宅建とのダブルライセンスに挑戦!就職や転職にも有利になる資格をご紹介

宅建とのダブルライセンスに挑戦!就職や転職にも有利になる資格をご紹介

宅建はそれだけでも需要が高い資格ですが、他の資格とのダブルライセンスによって、さらにさまざまなシーンで活躍できるようになります。ここでは、宅建とのダブルライセンスのメリット、おすすめの資格、勉強方法まで詳しく解説します。

目次

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宅建とのダブルライセンスを目指すメリット

宅建とのダブルライセンスを目指すメリット

宅建の資格一本で十分に活躍している方は「ダブルライセンスって本当に必要なの?」と感じるかもしれません。

ダブルライセンスによって、期待できるメリットは以下の3つです。

・専門知識の拡大
・独立・開業の成功に繋がる
・就職や転職に有利

キャリアアップや独立・開業を目指している方にとって多くのメリットがあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

専門知識の拡大

宅建は不動産取引の専門家ですが、他にも不動産に関わりのある資格は多くあります。
ダブルライセンスは、不動産に関する専門知識をさらに拡大できる点が魅力です。

たとえば「マンション管理士」でマンションに関する知識、「ファイナンシャルプランナー」でお金に関する知識を身につければ、不動産取引と関連があるほかの仕事にも幅を広げることができるでしょう。

独立・開業の成功に繋がる

宅建のみで独立・開業しようとすると、ライバルとなる競合他社が多くいるでしょう。
ダブルライセンスによって関連資格を取得していると、ライバルにはない要素で差別化できます

複数の資格を持っていることで信頼を得られたり、資格を生かして幅広いサービスを提供したりすることで、収入の安定も期待できるでしょう

就職や転職に有利

宅建のみでも就職や転職で有利になりますが、ダブルライセンスだとさらにアピールできます。
ダブルライセンスの人と宅建のみの人を比較すると、資格だけを見れば、より幅広い知識を持っているダブルライセンスの人が評価されやすいです

転職においては、関連資格で希望の職種に応募しやすくなったり、より条件の良い職場が見つかったりするなど、希望する働き方の実現や収入アップなどを叶えられるでしょう。
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宅建とのダブルライセンスにおすすめの資格

宅建とのダブルライセンスにおすすめの資格

宅建とのダブルライセンスにおすすめの資格は、以下の9つです。

・管理業務主任者
・マンション管理士
・不動産鑑定士
・ファイナンシャルプランナー
・行政書士
・社会保険労務士(社労士)
・司法書士
・土地家屋調査士・測量士補
・賃貸不動産経営管理士

どのような資格かを理解して、自分に合った資格とのダブルライセンスを目指しましょう。

管理業務主任者

管理業務主任者は、管理業務主任者試験によって認められる国家資格です。
マンション管理業者が管理組合などに管理委託契約に関する説明や報告を行うために必要になります。

不動産会社で行うこともある仕事であるため、ダブルライセンスによって仕事の幅が広がるのがメリットです。

令和2年度の試験は8地域29会場で行われ、受験者1万5,667人に対して合格者3,739人、合格率は23.9%でした。
試験科目は、法令系、管理事務・会計系、建築・設備系の3科目に分かれています。
四肢択一のマークシート形式で計50問の出題で、記述式の問題はありません。

マンション管理士

マンション管理士は、管理業務主任者と同じく、マンションの管理に関する資格です。
マンション管理組合や所有者からの相談に対応したり、運営や管理の規約の見直しや修繕工事の指導をしたりするなど、マンション管理のサポートやコンサルタントを行います

試験科目と試験形式は管理業務主任者と共通している部分が多いです。
マンション管理に関する法令・実務や運営の円滑化に関すること、マンションの構造・設備に関すること、管理の適正化について、四肢択一のマークシート形式で計50問です。

令和3年度試験では、受験者数1万2,520人、合格者数1,238人、合格率は9.9%でした。
難易度は比較的高いですが、マークシート形式なので、細かく知識を身につければ合格できる可能性は高くなるでしょう。

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の適正な地価を判断する仕事です。
地域の環境などさまざまな要因に基づいて、価値を判定できる専門家として活躍できます。
ダブルライセンスによって、不動産に関するコンサルティングや評価など、仕事の幅を広げることが可能です。

不動産鑑定士の試験科目は、宅建試験と重複している部分があるので、試験勉強に取り組みやすいでしょう。
短答式試験と論文式試験に分かれており、それぞれに合格ラインが設けられています。

令和3年の合格率は、短答式が36.3%、論文式が16.7%でした。論文式は難易度が高くなっているので、学習のバランスを取りながら論文式の対策をしっかり行いましょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、お金のスペシャリストとして資産運用などのアドバイスを行える国家資格です。
不動産投資の知識は宅建士として働くうえで役立ち、提案やアドバイスができるようになります。

3級から実施されていますが、実務に生かすなら2級以上を取得するのがおすすめです。
日本FP協会が実施している2級FP技能検定において、2021年9月試験の合格率は学科50.56%、実技60.26%でした。

比較的合格率が高い資格ですが、さらに合格を確実にするなら、キャリカレの2級・3級FP技能士合格指導講座がおすすめです。
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行政書士

行政書士は、官公署への提出書類の作成や申請手続きの代行などを行うことができる国家資格です。
宅建士の仕事に直接関わる資格ではないものの、法律の知識は知っていて損をすることはありません。

試験科目は、宅建試験でも重要な民法が含まれているので、宅建で身につけた知識を生かせるのも魅力です。
令和3年度行政書士試験の合格率は、受験者4万7,870人、合格者5,353人で11.18%となっており、難易度は比較的高くなっています。

そこで合格するためにおすすめしたいのが、キャリカレの行政書士講座です。
初学者でも4ヶ月で試験対策ができるカリキュラムを組み、疑問や不安は講師に質問できます。
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社会保険労務士(社労士)

社労士と呼ばれることが多い社会保険労務士は、人事や労務に関するスペシャリストです。
自分自身の労働条件はもちろん、組織の人事・労務などに詳しくなることができます
宅建との関わりは少ないですが、会社で働くうえでは強みとなる資格です。

試験科目は、労働基準法や労働者災害補償保険法、雇用保険法など、人事・労務に関する法令知識を問う科目で構成されています。
令和2年に報告された第52回社会保険労務士試験の結果概要によると、受験者3万4,845人のうち合格者は2,237人で、合格率は6.4%でした。

キャリカレでは、社会保険労務士合格指導講座を開講しています。
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司法書士

司法書士は、宅建士とも関わりが深い不動産登記業務などを行う法律の専門家です。
宅建と司法書士をかけ合わせれば、不動産取引をより円滑に進められます。
宅建資格を持った司法書士として活躍する選択肢も生まれ、開業・独立を実現しやすくなるでしょう。

行政書士と同じく、試験科目に民法が含まれているので、宅建士試験との親和性が高いです。
令和2年度司法書士試験の合格率は約5%で、難関資格といえます。

土地家屋調査士・測量士補

土地家屋調査士は、不動産の面積や形状などを調査し登記申請を行うことができる国家資格です。
宅建士の仕事と住み分けられていますが、ダブルライセンスによって登記申請と販売をスムーズに行えるのは魅力でしょう。

測量士補は、土地家屋調査士が行う測量に関わる資格で、測量の専門知識と技術を持つエキスパートです。
現地調査に強くなるので、宅建士としても、土地家屋調査士として、レベルの高い仕事ができるでしょう。

なお、測量士補資格があると、土地家屋調査士試験の午前の部が免除されるので、測量士補、土地家屋調査士の順で受験し、トリプルライセンスを目指すのもおすすめです。

令和3年度試験の合格率は、土地家屋調査士が10.1%、測量士補は34.8%となっています。

賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理を行うために必要な資格です。
不動産の中でも賃貸物件に関する知識を身につけられるので、宅建士の幅を広げられます。

試験科目は、管理受託契約、賃貸住宅の維持保全、金銭の管理、法律などで、賃貸住宅の管理に関わる幅広い知識を問います。

令和3年度の試験では、受験者数3万2,459人中1万240人が合格し、合格率は31.5%でした。

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おすすめの勉強方法は?

おすすめの勉強方法は?

宅建とのダブルライセンスを実現するには、試験に合格する必要があります。
まとまった勉強時間を確保できる場合はもちろん、仕事や育児などと両立する場合は効率的に学習することが大切です。
ここでは、主な勉強法として、独学や通信講座のメリット・デメリットを解説します。

独学でも試験合格を目指せるのか?

宅建やご紹介した関連資格の難易度はさまざまです。
指定講座を受講することが受験条件となっているものでなければ、独学でも合格を目指すことは可能です。
しかし、合格率の低い資格を取得するのは簡単ではありません

独学は自分のペースで勉強できたり、コストを抑えられたりする点がメリットです。
一方で、進捗やモチベーションの管理が必要なこと、わからないところが出てきたときにつまずきやすいことには気をつけなければなりません。

宅建は試験範囲が広いため、ダブルライセンスを目指す資格によっては関連する内容が出題されます。
上手く関連付けながら学習できれば、独学でも合格に必要な知識を身につけられるでしょう。

通信講座のメリット

通信講座は、独学に比べて費用がかかるものの、オリジナルテキストや学習サポートなどを活用しながら勉強できることがメリットです。
不明点を担当の講師に質問できる場合が多く、つまずきをすばやく解消できるところも魅力でしょう。

資格のキャリカレでは、宅地建物取引士などビジネス資格の講座を開講しています。
宅建合格指導講座は、試験によく出る問題に絞った学習で、3ヶ月ほどで合格を目指せるのが特徴です。
テキストと連動した映像講義、試験対策用の一問一答問題・過去問題、1年間の長期学習サポートなどで、効率的かつ安心して学習できます。

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まとめ

宅建と関連資格とのダブルライセンスは、専門知識の拡大や独立・開業のしやすさ、就職・転職で有利になるなど、多くのメリットがあります。

ダブルライセンスのメリットを生かすためには、関連性の高い資格の取得を目指すことも大切です。
ご紹介したおすすめの資格を参考にして、ぜひダブルライセンスを目指してみてください。

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