行政書士試験の難易度・合格率は?必要な学習時間は?

行政書士試験の難易度・合格率は?必要な学習時間は?

行政書士試験は士業のなかでは難易度がそれほど高くないと言われていますが、実際はどのくらいの難易度なのでしょうか。ここでは、行政書士試験の難易度・合格率を司法書士試験と比較しながらわかりやすくご紹介。行政書士試験合格に必要な勉強時間も併せて説明します。

目次

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行政書士試験の難易度・合格率は?

行政書士試験の難易度・合格率は?

行政書士試験はどのくらいの難易度があるのでしょうか。まずは、合格率を紹介していきましょう。

行政書士試験の合格率は約11%

行政書士試験の合格率は10~15%で推移しています。
平成28年度までは合格率が10%を下回る年もありましたが、令和元年から令和4年にかけては合格率が10%を上回っています。

合格率の推移

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和4年度 47,850人 5,802人 12.1%
令和3年度 47,870人 5,353人 11.2%
令和2年度 41,681人 4,470人 10.7%
令和元年度 39,821人 4,571人 11.5%
平成30年度 39,105人 4,968人 12.7%
平成29年度 40,449人 6,360人 15.7%
平成28年度 41,053人 4,084人 10.0%
平成27年度 44,366人 5,820人 13.1%
平成26年度 48,869人 4,043人 8.3%
平成25年度 55,436人 5,597人 10.1%

参考:一般財団法人 行政書士試験研究センター(最近10年間における行政書士試験結果の推移)

行政書士試験の難易度

行政書士試験は毎年のように合格率が変動していますので、難易度は試験を受ける年度によってわずかに異なると言えるでしょう。
その理由には、行政書士試験は合格基準点によって合否が決まる絶対評価が採用されていることが挙げられます。
合格できるかできないかといったレベルの実力で受験すると、受験年度によっては不合格になってしまうこともありえるでしょう。

そもそも行政書士とは

まず、行政書士がどのような資格なのかについて見ていきましょう。
行政書士とは、他者から依頼を受け、都道府県庁をはじめとする官公庁へ提出をする、許認可申請を行うための書類の作成と提出が認められている国家資格です。

顧客の立場からすれば、自身で官公庁へ提出する書類の作成や提出を行うことは非常に煩雑です。
そこで、行政書士に報酬を支払うことで、自分の代わりにこれらの書類作成から提出までを依頼することができます。

行政書士の資格を取得できれば、独立開業を目指すことができるというのが大きなメリットとなりますが、その他一般企業へ就転職を行う場合も有利に働きます。

行政書士になるためには、行政書士試験の合格が条件となっています。

行政書士試験と他資格との難易度比較

行政書士試験と他資格との難易度比較

行政書士試験の難易度を理解するために、他資格との比較について見ていきましょう。
他資格と比較することで、行政書士試験の難易度が体感的に理解できるようになります。
ここでは、司法試験・社労士・宅建士・公務員試験で比較を行います。

行政書士試験と司法書士試験の難易度比較

行政書士を目指す人のなかには、司法書士を取得するべきか悩む人も多くいらっしゃいます。
司法書士も法律を用いた業務を行うため国家資格が必要です。
司法試験に合格すると、弁護士や裁判官、検察官になることが可能です。

行政書士試験と司法試験の難易度を比較した場合、圧倒的に司法試験の方が難易度は高いといえます。

まず、資格試験の内容や出題範囲に大きな差があります。
行政書士試験では憲法・行政法・民法・商法の4科であるのに対し、司法書士試験の場合には行政法を除く、憲法・民法・商法に刑法が加わり、商業登記法、不動産登記法、民事訴訟法、供託法などからも出題があります。

出題範囲が広いだけでなく、口述試験もあることから難易度が上がり、司法書士試験の合格率は約3%しかありません。
司法試験は、国家資格のなかでは最難関といわれており、合格に必要な勉強時間は最低3,000時間程度必要とされています。
また、一度で合格できないケースが多々あり、その場合は何度も受験を重ねている人が多いというのが実情です。


一方、行政書士試験の合格率は10%ほどです。
そのため、行政書士の難易度は、司法書士試験のように高くはないと言えるでしょう。
働きながら勉強をしている人でも、努力次第では1年目で合格が可能です。

したがって、最終的には司法書士を目指していても、まずは行政書士試験の合格を目指すとスムーズだと言えます。

行政書士試験と社労士(社会保険労務士)試験の難易度比較

社労士(社会保険労務士)は、社会保険・労務管理などを専門とする資格です。
社労士試験の受験者の多くは、社会人として働きながら勉強し試験にトライする人が多いのが特徴です。

社労士の試験は、行政書士試験にはない受験資格が存在します。学歴もしくは実務経験のいずれかが必須要件となっており、この要件を満たしていなければ受験資格が与えられません。

合格率は、社会保険労務士よりも行政書士のほうが高く、学習時間も行政書士の方が短く済みます。
また、社労士試験は全問マークシート方式となっていますが、記述問題がないからといって決して易しい試験というわけではありません。
正確な暗記力が試される試験となっており、1度で合格できる人は少数となっています。

行政書士試験と宅建士(宅地建物取引士)試験の難易度比較

宅建士は、不動産取引などの場面で重要事項説明が認められている国家資格です。
行政書士試験と宅建士試験の比較をすると、合格率は宅建士の方が高く、必要な勉強時間も短いです。
宅建士は、不動産業界で働いている人や独立を考えている人が、社会人として働きながら勉強し、合格を目指すケースが多いのが特徴です。

宅建士は働きながらであっても、仕事との両立もしやすいですが、行政書士の試験は、勉強時間をしっかりと確保できれば4ヶ月程度、あまり勉強時間が取れない場合は、多めに見積もって概ね1年程度は学習時期間が必要となります。

宅建士試験はすべてマークシート方式を採用しており、試験問題も行政書士試験と比べると少なめなので、取り組みやすい試験といえます。

行政書士試験と公務員試験の難易度比較

行政書士試験と公務員試験の難易度の比較についてみていきましょう。
一般的に行政書士と公務員の試験では、難易度はほぼ同程度といわれています。
ただし、人によって科目による得意・不得意があるため、一概には比較できないのが実情です。

公務員試験の特徴は、試験範囲が膨大であるという点です。
さまざまな科目についてまんべんなく取り組む必要があるため、インプットに時間がかかります。

行政書士試験は、公務員試験よりも学習範囲は狭いものの、法律については正確な理解と深い知識が試されます。

また、公務員には特任制度というものが用意されています。
具体的には、公務員として17年以上勤務すれば、行政書士の試験を受験せずとも、自動的に行政書士として登録が可能になるのです。

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行政書士の難易度が高い3つの理由

行政書士の難易度が高い3つの理由

行政書士試験の合格率は10~15%程。難易度が高い理由を詳しく説明していきます。

1. 行政書士は人気の資格

行政書士は司法書士のような難易度をもつ資格ではありません。
そのため、挑戦してみようと考える人が多いと言えるでしょう。
資格スクールや通信講座などでも人気があり、過去5年間では20万人以上が受験している資格です。

2. 受験資格が必要ない

行政書士試験には特別な受験資格が設けられていないため、誰でも挑戦できる公平な資格として知られています。
しかしながら、仕事や家事をしながら行政書士資格の取得を目指すと、勉強時間が十分に取れないこともあるでしょう。

学習途中で試験日を迎えてしまうことも珍しくなく、実力を確認するためだけに受験をする人も見られます。
択一問題も多いため、とりあえず受けてみようと考える人は多いものです。
合格率は「合格者数÷受験者数」で計算される数字ですので、気軽に受験した人が合格率を下げている可能性も否定できません。

関連記事行政書士試験の受験資格規定は?試験内容も併せて理解しよう

3. 試験の難易度が高い

行政書士は、独占業務をもつ専門業種として位置づけられています。
独占業務とは、資格を持たない人がその業務を行うと違法となることであり、資格なしに行政書士の業務を行うと、行政書士法によって刑事罰を伴う罰則を受けることもあります。
なぜなら、行政書士は法律を扱う仕事であるからです。

法律を扱うため、社会に対して大きな責任も問われます。
そのため、行政書士には一定の能力水準が求められ、どれだけ多くの受験者がいても合格者の人数をやみくもに増やせないのです。
多くの受験者が合格してしまわないように試験の難易度を上げ、合格率を低くしています。

また、日常生活では聞き慣れない法律の条文や判例といった専門的な内容が問われ、条文を丸暗記するだけでは解けないような内容も出題されるでしょう。
実務で対応する法令を正確に読み解ける力と、それを運用できる能力も必要とされる試験です。

出題範囲も非常に広いため、行政書士試験に合格するためには、非常にたくさん勉強をする必要があるでしょう。
これまで法律を学んだことがない場合には、歯が立たないと感じる人もいます。
60%得点すれば合格できる絶対評価の試験ですが、誰もが簡単に合格できる内容ではないため、しっかりと準備をしてのぞみましょう。

行政書士試験の合格基準は?

行政書士試験の合格基準は?

合格基準

行政書士試験では300満点中180点が取れると合格です。
しかし、どちらかの科目だけで点数を取っている場合には合格となりません。
なお、合格基準は以下のようになっており、3つの条件をすべてクリアすると合格になります。

①行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上(満点の50%以上)である者
②行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上(満点の40%以上)である者
③試験全体の得点が、180点以上(満点の60%以上)である者


(注) 合格基準については、試験問題の難易度を評価し、補正的措置を加えられることがあります。

試験問題

【出題形式】

法令等科目からの出題は、5肢択一式が40問と多肢択一式が3問、記述式が3問です。
一般知識等科目からは多肢択一式のみの14問が出題されます。

5肢択一式は用意されている5つの選択肢のなかから1つを選んで回答する形式で、文章題の穴埋めでは多肢択一式が採用され、1つの設問に対して用意された20個の選択肢の中から正しい答えを4つ選びます。
どちらもマークシート方式で回答しますが、記述方式では40文字以内で回答しなければなりません。

【配点】

配点方法はどちらの科目でも違いはなく、5肢択一式が4点多肢択一式は8点記述式は20点となっています。

記述式の配点を高く設定しており、たった3問の記述式で全体の20%もの得点が得られますので、記述式問題の攻略が合格への鍵を握ると言えるでしょう。

記述式では法律の条文を書くなど、しっかりと覚えていないことには点数が取れない問題が出題されています。
よって、試験範囲はきちんと押さえておくことが大切です。

また、行政書士試験では民法と行政法に全体の65%が配点されています。
民法や行政法をマスターしておくと150点以上も稼げますので、効率よく点数を上げられるでしょう。

試験対策のポイント

試験対策のポイント

ここからは、行政書士試験の対策ポイントを紹介します。

一般知識科目は基準点を目標点にする

一般知識科目は14問出題され、正解率が4割に届かないと不合格になります。
そのため、一般知識科目が基準に届かず不合格にならないように、基準点を目標に設定しましょう。

基準点は24点以上で、問題数に直すと14問中6問以上に正解する必要があります。
一般知識科目では、近年時事問題が多く出題されているので、試験に関わる時事ネタをこまめにチェックしておきましょう。

法令科目は行政法と民法に重点を置いて対策する

法令科目は244点配点されていますが、そのうち188点は民法と行政法です。
行政書士試験では、法令科目の半数以上の点数が取れなければ不合格となってしまいます。

そのため、法令科目の7割ほどを占める民法と行政法は、重点的な対策が必要です。
民法と行政法を中心に学習スケジュールを組み立て、より多くの点数を稼ぎましょう。

とにかくアウトプットを意識した勉強をする

基礎知識を身につけるインプットも重要ですが、本番で本領を発揮するためにはアウトプットがとくに大切です。

インプットが完璧になってからアウトプットに取り組むのではなく、学習を始めた段階から問題集や過去問を活用しましょう。
出題傾向を捉えたうえでインプットし、アウトプットを繰り返すことによって、実践で発揮できる知識を身につけられます。

すきま時間も利用する

行政書士を目指している方のなかには、まとまった学習時間を確保しにくい方、仕事や家事で忙しい方など、時間が限られている方も多いのではないでしょうか。

時間が十分にある方でも、効率よく学習を進めるためには、すきま時間の活用がポイントです。
通勤中や入浴中、寝る前などの時間を上手に使い、インプットとアウトプットを繰り返して、合格に必要な知識を定着させましょう。

模試は必ず受ける

行政書士試験の模試は、可能ならぜひ受けましょう。
試験で実力を発揮するためには、当日までの勉強はもちろんですが、会場の雰囲気に慣れることや時間配分、当日の過ごし方なども重要です。

本番形式の模試で問題を解く順番や時間配分などを体験しておくと、ぶっつけ本番で冷静さを失うリスクが少なくなります。

また、模試の結果も重要な教材です。
得点よりも間違えたところに注目し、試験本番までに苦手をつぶしていきましょう。

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合格に必要な学習時間は?

合格に必要な学習時間は?

それでは、行政書士試験に合格するためには、どれほどの勉強時間が必要なのでしょうか?
ここからは、必要な勉強時間について解説します。

学習時間は500~800時間は確保しよう

行政書士試験の勉強に必要な時間は500~800時間といわれています。
法律を勉強した経験がなく、独学で勉強する場合には800~1000時間程度は見ておくのがいいでしょう。
そのため、計画を立てて勉強を進めることが肝心です。

ただ、出題されやすい内容に的を絞って効果的に学習すると学習時間は大幅に減らせます。
また、行政書士試験はやみくもに勉強するのではなく、合格ラインに達することを目標として勉強を進めるのがいいでしょう。

合格まで2~3年かかることも

行政書士試験は、合格までに平均2回受験する人が多いといわれており、合格に2~3年かかることもあります。
初心者から目指したり、受験した年の難易度が高かったりした場合は、それ以上かかるかもしれません。

合格まで長丁場になることを想定したうえで、地道に勉強を続けることが大切です。
もし1回目の試験が不合格でも、多くの人が複数回受験していることを考えれば珍しいことではないので、あきらめずに2回目にチャレンジしましょう。

行政書士試験に合格するための勉強方法は?

行政書士試験に合格するための勉強方法は?

行政書士試験の合格を目指すには、独学だけでなく予備校や通信講座を利用する方法もあります。
そこで、それぞれの勉強方法について説明していきます。

独学で勉強する

行政書士試験は独学でも合格は可能です。
しかし、初めて法律を勉強する人の場合には、難しいと感じることが多いでしょう。

独学であれば費用を抑えて勉強ができるのがメリットです。
テキストや問題集などの教材費だけですので、3万円程度で行政書士が目指せるでしょう。
思い立ったらすぐに始められるのも独学の魅力で、挑戦したいという気持ちに迅速に対応できます。

独学はすべてを自分で決めることから、計画的に勉強が進められる人にぴったりの方法です。
また、意志が強い人にも向いていると言えるでしょう。
しかしながら、勉強のモチベーションを保つのが難しく、ペース配分が乱れてしまうこともあります。
なかなか勉強が進まず、試験直前に焦ってしまう可能性も高いでしょう。

予備校に通う

学校に通って勉強する時間がある人は予備校に通う方法も選べます。
予備校では行政書士試験に精通した講師による指導が受けられますので、初めて法律を勉強する人でも理解しやすいのがメリットです。
リアルタイムで直接質問ができるのも魅力で、わからない点を速やかに解決できるでしょう。

また、予備校には必要な教材がそろえられており、必要な知識が身につけられます。
法律に関する最新の情報も入手しやすいことから、試験対策も十分に行えるでしょう。

さらに、同じ目標に向かう仲間にも出会えます。
わからないことなどを相談できる相手ができることで、気持ちに余裕が生まれるでしょう。
しかしながら、予備校に通うと数十万円といった費用がかかることが珍しくありません。
さらに、地方などには近くに予備校がないケースも多く、通えないこともあります。

通信講座で勉強をする

通信講座は予備校と同じように教材が充実し、しっかりとカリキュラムが組まれていることがメリットです。
また、自宅や自分の好きな場所で勉強ができますので、近くに予備校がない人や忙しくて予備校に通えないという人にもぴったりでしょう。

通信講座では、DVDやCD、ネット配信で講義を受けます。
聞き逃した場合には何度でも繰り返せますので、理解を深めやすいでしょう。
予備校と比較しても受講料が安く、それほどの負担にもなりません。

勉強のスタイルは独学と似ていますが、講師にメールなどで質問できるケースも多く、わからないところをしっかりと解決できます。
さまざまなサポートも受けられ、高い学習効果を得ることが可能です。

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行政書士を勉強するなら「独学・通学・通信講座」おすすめはどれ?

行政書士を勉強するなら「独学・通学・通信講座」おすすめはどれ?

ご紹介したように、独学・通学・通信講座にはそれぞれの特性が存在します。
そのため、勉強方法を選ぶにあたっては、次のように自身の希望に沿ったものを選ぶことが重要です。

費用をかけたくないなら独学

独学で勉強するメリットは、やはり費用を最小限に抑えられるという点です。
独学の場合は、必要最低限の教材のみを揃えるほか、教わる相手もいないため特段安価な価格で済ませられます。

詳細でみると、独学が約3万円の費用で済むのに対し、通信講座では5〜20万円、通学ならば20〜100万円の費用がかかります。
なお、通学においては、スクールならば20万円前後の費用となりますが、専門学校ならば80〜100万円、大学となると数百万円にも及びます。

つまり、場合によっては独学を選ぶことによって数百万円の費用を抑える事が可能です。

このような点からも、極力費用をかけたくない方におすすめの勉強方法であると言えます。

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最適な学習を望むなら通学

通学の魅力は、決められたカリキュラムに沿って効率的で最適な勉強が行える点です。

独学となると、どこから勉強を始めるべきなのか、また具体的にどのような方法で勉強を進めていけば良いのかといった点で悩むこともあるでしょう。

しかし、通学ならば学校側が用意した講義に沿って勉強を行うのみとなり、勉強の進め方などで迷う心配がないのです。
また、講師が常に身近な場所にいるため、分からないことはその場で質問することができます。

独自に勉強を行う自信はないけれど、効率的な勉強で少しでも合格に近づきたいと考えるのであれば、通学が適していると言えるでしょう。

なお、通学ならば多くの同志とも一緒に勉強できるため、モチベーション面に置いても良い影響をもたらしてくれます。

好きなタイミングで的確に学習したいなら通信講座

好きなときに、しっかり勉強をしたいという方なら通信講座がおすすめです。
通信講座では講義動画やテキストが用意されており、受講者の好きなタイミングで勉強を行うことができます。

また、独学・通学の良いところを併せ持っているところも通信講座の魅力です。
独学ほどではないものの比較的安価で、通学の場合のように専門の講師が担当するため的確な学習ができます。

さらに、通信講座によっては、講師に直接メールして質問をするといったサービスまであるようです。

通学を選ぶのは難しいけれど、かといって独学では不安という方に適した勉強方法であると言えるでしょう。

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行政書士資格を取得するならキャリカレがおすすめ

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さまざまな通信講座が開講されていますが、中でもおすすめしたいのはキャリカレの行政書士資格取得講座です。
独自のカリキュラムやテキストを使用しながら、充実したサポートで学習を進められます。
行政書士資格取得講座のポイントを4つ見ていきましょう。

合格した場合、2講座目を無料で受講できる

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キャリカレでは、宅建士やFP技能士、社労士など関連資格の講座を開講しているため、無料でダブルライセンスを目指せるのが魅力です。
心理学や美容、趣味などその他カテゴリも充実しているため、興味のある資格を受講してみましょう。

講師によるマンツーマン指導

 キャリカレの行政書士資格取得講座では、講師によるマンツーマン指導を行っています。
講師に疑問点を直接質問することによって、丁寧な解説を受けられ、疑問をすばやく解決できるのがメリットです。
個別指導はいつでもどこでも受講でき、スマホやパソコンから指導を受けられます。

初心者でも最短4ヵ月で取得が可能

 キャリカレの行政書士資格取得講座では、効率的に一発合格を目指せるカリキュラムを組んでいます。
試験範囲や出題形式に合わせた対策法やマンツーマン指導によって、初学者でも最短4ヵ月で合格を目指せるのが魅力です。

万が一不合格だった場合、受講料を全額返金

行政書士資格取得講座を受講したものの、試験に不合格だった場合、受講料の全額返金を行っています。
合格に自信があるからこそのサービスです。
万が一不合格でもお金が無駄にならないため、失敗を恐れずチャレンジしてみましょう。

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まとめ

まとめ

行政書士試験は合格率は10~15%程という難易度の試験で、難しいと感じる人も多いでしょう。
ただ、効率よく勉強をするとすんなりと合格できます。
いくつかの勉強法がありますが、少ない予算でしっかりと勉強したい人は通信教育を選びましょう。

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