで、基礎心理学で学んだことを活かしながらアプローチする術を学びます。

それぞれの詳しい概要については、以下の通りです。

基礎心理学の概要

基礎心理学は18種類あります。それぞれの種類については、以下の一覧でご確認ください。

基礎心理学の種類 学問の内容
知覚心理学 知覚のメカニズムについて学ぶ学問
認知心理学 認知活動による心の動きを学ぶ学問
学習心理学 経験による心の動きを学ぶ学問
発達心理学 人の発達による心の動きを学ぶ学問
社会心理学 社会活動による心の動きを学ぶ学問
人格心理学 心の個性について学び、理解する学問
生理心理学 生理的な反応と心の関係性を学ぶ学問
神経心理学 脳の働きと心の関係性を学ぶ学問
深層心理学 無意識化における心のメカニズムに関する学問
異常心理学 異常行動を起こすメカニズムについて学ぶ学問
比較心理学 人種や種族、性別や発達に応じた心の際を研究する学問
言語心理学 言語活動と精神的影響を研究する学問
計量心理学 心の性質や動きを数量化する測定法についての学問
数理心理学 心の問題に対して数学的にアプローチする方法を学ぶ学問
生態心理学 自然からの影響が与える心の変化について学ぶ学問
色彩心理学 色と心の関係を学ぶ学問
自己心理学 自己分析による心へのアプローチ方法などを学ぶ学問
一般心理学 個体差のない一般的な心理現象について学ぶ学問

応用心理学の概要

応用心理学は14種類あります。それぞれの種類については、以下の一覧でご確認ください。

応用心理学の種類 学問の内容
臨床心理学 精神的な問題の解決につなげるための学問
教育心理学 成長に伴う教育に関する心理的学問
産業心理学 産業の課題や問題に心理的にアプローチするための学問
犯罪心理学 犯罪に関する心理的要因や捜査、予防などに役立てるための学問
スポーツ心理学 さまざまなスポーツ関して心理的側面から研究する学問
災害心理学 災害時の心理的影響を研究し、リスク軽減に役立てる目的がある学問
家族心理学 家族の関係性に関わる心理的影響を研究する学問
芸術心理学 芸術に関する心理的側面を研究する学問
学校心理学 学校生活における課題や問題を心理的側面からアプローチするための学問
交通心理学 事故やトラブル防止のために交通に関する心理的影響を研究する学問
健康心理学 健康を維持するための心理的要因を研究する学問
環境心理学 自然環境や人工的な環境が与える心理的影響を分析する学問
動物心理学 動物の行動や情緒などを心理的に分析する学問
性心理学 性行動に関する心理的要因を研究する学問

心理学の資格とは

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心理学に関連する資格は、心理学の種類に応じて多種多様に存在します。なかでも、心理学を活用し、不安や問題を抱える相談者のカウンセリングやサポートができる「心理カウンセラー」の資格が人気です。

ここからは、心理学の資格がどんな人に向いているのかや、どんな種類があるのかについて解説します。

心理学の資格取得に向いている人

心理学に関する資格は、心理カウンセラーのように人のために活用する資格が多くあります。以下のような特徴がある人なら、心理学の学習に向いているでしょう。

共感力のある人

心理学を活かす資格では、その分野の心理的知識を持つことはもちろん、相談を親身に聞き、寄り添う気持ちや行動ができるかなど、カウンセリング能力も求められる資格が多くあります。そのため、日ごろから周囲の人の話を聞き、共感力がある人に向いているでしょう。

ただし、共感しすぎてしまう人の場合は、人の心の悩みや不安が自分のメンタルにも影響してしまう可能性があるので、注意が必要です。自分を守るためには、適度な距離感で話を聞くスキルも同時に必要となります。

必要に応じたアプローチができる人

心理学の資格には、対応する分野に応じてアプローチ方法が異なるケースがあります。たとえば、心理カウンセラーの場合、基本的に、相談者それぞれの心の問題に向き合い、解決方法を探っていく技術が求められますが、消費者心理や社会心理に関する現場の場合、1つの問題にとらわれず、広い範囲で心理的傾向や要因を探り、解決方法を検討しなければなりません。

そのため、心理学の資格では、臨機応変さも求められます。

資格は大きく分けて国家資格と民間資格の2つ

心理学の資格には、国家資格と民間資格があります。国家資格とは、その資格に関する知識やスキルについて、国が認める資格です。認知度が高く、活用できる場が多い半面、難易度や受験資格が厳しい面もあります。

民間資格は、さまざまな民間企業が運営してているため、国家資格よりも資格の種類が豊富にあり、自身が興味のある分野を選んでチャレンジできます。間口が広く、受験の条件も比較的易しい資格も多くありますが、限られた場面でしか役に立たない資格もあるので、見極めが必要です。

心理学に関する国家資格

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心理学が関連する国家資格には、以下の4つがあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

  • 公認心理師
  • キャリアコンサルタント
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉士

公認心理師

公認心理士は、心理学を用いて、心の悩みや問題を抱える人のサポートをするための資格です。心理学に直接関係する資格としては唯一の国家資格に位置づけられています。

難易度
合格率 76.2%(令和6年)
受験資格 ・4年制大学での指定科目の履修+大学院での指定科目の履修
・4年制大学での指定科目の履修+特定施設での実務経験 など
合格までの期間 半年~1年

公認心理士は、合格率はそこまで低くありませんが、4年制大学での指定科目の履修など、受験の条件が厳しいため、社会人が目指すには難易度が高いものとなっています。

これから大学から入りなおす場合は、最低でも6年かかってしまうほか、金銭面の負担もあるでしょう。

関連記事公認心理師とは?受験資格・仕事内容や臨床心理士との違いを解説!

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、キャリアに関する悩みや問題を解決に導くためのアドバイスやサポートを行う専門家で、心理学の知識も役立つ職業です。平成28年4月から国家資格となり、名称独占資格として知られています。

難易度 中~低
合格率 49.1%(第25回)
受験資格 以下のいずれか
・厚労省の認定講習の修了
・関連業務での3年以上の実務経験
・キャリアコンサルティング技能検定の学科または実技試験の合格
合格までの期間 3~6か月

キャリアコンサルタントは、大学などでの履修条件はなく、合格率も40~60%程度を推移しているため、国家試験としては難易度が低い資格です。社会人からでも十分に目指せるでしょう。

精神保健福祉士

精神保健福祉士は、心の病気や障害を抱える人に対して、生活支援や社会復帰支援を行うソーシャルワーカーです。心理学の知識はもちろん、福祉に関する知識も求められます。

難易度
合格率 60~70%
受験資格 以下のいずれか
・厚労省の認定講習の修了
・関連業務での3年以上の実務経験
・キャリアコンサルティング技能検定の学科または実技試験の合格
合格までの期間 半年~1年

精神保健福祉士の国家試験は、合格率は比較的高い水準ですが、大学での指定科目または基礎科目の履修などの条件を満たす必要があります。そのため、社会人から目指すのはハードルが高い資格ともいえます。

社会福祉士

社会福祉士は、身体又は精神の障害または環境上の理由により、生活に支障が出ている人の相談や支援を行うための国家資格です。

難易度
合格率 30〜60%
受験資格 ・4年制の一般大学の卒業+一般般養成施設等で1年以上
・相談援助の実務経験4年+一般般養成施設等で1年以上 など
合格までの期間 最低1年

社会福祉士は、受験のためのルートが複数あり、すでに一般大学を卒業または実務経験が4年以上あれば、最低1年で受験できます。勉強時間の目安は300時間程度なので、条件さえ満たせれば、社会人からでも目指すことは可能ですが、年単位の時間がかかるので注意が必要です。

心理学に関する民間資格

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ここからは、心理学に関連する民間資格についてご紹介します。

  • 臨床心理士
  • 学校心理士
  • 臨床発達心理士
  • 産業カウンセラー
  • メンタル総合心理
  • メンタル心理カウンセラー
  • チャイルドカウンセラー
  • スポーツメンタルトレーナー
  • JADP認定SNSカウンセラー

臨床心理士

臨床心理士とは、臨床心理学に基づいて、心の悩みや病気を抱える相談者のサポートを行います。公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が資格を運営しています。

難易度 中~高
合格率 60〜65%
受験資格 ・4年制大学+指定大学院の修了
・臨床心理士養成に関する専門職大学院の修了 など
合格までの期間 1~3か月

試験の合格率は比較的高めですが、指定大学院の修了が必要です。社会人から目指すと数年はかかることを留意しておきましょう。

学校心理士

学校心理士は、学校において、心理学的な支援やサポートを行う専門家です。一般社団法人学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会が、資格を運営しています。

難易度
合格率 60%程度%
受験資格 ・大学院修了かつ5年以上の実務経験
・公認心理士の資格の保持者 など
合格までの期間 1~2か月程度

受験には、教育系大学などの4年制大学の修了と大学院の修了が必要なほか、5年以上の実務経験が必要になるなど、社会人にとっては受験の条件が厳しくなっています。しかし、条件さえ満たせれば、1~2か月の勉強でも合格が目指せる資格です。

関連記事スクールカウンセラーとは?なるには?仕事内容や役立つ資格を紹介

臨床発達心理士

臨床発達心理士は、発達段階に応じて、心理的観点から最適な支援を行なう専門家です。一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構が資格を運営しています。

難易度
合格率 65%程度
受験資格 ・発達心理系の大学院修了
・4年以上の臨床経験 など
合格までの期間 2~3か月程度

臨床心理士になるには、発達心理学を専攻する大学院で指定科目を履修している必要があり、そうでない場合でも4年以上の臨床経験を経た後の受験となります。勉強時間は2~3か月程度ですが、社会人がこれから目指そうとするにはややハードルが高いでしょう。

産業カウンセラー

産業カウンセラーとは、さまざまな環境下で働く労働者の悩みや問題を解決するために、相談、支援を行う専門家です。一般社団法人日本産業カウンセラー協会が資格を運営しています。

難易度
合格率 60%~70%程度
受験資格 ・協会が認定する講座を修了した者
・4年制大学での指定科目の履修 など
合格までの期間 1年程度

産業カウンセラーになるための条件に、協会が認定する講座の受講があり、6か月または10か月のコースのどちらかを受けなければなりません。そのため、資格取得には時間がかかるものの、試験自体の難易度は比較的高くなっています。

メンタル総合心理

メンタル総合心理は、心理カウンセラーになるために、JADP認定メンタル心理カウンセラー®資格と上級心理カウンセラー資格が取得できる、キャリカレの講座です。心理カウンセラーとしての独立など、将来の選択肢が広がります

難易度
合格率 非公開
受験資格 ・協会が認定する教育機関でのカリキュラム修了
合格までの期間 4か月程度

合格率は非公開ですが、わずか4か月程度の勉強時間が目安となっており、比較的難易度は低い資格です。キャリカレの講座を受講していれば、万が一不合格だった場合でも何度でもチャレンジできるので、根気強く挑戦できます。

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メンタル心理カウンセラー

メンタル心理カウンセラーとは、心理学の基礎やカウンセリング能力を身につけ、心理カウンセラーとして活躍できる能力を証明する資格です。一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が資格を運営しています。

難易度
合格率 非公開
受験資格 ・協会が認定する教育機関でのカリキュラム修了
合格までの期間 2か月程度

大学や大学院を履修する条件がないため、誰でも心理カウンセラーへの道に挑戦できます。勉強時間も2か月程度と、短時間で合格を目指せるため、社会人から心理カウンセラーを目指す人にはおすすめの資格です。

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チャイルドカウンセラー

チャイルドカウンセラーとは、JADPが運営する、子どもの心に寄り添う専門家としての資格です。

難易度
合格率 非公開
受験資格 ・協会が認定する教育機関でのカリキュラム修了
合格までの期間 4か月程度

いじめや不登校などの問題を抱えた子どもたちへのケアは、学校をはじめ様々な場面で必要とされているため、チャイルドカウンセラーのニーズは高まっています。わずか4か月の勉強で合格を目指せるため、初心者からでも目指しやすい資格です。

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スポーツメンタルトレーナー

スポーツメンタルトレーナーとは、スポーツ選手の悩みや課題を、メンタル面から支える資格です。JADPが運営しており、キャリカレの講座の活用で、取得が目指せます。

難易度
合格率 非公開
受験資格 ・協会が認定する教育機関でのカリキュラム修了
合格までの期間 3か月程度

スポーツメンタルトレーナーで学ぶスポーツ心理学は、スポーツの世界だけでなく、職場でのメンタルケアにも活かせるので、さまざまな場面で活躍が期待できます。心理学やスポーツの経験は不要のため、40~50代からでもチャレンジ可能です。

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JADP認定SNSカウンセラー

JADP認定SNSカウンセラーは、SNSを活用して、悩みや問題を抱えている人の相談を受け、解決までのアドバイスや支援を行うための資格です。

難易度
合格率 非公開
受験資格 ・協会が認定する教育機関でのカリキュラム修了
合格までの期間 2か月程度

SNSの普及により、個人だけでなく、自治体や企業からも需要がある資格です。独立開業も可能なので、将来を見据えたスキルアップに最適な資格として、社会人からチャレンジする人も増えています

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【未経験から目指せる】心理カウンセラーになるには?

【未経験から目指せる】心理カウンセラーになるには? のイメージ画像

心理カウンセラーは、未経験からでも目指せる職業です。心の悩みや問題を抱え、ケアを必要とする人は年々増加しており、ニーズも高まっています。

ここからは、将来、心理カウンセラーとして活躍したいという人向けに、3つのポイントについて解説します。

就きたい分野の資格を取得する

先にご紹介したとおり、心理学を活かせる資格は多種多様です。心理カウンセラーとして働ける職場も、医療関係や福祉関係、教育、司法、産業など、多岐にわたります。

そのため、思い通りのキャリアを築きたいなら、自分が働きたいと思う分野の資格取得を目指すといいでしょう。教育現場で働きたいなら「スクールカウンセラー」、一般企業で働きたいなら「産業カウンセラー」などのように、適切な資格を持っていれば、就職や転職にも有利になります。

関連記事心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?
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心理カウンセラーの年収・給与

心理カウンセラーが一般企業で働く場合、年収は約300~400万円が一般的です。非正規雇用やフリーランスとして働く場合は、複数の企業を掛け持つケースもあり、固定給ではなく時給や報酬制など、頑張り次第で高収入も目指せます。

独立開業した心理カウンセラーのなかには、年収1

,000万円以上という人も居ます。働き方によって収入もさまざまなので、どれくらい稼いでいきたいのかも考えておくといいでしょう。
関連記事心理カウンセラーの給料・年収・収入はどれくらい?

心理カウンセラーが収入を上げる方法

心理カウンセラーとして高収入を得たいなら、取得難易度が高い資格にチャレンジするのも1つの方法です。取得の難しい専門性の高い資格を持っていれば、高待遇の仕事を探せる可能性が高まります。

また、公認心理師や臨床心理士などの公的に認められている資格を持っている場合、資格手当などを支給している企業もあります。資格によっては、高度な知識・スキルの証明となり、信頼の獲得にもつながるでしょう。

心理学の資格の取得方法

心理学の資格の取得方法 のイメージ画像

心理学に関連する資格を取得するには、さまざまなルートがあります。挑戦する資格によっても異なるため、しっかり把握しておきましょう。

心理系大学で学ぶ

心理系の大学では、心理学についての専門性が高められます。国家資格の公認心理士など、難易度の高い資格の条件にもなっているため、より高いレベルの心理カウンセラーとして活躍が期待できます

ただし、時間的な拘束が大きいほか、費用がかかってしまうのが難点です。40~50代の社会人が今から目指そうとするには、ハードルが高いかもしれません。

民間の心理系スクールで学ぶ

仕事や家庭と両立して学習を進めたいなら、民間の心理系スクールに通う方法もあります。キャリアコンサルタントや産業カウンセラーなどは、民間スクールから取得が目指せます。

民間スクールで学ぶ場合も、ある程度の時間と費用がかかります。また、講師の質やカリキュラムの内容など、自分に合っているか、心理カウンセラーとして実践的なスキルが学べるかをしっかり見極めるのも大事です。

独学で学ぶ

すぐに勉強を始めたい場合、独学という方法もあります。学びたい分野の参考書やテキストを購入するだけで気軽に始められ、時間的な拘束もありません。自分のペースで進められるので、仕事や家庭との両立もしやすいでしょう。

ただし、1人で学習しているとモチベーションが維持しにくいため、挫折しやすいのはデメリットです。また、難易度の高い資格の場合、独学では受験の条件を満たせないケースがほとんどです。

通信講座で学ぶ

なりたい心理カウンセラーの分野に合わせて、通信講座を活用する方法なら、自宅で空いた時間を使って効率的に学べます。未経験の人向けの講座も多いため、難易度の低い資格からチャレンジしつつ、少しずつスキルを身につけていきたいという人におすすめです。

とくに資格のキャリカレなら、初心者向けの分かりやすい教材を活用し、資格取得に特化したカリキュラムで学習を進められます。自分1人よりも効率的な学習ができるでしょう。

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まとめ

昨今、仕事や人間関係などのストレスで心の悩みや病気を抱えている人が増えており、心理学を活かして心のケアに取り組む専門家のニーズが高まっています。「将来を見据えて手に職をつけたい」「就職・転職したい」と考えている人は、心理学を学んで心理カウンセラーなどを目指すのもいいのではないでしょうか。

本記事でご紹介した心理学関連の資格や勉強方法などを参考に、自身に合った分野の資格にチャレンジして、将来のキャリア形成にお役立てください。

資格のキャリカレでは、心理学・カウンセラー関連の資格対策講座を多数ご用意しています。学習コストを抑え、短期間で資格取得に必要な知識が学べるので、効率的です。下記の講座一覧から、無料で資料請求できるので、ぜひご活用ください。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部

150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。心理カウンセラーは、悩みをもつ人の相談に乗って解決に導く仕事として、人気の高い資格です。心理カウンセラーの詳細や資格試験の詳細、資格の魅力などの最新情報をお伝えしています。

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