2022年(令和4年)登録販売者の試験日程|勉強開始時期や対策も解説

一般用医薬品を販売できる専門職である登録販売者は、医療関連資格の中でも特に人気です。薬局はもちろん、ドラッグストア、市販薬を取り扱うコンビニエンスストアやスーパーなどで求められるため、さまざまな職場で活躍できるチャンスがあります。登録販売者になるためには、試験に合格しなければなりません。ここでは、2022年の登録販売者試験の日程に加えて、勉強を始めるタイミングや通信講座を利用するメリットなどを詳しく解説します。
目次
登録販売資格の試験日と申込期間はいつ?

登録販売資格の試験日は、エリアごとに設定されています。
申込期間は都道府県によって異なる場合もあるので、各都道府県の案内ページを確認しましょう。
現在、最新情報が『2021年度試験の日程』となり、申込期間は以下の通りです。
2021年度の試験日を目安に、2022年度の試験対策を進めると良いでしょう。
※2022年度の試験情報が発表され次第、随時更新します。
地域 | 試験日 | 申込期間 |
---|---|---|
北海道・東北 | 2022年8月31日(水) |
北海道:2022年6月7日(火)~6月28日(火) 青森:2022年6月22日(水)~6月28日(火) 岩手:2022年6月15日(火)~6月28日(火) 秋田:2022年6月7日(火)~6月28日(火) 宮城:2022年6月6日(月)~6月28日(火) 福島:2022年5月31日(火)~6月28日(火) 山形:2022年6月7日(火)~6月28日(火) |
首都圏 | 2022年9月11日(日) |
埼玉:2022年5月23日(月)~6月3日(金) 千葉:2022年6月20日(月)~7月8日(金) 東京:2022年5月23日(月)~6月3日(金) 神奈川:2022年5月23日(月)~6月3日(金) |
北関東 | 2022年9月6日(火) |
茨城:2022年6月20日(月)~7月1日(金) 栃木:2022年6月20日(月)~6月24日(金) 群馬:2022年6月20日(月)~7月1日(金) 新潟:2022年5月30日(月)~6月17日(金) 山梨:2022年6月13日(月)~6月24日(金) 長野:2022年5月30日(月)~6月10日(金) |
甲信越 | 2022年9月7日(水) ※福井は8月28日(日) |
富山:2022年6月6日(月)~6月17日(金) 石川:2022年6月6日(月)~6月17日(金) 岐阜:2022年6月6日(月)~6月17日(金) 静岡:2022年6月6日(月)~6月10日(金) 愛知:2022年6月13日(月)~6月17日(金) 三重:2022年6月13日(月)~6月24日(金) 福井:2022年6月13日(月)~6月27日(月) |
関西広域連合 (滋賀・京都・ 大阪・兵庫・ 和歌山・徳島) |
2022年8月28日(日) ※奈良は9月25日(日) |
2022年6月3日(金)~6月13日(月) 奈良は2022年6月9日(木)~6月15日(水) |
四国 | 2022年11月8日(火) |
愛媛:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 香川:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 高知:2022年8月9日(火)~8月23日(火) |
中国 | 2022年11月8日(火) |
広島:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 岡山:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 鳥取:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 島根:2022年8月9日(火)~8月23日(火) 山口:2022年8月9日(火)~8月23日(火) |
九州・沖縄 | 2022年12月11日(日) |
福岡:8月中旬公開予定 熊本:2022年8月23日(月)~9月3日(金) 大分:7月下旬公開予定 佐賀:8月中旬公開予定 長崎:7月公開予定 宮崎:7月公開予定 鹿児島:8月上旬公開予定 沖縄:2022年8月22日(月)~9月2日(金) |
※関西エリア以外は、各都道府県のホームページからご確認できます。
2023年登録販売者の試験日は?
2023年度(令和5年度)の登録販売者の試験日がいつなのか気になる方も多いかもしれません。
登録販売者試験は、日本全国8つのエリアの都道府県でそれぞれ開催され、試験の日程がエリアごとで異なります。
例年、試験は同じごろの日程で開催されるので、以下ご参考ください。
北海道地方 | 8月下旬ごろ |
---|---|
東北地方 | 8月下旬ごろ |
関東地方 | 9月上旬ごろ |
中部地方 | 9月上旬ごろ |
近畿地方 | 8月下旬ごろ |
中国地方 | 11月上旬ごろ |
四国地方 | 11月上旬ごろ |
九州・沖縄地方 | 12月上旬ごろ |
登録販売者試験の日程を早い段階から確認しておくと、試験を受けるまでの勉強時間についても計画を立てることができます。
登録販売者試験合格に必要な勉強時間については下記の記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
また、登録販売者試験の勉強方法についても重要です。
登録販売者試験の日程がわかっても、勉強方法によって、合格までにかかる勉強時間が変わるからです。
登録販売者試験に合格するためのおすすめの勉強方法について知りたい方は、下記の記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
登録販売者試験の合格発表日と合格率

登録販売者は需要が高く人気のある資格なので、例年多くの受験者がいます。
特に受験に実務経験を求められなくなってから受験者が増加しており、医療関連資格の中でも人気が高いです。
では、例年どのくらいの受験者がいて、合格率は何割ほどなのでしょうか。
下記の表を参考に、過去10年の実施状況を見ていきましょう。
試験年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和3年度(2021年度) | 61,070人 | 30,082人 | 49.3% |
令和2年度(2020年度) | 52,959人 | 21,953人 | 41.5% |
令和元年度(2019年度) | 65,288人 | 21,953人 | 41.5% |
平成30年度(2018年度) | 65,500人 | 27,022人 | 41.3% |
平成29年度(2017年度) | 61,126人 | 26,606人 | 43.5% |
平成28年度(2016年度) | 53,369人 | 23,330人 | 43.7% |
平成27年度(2015年度) | 49,864人 | 22,901人 | 45.9% |
平成26年度(2014年度) | 31,362人 | 13,627人 | 43.5% |
平成25年度(2013年度) | 28,527人 | 13,381人 | 46.9% |
平成24年度(2012年度) | 28,050人 | 12,261人 | 43.7% |
出典:厚生労働省|これまでの登録販売者試験実施状況等について
最近10年の受験者数のピークは2019年で、約65,000人が受験していました。
例年合格率は4割台で、2021年度も受験者61,070人中30,082人が合格し、合格率は49.3%となっています。
合格発表日は、エリア別に異なり、各都道府県のホームページで確認できます。
令和3年度の試験のエリア別の合格発表日は、下記の通りです。
エリア | 合格発表日 |
---|---|
北海道・東北 | 2022年10月4日(火) |
首都圏 | 2022年10月14日(金) |
北関東 | 2022年10月14日(金) |
甲信越 | 2022年10月21日(金) ※福井は10月3日(月) |
関西広域連合 (滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・徳島) |
2022年10月3日(月) ※奈良は11月22日(火) |
四国 | 2022年12月16日(金) |
中国 | 2022年12月16日(金) |
九州・沖縄 | 沖縄は2023年1月18日(水) 他エリア未定 |
登録販売資格の試験科目と試験時間

登録販売者資格の試験は、午前の部60問120分、午後の部60問120分で行われます。
試験が時間よりも早く終わった場合は、退出可能時間になってから会場を出ることも可能です。
ただし、一度退出するとその部に会場に戻ることはできないので、よほど自信がない限りは見直しをしながら過ごすと良いでしょう。
試験項目は5科目に分かれており、全体の得点率70%以上が合格ラインです。
科目と主な内容は、以下を参考にしてください。
令和4年3月改訂版
科目 | 内容 |
---|---|
医薬品に共通する特性と基本的な知識 |
・医薬品概論 ・医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因 ・適切な医薬品選択と受診勧奨 ・薬害の歴史 |
人体の働きと医薬品 |
・人体の構造と働き ・薬が働く仕組み ・症状からみた主な副作用 |
主な医薬品とその作用 |
・精神神経に作用する薬 ・呼吸器官に作用する薬 ・胃腸に作用する薬 ・心臓などの器官や血液に作用する薬 ・排泄に関わる部位に作用する薬 ・婦人薬 ・内服アレルギー用薬 ・鼻に用いる薬 ・眼科用薬 ・皮膚に用いる薬 ・歯や口中に用いる薬 ・禁煙補助剤 ・滋養強壮保健薬 ・漢方処方製剤・生薬製剤 ・公衆衛生用薬 ・一般用検査薬 |
薬事関係法規・制度 |
・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の目的等 ・医薬品の分類・取扱い等 ・医薬品の販売業の許可 ・医薬品販売に関する法令遵守 |
医薬品の適正使用・安全対策 |
・医薬品の適正使用情報 ・医薬品の安全対策 ・医薬品の副作用等による健康被害の救済 ・一般用医薬品に関する主な安全対策 ・医薬品の適正使用のための啓発活動 |
参照:厚生労働省|試験問題の作成に関する手引き
登録販売者試験の合格に必要な時間や科目ごとの特徴・対策については、以下の関連記事をチェックしてみましょう。
登録販売者資格の試験勉強を始めるならいつが最適?

登録販売者資格の試験勉強を始めるタイミングは、試験の3ヶ月前がおすすめです。
1ヶ月目に「医薬品に共通する特性」「人体の働きと医薬品」、2ヶ月目に出題数の多い「主な医薬品とその作用」、3ヶ月目に「薬事関係法規・制度」「医薬品の適正使用・安全対策」の順で勉強を進めていきましょう。
ただし、試験勉強に使える時間や試験内容との相性は人によって違います。
まとまった勉強時間を確保できない場合や医療関連の知識があまりない場合は、3ヶ月よりも前から勉強を始める方が安心です。
おすすめ学習方法
試験勉強の方法には、独学やスクールなどがありますが、中でもおすすめしたいのは通信講座です。
通信講座には、独学では受けられないサポートがあり、スクールへの通学にかかる時間や交通費は発生しません。
講座のオリジナルテキストを使用して、自分のペースで勉強を進めつつ、添削指導や相談サービスなどで、わからないところをすぐに解決できるのがメリットです。
おすすめのスクールは?
おすすめスクールは通信講座の資格のキャリカレです。
キャリカレの登録販売者試験講座のおすすめポイントは、頻出問題をピックアップしたテキストです。
試験によく出る箇所を効率的に学習できるので、初めての挑戦でも取り組みやすくなっています。
過去問題集は全1,200問が収録されており、本試験の対策に便利です。
さらに、標準学習期間3ヶ月に対して、最大12ヶ月の無料学習サポートが付いているため、添削指導や質問などを長く利用できます。
自分のペースで勉強でき、わからないところを解決しやすいのも魅力です。
登録販売者試験の勉強をするならどこがおすすめ?
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ここでは、講座の特徴を5つ見ていきましょう。
圧倒的な低価格
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他社と比較しても圧倒的な低価格であり、家計への負担を抑えて受講できるのが魅力的です。
初心者でも最短3ケ月で取得可能
講座は、登録販売者試験に精通した講師が監修・指導しており、初心者からでも最短3ケ月で学べるカリキュラムを組んでいます。
学習手順や試験対策などの学習法がわかるため、初心者でも安心して取り組めるのが特徴です。
とにかくわかりやすい教材セット
テキストは試験に出るところが赤字で色付けされていたり、難しい用語もわかりやすく解説されているので、すらすら学べます。
もし難しい内容があっても、映像講義できちんと補足されているので、無理なく理解しながら学べます。
映像講義は、スマホやPCなどで視聴できるので、外出先でも学べます。
テキストだけでは理解できないときに心強い講義です。
万が一不合格だった場合、受講料を全額返金
講座を受講したにも関わらず不合格になってしまった場合でも、受講料の全額返金を受けられます。
そもそもの受講料がお手頃なだけではなく、不合格でも保証を受けられるので、初心者でも失敗を恐れずに勉強を始められるのが嬉しいポイントです。
合格した場合、2講座目を無料で受講できる
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講座の詳細は、下記のボタンから確認できます。受講を検討する際に、一度チェックしてみましょう。
まとめ
登録販売者試験は、エリア別に試験日が決められているので、お住まいの地域の日程を確認しましょう。
勉強期間は試験日の3ヶ月前を目安として、学習に使える時間やレベルに合わせて、自分に合ったタイミングで勉強を始めることが大切です。
これから学習をはじめる方におすすめなのが、資格のキャリカレの登録販売者講座です。
わかりやすくまとめられたテキストや詳しい映像講義はもちろん、何度でも無料で質問回答してくれるのが魅力です。
また、登録販売者試験に不合格だった場合は、受講料全額返金保証といったサポートも充実しています。
はじめての学習だから、ちょっと自信がないという人でも、これなら安心ですね。
この機会に登録販売者資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか?