FP3級の合格率は?
難易度や試験内容・勉強方法も解説

FP3級の合格率は?難易度や試験内容・勉強方法も解説

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。

FP(ファイナンシャルプランナー)3級は、きんざいと日本FP協会の2機関が実施しています。機関によって試験内容が異なるため、どちらを受けるべきなのか、難易度は違うのかと、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、FP3級試験を実施する2機関の具体的な違いや、それぞれの難易度を詳しく解説します。他の資格との比較や、おすすめの勉強方法も参考にしてください。

目次

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FP3級試験を実施する「きんざい」と「日本FP協会」とは?

FP3級試験を実施する「きんざい」と「日本FP協会」とは?

FP3級試験は、「金融財政事情研究会」(以下:きんざい)と「日本FP協会」の2機関で受験できます。
まず、各機関の概要について解説します。

2つの指定機関で試験を受けられるようになったわけ

もともと、きんざいでは「金融渉外技能審査」(金財FP)、日本FP協会ではCFP・AFPの資格認定を、それぞれの機関で独自に行っていました。

2001年(平成13年)に、職業能力開発促進法が一部改正され、民間機関が技能検定を担う「指定試験機関制度」が確立されました。
翌年、制度の対象職種にFPが加えられたことから、それまで資格認定を行っていた2機関が実績を認められ、複数指定試験機関方式を採用し、どちらの機関でもFP試験が受けられるようになったのです

「きんざい」と「日本FP協会」の違い

きんざいと日本FP協会では、FP試験における学科試験は共通ですが、実技試験で受験できる科目が異なるという違いがあります。

2機関共通の学科試験である、検定の範囲は

・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続、事業承継

です。

実技試験では、以下のような違いがあります。

【きんざいの実技】
個人資産相談業務(金融資産、不動産、贈与・相続、ライフプランニング、年金、税金など)または保険顧客資産相談業務(保険に特化した内容)のうち、受検者が選択した方の問題が5題15問出題され、50点満点中30点以上の得点で合格です。

【日本FP協会の実技】
資産設計提案業務(個人資産相談業務とほぼ同じ内容)に関する問題が20問出題され、100点満点中60点以上の得点で合格です。

FP試験に合格した証しとなる合格証書は、2機関でデザインが若干異なりますが、合格の価値は全く変わりません
2級・1級FP試験や、AFP・CFP試験を受ける際の条件としても、どの科目の受験でも有効です。

また、両機関は試験会場が異なりますが、試験日時は同じです。

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FP3級はどっちで受けるべき?

FP3級試験を、きんざいと日本FP協会のどちらで受けるかは、どの実技試験を受けるかで決めると良いでしょう。
実技試験の過去問題は、それぞれの機関のホームページで公開されていますので、実際に解いてみて自分に合った科目を選ぶのも一つの方法です。

FP協会の実技試験は出題範囲が幅広い一方で、きんざいの実技試験は難易度が若干高い傾向が見られます。

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FP3級の受検料金について

FP3級の受検料金について
等級 試験種類 受検手数料
(非課税)
3級 学科と実技 8,000円
学科 4,000円
実技 4,000円

FP3級の受検料は、学科試験が4,000円、実技試験が4,000円の計8,000円です。FP3級・2級では、FP協会ときんざいで受検料の差はありません。

ただし、FP1級はFP協会ときんざいで受検料が異なります。

FP協会は実技のみの試験で20,000円、きんざいは学科試験が8,900円、実技試験が28,000円の計36,900円となっています。

FP3級の試験内容と難易度はどのくらい?

FP3級の試験内容と難易度はどのくらい?

FP3級は基本の学習をしっかりと行っておけば、比較的受かりやすいといわれています。
FP3級の合格率は、日本FP協会では学科・実技ともに75%以上であり、他の国家資格と比べても高い水準にあります。

ただし、誰でも合格できるわけではない、という点を十分に理解しておきましょう。

試験はきんざい・日本FP協会という2つの実施元で分かれており、学科試験については大きな差はありませんが、実技試験については難易度に差が出ているのが実情です。

ここからは、FP3級の試験内容や難易度について見ていきましょう。

実技の試験で覚えることはなに?

FP3級の実技試験では、日本FP協会ときんざいで内容が異なることを解説しました。

実技試験の対策として、各試験で出される頻度が多いテーマを覚えておくと、同じような出題パターンであることが分かってくるでしょう。
そのためには、過去問を徹底的に解くのが重要な対策です。

個人資産相談業務では、学科試験の範囲となっている金融資産、不動産、相続・贈与、年金、税金などの幅広い知識が問われます。

保険顧客資産相談業務は、保険に特化した科目ですので、保険関係の仕事に就きたい人が選択することをおすすめします。

資産設計提案業務は、個人資産相談業務とほぼ同じ試験範囲です。

FP3級の学科・実技の合格率はどのくらい?

FP3級の学科・実技の合格率はどのくらい?

他の試験と比べると取得しやすいFP3級ですが、実際の合格率はどれくらいなのでしょうか。学科と実技それぞれの合格率を紹介します。把握しておきたい合格点や科目ごとの配点にも注目です。

学科と実技それぞれの合格率

FP3級全体の合格率は70%前後ですが、学科試験と実技試験それぞれの合格率は以下のとおりです。日本FP協会ときんざいそれぞれの合格率の推移をみていきます。

【日本FP協会 FP3級合格率】

試験年 試験月 学科試験 実技試験
2024年 4月〜9月
(CBT試験)
86.2% 85.8%
1月 83.14% 86.56%
2023年 9月 74.78% 77.67%
5月 88.25% 86.83%
1月 85.25% 88.34%
2022年 9月 80.78% 84.44%
5月 83.37% 90.33%
1月 87.01% 90.75%
2021年 9月 84.69% 80.50%
5月 83.25% 76.65%
1月 87.92% 86.53%
2020年 9月 89.64% 88.04%
5月 中止
1月 85.34% 79.45%

参考:過去の試験結果データ|日本FP協会

【きんざい FP3級合格率】

試験年 試験月 学科試験 実技試験<個人>(※1) 実技試験<保険>(※1)
2024年 4月〜9月
(CBT試験)
47.63% 66.67% 47.19%
5月※2 52.55% 57.14% 45.55%
1月 46.40% 55.64% 44.79%
2023年 11月〜2月
(CBT試験)
72.92% 79.80% 49.87%
9月 37.19% 62.29% 55.30%
5月 54.13% 61.58% 58.91%
1月 56.00% 67.56% 40.05%
2022年 9月 43.41% 58.23% 43.28%
5月 49.03% 62.24% 45.64%
1月 62.52% 53.14% 39.53%
2021年 9月 53.31% 43.25% 48.68%
5月 47.81% 59.63% 47.76%
1月 63.75% 58.63% 56.01%
2020年 9月 69.28% 35.28% 56.20%
5月 中止
1月 65.43% 50.22% 48.19%

参考:試験結果|一般社団法人 金融財政事情研究会
※1 実技試験<個人>:個人資産相談業務、実技試験<保険>:保険顧客資産相談業務
※2 激変緩和措置による試験

日本FP協会の試験よりも、きんざいの試験の合格率がやや低い理由は、法人単位で申し込んで受検する受検者が多いことや、実技試験の専門性が高いという理由が考えられます

ちなみに、FP3級は2024年度よりCBT方式に移行しています。 CBT方式とは、コンピューターを利用して実施する試験のことです。

CBT試験には、試験会場で行うテストセンター型と自宅など任意の場所で行う自宅型がありますが、FP3級のCBT試験はテストセンター型です。

気になる合格点・配点は?

FP3級試験の合格点と配点は、次のようになっています。

試験科目 実施団体 科目 配点 合格点
学科 共通 60 36
実技 日本FP協会 資産設計提案業務 100 60
きんざい 個人資産相談業務 50 30
保険顧客資産相談業務 50 30

学科試験は、日本FP協会ときんざいで共通の内容ですので、どちらで受検しても配点基準や合格ラインは同じです。 ◯×式問題と三答択一式問題が、それぞれ30問ずつ出題されます。

各分野から均等に出題されているため、どの分野もまんべんなく勉強するようにしましょう。

実技試験は、資産設計提案業務は1問5点で計20問出題されます。個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務は、3点が10問・4点が5問で計15問出題されます。

両方合格してから技能士に認定される

FP試験では、どの級でも学科と実技の両方に合格して、初めて技能士として認定されます。

どちらか一方が不合格になってしまった場合は、次回以降の有効期限内に受検の出願をする際、「一部合格の免除申請」を行う必要があるのです。

こうすることで、不合格になった科目のみを受検できます。

免除申請の方法は、合格した際の一部合格番号を、受検申請書に記入します。
ここで記入を忘れてしまうと、学科もしくは実技どちらか片方のみの受検者とみなされ、免除扱いとは異なってしまいます。

後日手続きしなくてはいけなくなるため、忘れずに記入しましょう。

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FP2級の合格率の推移を紹介!必要な勉強時間や受検資格は?

FP3級以外の資格と難易度を比較

FP3級以外の資格と難易度を比較

FP3級は2級や1級と比べて、どれくらい難易度が違うのか気になりますよね。3級・2級・1級それぞれの合格率を比較してみましょう。

また、ほかの資格とも比較することで、FP3級の難易度がさらに想像しやすくなります。FPと同じく人気のある、日商簿記3級と宅地建物取引士との難易度の違いをそれぞれ紹介します。

FP2級や1級との難易度の違い

FP資格が就職や転職に有利とされているのは2級以上です。これは、難易度の高さが理由のひとつと考えられます。同時期に行われた、3級・2級・1級の合格率の違いは以下のとおりです。

実施団体 学科試験 実技試験
3級
(2024年4月〜9月:CBT試験)
日本FP協会 86.2% 資産設計提案業務:85.8%
きんざい 47.63% 個人資産相談業務:66.67%
保険顧客資産相談業務:47.19%
2級
(2024年9月)
日本FP協会 47.1% 資産設計提案業務:56.5%
きんざい 19.00% 個人資産相談業務:44.44%
中小事業主資産相談業務:24.35%
生保顧客資産相談業務:36.74%
損保顧客資産相談業務:61.60%
1級
(2024年9月)(※)
きんざい 15.95% 資産相談業務:88.21%

※1級の学科試験と実技試験の両方を行っているのはきんざいのため、きんざいのみのデータを紹介しています。
参考:FP技能士の取得者数及び試験結果データ|日本FP協会
参考:試験結果|一般社団法人 金融財政事情研究会

日本FP協会ときんざいで合格率の違いはありますが、級が上がるにつれて合格率は低くなっていることがわかります。

資格取得のために必要な勉強時間においても、3級が30〜100時間程度が目安に対して2級は150〜300時間、1級は450〜600時間必要です。

級が上がると勉強時間が多く必要なことに加えて合格率が低くなっており、難易度が高くなると理解できます。

日商簿記3級との難易度の違い

日商簿記3級の合格率(2024年11月回)は29.5%です。過去の合格率から見ると、おおよそ45%となっており、FP3級の70%前後と比べると難易度は高くなっています。

FP3級に必要な勉強時間が30〜100時間に対して、日商簿記3級は60〜120時間と、勉強時間を多く確保する必要があるでしょう。

しかし、日商簿記もFPと同様、就職や転職に有利なのは2級からです。まずはどちらかの2級に挑戦して、その後ダブルライセンスを狙うと、就職や転職により役立ちます。

FPと日商簿記のダブルライセンスは、法人営業のある職種に有利です。FPでは個人に対するお金の知識が習得できることに対して、日商簿記は法人営業に必要とされる企業会計や法人税務などが学べます。両方の資格があることで、お金に関する法人営業での大きな強みとなるでしょう。

ちなみに、2024年11月回の日商簿記2級の合格率は28.8%、日商簿記1級の合格率は15.1%です。

宅地建物取引士との難易度の違い

宅地建物取引士の合格率(2024年10月実施)は18.6%となっています。
FP3級の70%前後と比べて難易度は高く、ほかの資格と比較しても取得するのが難しい資格のひとつです。

ちなみに、FPと宅地建物取引士の資格は、試験範囲に共通する部分があります。FPにも不動産の知識が必要とされており、宅地建物取引士の知識として役立つのです。宅地建物取引士取得のために取り組んだ勉強は、FPに共通する分野の勉強時間を削れます。

両方の資格があれば、不動産購入の相談を受けた際に、FP観点と宅地建物取引士観点の両方から住宅ローンプランのアドバイスが可能です。このことから、FPと宅地建物取引士のダブルライセンスは、FP業務においても有効に働きます。

FP3級に独学で合格するポイント

FP3級に独学で合格するポイント

独学でFP3級の合格を目指すなら、スケジュール管理が大切です。途中で挫折しないためにも、落ち着いて勉強へのモチベーションを保ち続けられる環境づくりや、効率の良い勉強の進め方を押さえておきましょう。

独学で合格するためのスケジュール

FP3級は、受検の年齢制限も設定されておらず、実務経験や資格も問われません。
FP3級の試験は、基本的な知識を問う問題が中心であるため、独学でも十分合格を狙える試験です。

FP3級の試験合格を目指すための勉強時間は、一般的には80時間から150時間ほどが目安だとされています。

例えば、1日に2時間勉強すると想定した場合、勉強期間は2ヶ月から3ヶ月ほどです。
FP3級の勉強スケジュールを立てる際には、自分が1日あたりで勉強できる時間数を考慮し、勉強期間を決めることが重要です。

試験日から逆算し、計画的に学習を進められるスケジュールを立てましょう。

独学で合格するための勉強のポイント

FP3級の出題範囲となる科目は6科目あります。 試験方法はCBT方式であり、文章の記述や口述などの難しい対策は必要ありません。 そのため、いずれの科目もまんべんなく過去問や問題演習を活用して勉強することがポイントとなります。

FP試験は学科試験と実技試験がありますが、実技試験は学科試験に比べて応用的な出題になります。

まずは学科試験に注力して基本的な知識を押さえましょう

また、独学の場合は一人でスケジュールを立てて学習しなければならないため、モチベーションを維持することが難しいという人も中にはいます。

そのため、学習目的を明確にし、勉強に合わせた環境づくりをすることが大切です。

もし勉強の習慣が身に付いていないという人は、10分程テキストを読み進めるなど、小さなステップから始めることも効果的でしょう。

FP試験の独学については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、合わせてチェックしてみましょう。

関連記事FPは独学で合格可能?注意点やメリット、デメリットまで徹底解説

FP3級合格者の年齢や業種の傾向は?

FP3級合格者の年齢や業種の傾向は?

FP3級の試験は、どのような人が受け、合格を勝ち取っているのでしょうか。

FP3級の試験は、年齢制限や実務経験などの受検資格はありませんので、誰でも受検することができます。
このため、幅広い年齢層の人々が、各自の目的や目標を持って試験に臨むのです。

例えば、社会人であれば、仕事のスキルアップや業務知識を増やすため、また副業や独立を計画していることもあります。

学生の場合は、就職に有利となるよう、またFPの知識が必要な職種であれば、必須項目として勉強しなければいけません。

近年では、主婦の受検も増加していますが、これは家族のマネープランを立てるのに役立つためです。

住宅の購入時におけるローンや子供の進学費用、老後の生活費、自分に適した生命保険など、FP3級で学ぶ内容は、そのまま家庭生活に直結していると言っても過言ではないほどです。

このように、仕事面だけでなく生活面でも役立つ知識であることが、FP3級の試験に対する注目度が高まっている要因と言えるのです。

関連記事FP(ファイナンシャルプランナー)2級試験に必要な受験資格とは?
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FP3級を取得するメリットとは

FP3級を取得するメリットとは

FP3級は、FPの入門編と言える試験内容です。
はじめてFPの勉強をする人にとって、基礎知識が身についているかどうかを確かめられます。

FP3級で出題される内容は、暮らしに直結した内容も多く、年金・相続・生命保険など人生のターニングポイントにおいて悩む人が多い問題点も大きく関係しています。

主婦の方でFP3級の知識があれば、適切な対処法が取れるのがメリットです。

近年、FP3級を受験する学生の方も増えており、年代を問わずお金の管理に関心を持つきっかけになるケースも多くなっています

お金に関する知識が身につく

FP3級は、幅広いジャンルのお金に関する基礎力を試すことができる試験です。

FP技能試験は国家資格という権威ある資格ではありながら、3級試験の内容はいたって基本的であり、理解することが難しい事柄はそれほどありません。

また、「貯蓄・ローン・保険のことはある程度わかっていても、投資や税金のことは知らない」といった知識の偏りがある方が、FP3級試験に向けた勉強をすると、お金に関する基本的な知識を幅広く身につけることが可能なのでおすすめです

FP3級試験は、お金の管理方法や社会ルールに則したお金の扱い方を学んでおきたいという、若年層・学生にもぴったりの資格試験といえます

FP2級の受験資格を得られる

きわめて基本的なレベルのFP3級に比べて、就職・転職にも有用性が高いとされているのがFP2級です。

お金に関する基礎知識が備わっていることの証となるFP3級は、FP2級試験の受験資格でもあります。

そのため、実際にFPを職業にしたい方や、FP資格を職場で生かしたい方は、FP2級取得の前段階としてFP3級に合格しておくことがおすすめです

スキルアップの第一歩とするために、まずはFP3級試験合格を狙ってみてはいかがでしょうか?

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FP3級試験に効率よく合格するには?

FP3級試験に効率よく合格するには?

FP3級の合格を目指すには、基本的な知識のマスターを最重要課題として取り組みましょう

とはいえ試験範囲が幅広いため、勉強を始めたばかりの段階ではどこから手をつけたらいいのか迷ってしまうかもしれません。

この場合には、まずテキストを一通り読み、その後問題集を解き、過去問題を解いてテキストで再度知識を深めるのが効果的です。

年月が経っているテキストでは、随時変更される法令に対応できなくなるため、最新版のテキストを使いましょう

過去問題は、本番と同じ時間設定で行うのが効果的ですが、1回分を解くのに3時間かかります。

これに、答え合わせや見直しの時間を含めると、4時間ほど見ておきたいものです。
過去に出題された問題は、繰り返し出される可能性が高いため、見直しをきちんと行うことで知識を増やせるようになります。

市販されているFP3級対策テキストは、きんざい・日本FP協会どちらの試験にも対応しています。

中身を一通り確認してみたうえで、自分が理解しやすいと思えるテキストを選びましょう。

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FP3級を取得するおすすめの方法

FP3級を取得するおすすめの方法

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よくある質問

  • Q1. FP3級試験の合格率はどれくらいですか?

    日本FP協会の合格率は学科・実技ともに75%以上、きんざいは学科の合格率が低めで約47%ですが、実技は合格しやすい傾向にあります。

  • Q2. FP3級を「きんざい」と「日本FP協会」のどちらで受けるべきか迷っています。どう選べば良いですか?

    どちらを選ぶかは実技試験の科目によって決めると良いでしょう。きんざいでは個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務から選べ、難易度はやや高めです。日本FP協会は資産設計提案業務を出題し、範囲は広いですが、合格しやすいとされています。

  • Q3. FP3級試験の合格基準は何ですか?

    学科試験は60点満点中36点以上、実技試験は日本FP協会が100点満点中60点以上、きんざいが50点満点中30点以上で合格となります。

  • Q4. FP3級の学科試験はどのような内容ですか?

    FP3級の学科試験では、ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野から出題されます。範囲は広いため、各分野を均等に学ぶことが大切です。

  • Q5. FP3級の実技試験で重要なテーマは何ですか?

    個人資産相談業務では金融資産、不動産、相続・贈与、年金、税金などの幅広い知識が問われます。また、保険に特化した保険顧客資産相談業務もあり、保険業務を考えている方には有用です。

  • Q6. FP3級の試験料はどのくらいかかりますか?

    FP3級の受験料は学科試験が4,000円、実技試験が4,000円で、合計8,000円です。きんざいと日本FP協会の間で料金差はありません。

  • Q7. FP3級の試験でCBT方式を導入した理由は何ですか?

    CBT方式(コンピュータ試験方式)は、より効率的な試験実施を目的として導入されました。これにより、試験会場の選択肢が広がり、受験者の負担が軽減されると期待されています。

  • Q8. FP3級試験に向けた独学のポイントは何ですか?

    独学でFP3級を目指す場合、スケジュール管理と過去問を解くことが重要です。特に学科試験の範囲をまんべんなくカバーし、実技試験は過去問をしっかりと練習することで応用力をつけましょう。

  • Q9. FP3級を取得することでどのようなメリットがありますか?

    FP3級を取得すると、金融や税務、不動産に関する基本的な知識が身に付き、家庭や仕事での資産管理に役立ちます。また、FP3級は2級や1級に進むための基礎としても重要なステップです。

  • Q10. FP3級を取得することで、どのようなキャリアアップに繋がりますか?

    FP3級を取得することで、金融機関や保険業界、住宅関連業界などでのスキルアップが図れます。特に、個人のライフプランを立てることができる知識が求められる職場で重宝されます。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部

150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。ファイナンシャルプランナー(FP技能士)は税金・保険・などの知識を持ち、ライフプラン設計を行う専門家です。ファイナンシャルプランナー(FP技能士)試験の詳細や試験対策をはじめ、魅力や最新情報をお伝えしています。

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