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ITパスポートとは?難易度や合格率、試験の概要について解説

更新日:2025/11/13

ITパスポートは、ITの基礎知識を幅広く学べる国家資格で、社会人から学生まで人気を集めています。パソコン操作や情報セキュリティ、経営戦略など、現代のビジネスに欠かせない知識を総合的に習得できるのが特徴です。

本記事では、ITパスポートの資格概要から取得のメリット、就職・転職での活かし方までをわかりやすく解説します。

【この記事を簡潔に要約すると・・・】

〇 ITパスポートは、社会人や学生がITの基礎知識を学び、業務や就職に活かせる国家資格。
〇 試験の難易度は比較的やさしく、初心者でも基礎から理解すれば十分に合格を狙える。
〇 効率的な勉強方法としては、過去問演習と出題傾向の把握がポイント。
〇 取得することで、IT業界への就職・転職やキャリアアップに大きく役立つ。
〇 キャリカレのITパスポート講座なら、初心者でも最短で合格を目指せるカリキュラムと万全のサポート体制が整っている。

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ITパスポートとは?

まずは、ITパスポートの位置づけや取得するメリットについて解説します。同じ情報系の資格である「MOS」との違いについても詳しく見ていきましょう。

ITの基礎知識を証明できる国家資格


ITパスポートは、経済産業省認定の国家試験です。取得によって、ITに関する基礎的な知識が身に付いていることを証明できます。

情報系の資格のなかでは「入門レベル」に位置付けられており、エンジニア職だけでなく営業職・クリエイティブ職など幅広い職種の人が受験しています。事務職への転職を考えている方にとっても、他の応募者との差別化ができ、就職活動が有利になる可能性があります。

学業や受験に役立てられる


高校生や大学生の場合、ITパスポートの学習内容は情報科目の理解に役立ちます。大学受験や単位取得、学内での資格取得要件の補完として活用できるため、学生の学習にもプラスに働きます。

ITパスポートとMOSの違い


MOSは、マイクロソフト社が認定する民間資格です。取得によって、Word・Excel・PowerPointなどを使いこなすスキルが身に付いていることを証明できます。

どちらも情報系の資格として人気がありますが、即戦力として実務能力が求められる場合には、MOSの方が重宝される傾向にあります。経営やマネジメントをはじめ、幅広いIT知識を学びたい場合は、ITパスポートがおすすめです。

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MOSとは

ITパスポート取得に適しているのは?

ITパスポートは、業務でIT知識を活かす方やIT業界を目指す方、上位資格へのステップとして基礎を固めたい方に適した資格です。幅広い人に役立ちます。

業務でIT知識が求められる方


仕事の中でパソコン操作やITツールを使う機会が多い方は、ITパスポートの取得で基礎知識を体系的に身につけることができます。資格を持つことで、日常業務の理解が深まり、効率的な仕事の進め方やトラブル回避にも役立ちます。

IT関連職への就職を目指す方


IT業界やシステム開発企業への就職を考えている方にとって、ITパスポートは基礎スキルを証明する第一歩です。未経験者でも挑戦しやすく、履歴書や面接でのアピール材料として活用でき、採用担当者からの評価向上にもつながります。

上位のIT資格取得を目指す方


応用情報技術者試験やネットワーク関連資格など、上位レベルのIT資格を視野に入れている方は、ITパスポートで基礎を固めることでスムーズにステップアップできます。資格取得の過程で体系的に学ぶことで、効率的に知識を積み上げることが可能です。

ITパスポートは就職・転職でどんな場面で役立つ?

ITパスポートは、就職や転職活動で自分のIT知識を客観的に証明できる資格です。業種を問わず評価され、業務理解の深さや仕事の効率化スキルをアピールできます。

事務職・営業職で評価される理由


ITパスポートは、事務職や営業職でも高く評価される資格です。Excelや社内システムなどを扱う際のITリテラシー※を証明できるため、業務効率化やデータ管理に強い人材としてアピール可能です。特にIT知識に自信がない人でも、資格取得により信頼性と専門性を示せます。
※情報技術(IT)を正しく理解し、適切に使いこなす力

未経験からIT業界に挑戦できる強み


ITパスポートは未経験者でも受験しやすく、IT業界への第一歩として最適です。基礎的なIT知識やビジネス理解を体系的に学べるため、入社後の業務やコミュニケーションにも役立ちます。IT業界で求められるスキルの土台を身につけられる点が、未経験者にとって大きな強みです。

企業が評価するポイント


企業は、ITパスポートの取得者に対して「情報セキュリティ」「業務改善」「IT活用力」などの基礎知識を備えた人材と評価します。ITへの理解があることで、職場でのデジタル化推進にも貢献できる点が高く評価されます。実務に直結する知識を持つことが、採用や昇進での強みになります。

ITパスポート試験の具体的な難易度

続いて、ITパスポート試験の合格率と、MOSとの難易度の違いについて解説します。

合格率はおよそ50%!半数が合格する傾向に


ITパスポートの受験者数・合格者数・合格率は、下記の表のとおりです。

受験者数

合格者数

合格率

令和元年度

103,812人

56,323人

52.3%

令和2年度

131,788人

77,512人

58.8%

令和3年度

211,145人

111,241人

52.7%

令和4年度

231,526人

119,495人

51.6%

令和5年度

265,040人

133,292人

50.3%

令和6年度

204,675人

101,904人

49.8%

※令和6年度は、令和6年4月~令和7年1月の数値です。

参考

ITパスポート試験結果(令和7年9月時点の情報を掲載)

ITパスポートの合格率はおよそ50%となっています。受験者数は年々増えており、合格率も高いため、狙い目の資格といえます。

IT業界未経験でも合格は可能


情報系の資格のなかでも入門レベルに位置するITパスポートは、IT業界未経験者でも十分に合格を目指せる資格です。非IT系の社会人はもちろん、将来を見据えた学生の受験者も多く、決してIT分野に絞った資格でないことがわかります。

ただし、ITパスポート試験ではITの基本知識に加えて、ビジネス用語や経営に関する知識も問われます。実務経験を活かせる問題も多く、基本的には社会人の方が有利となります。

MOSとITパスポートの難易度比較


MOS試験は、合格基準・合格率を公開していませんが、一般レベルの合格率は約80%、上級レベル(エキスパート)の合格率は約60%といわれています。ITパスポートの合格率はおよそ50%となっているため、合格率で比較すると「ITパスポートよりMOSの方が難易度は低め」という結果です。

MOS資格は、就職・転職活動をする人や、オフィスソフトの知識を身に付けたい人、自分のパソコンスキルを証明したい人におすすめの資格です。ただし、ITの基礎知識を証明するのには向いていないため、ビジネスに役立つ幅広い知識を身に付けていきたいと考えるなら、ITパスポートを取得するのが得策といえます。

ITパスポート試験の概要と出題範囲

資格試験のなかには、年に数回しか開催されないものもありますが、ITパスポートは柔軟に受験日が選べます。ここでは、2025年の試験概要と出題範囲を解説します。

【2025年版】試験概要


ITパスポートの試験概要は次の表のとおりです。

試験日

全国47都道府県で随時実施

試験時間

120分

出題形式

四肢択一式

合格基準点

総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること

受験料

7,500円(税込み)

参考

【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲

ITパスポート試験は、全国の試験会場で、CBT(Computer Based Testing)方式により随時実施されています。試験開始時刻は会場により異なりますが、「午前」「午後」「夕方」の3つの時間帯から選びます。試験会場ごとの開催状況については、下記サイトより確認可能です。

【ITパスポート試験】試験開催状況一覧

受験当日は、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて評価点が算出されるので、その場で試験結果が分かります

出題範囲


ITパスポートの出題範囲は、下記3つの分野で構成されています。

  1. ストラテジ系(経営全般)

  2. マネジメント系(IT管理)

  3. テクノロジ系(IT技術)

それぞれの分野の特徴を見ていきましょう。

1.ストラテジ系(経営全般)

ストラテジ系(経営全般)の出題数は35問程度です。

大分類

中分類

1

企業と法務

1

企業活動

2

法務

2

経営戦略

3

経営戦略マネジメント

4

技術戦略マネジメント

5

ビジネスインダストリ

3

システム戦略

6

システム戦略

7

システム企画

ストラテジ系では、企業活動や経営戦略、システム企画に関する知識が問われます。著作権や個人情報保護法など、ビジネスに関連が深い法律についても学んでおきましょう。

2.マネジメント系(IT管理)

マネジメント系(IT管理)の出題数は20問程度です。

大分類

中分類

4

開発技術

8

システム開発技術

9

ソフトウェア開発管理技術

5

プロジェクトマネジメント

10

プロジェクトマネジメント

6

サービスマネジメント

11

サービスマネジメント

12

システム監査

マネジメント系では、システム開発やマネジメントに関する知識が問われます。システムの運用方法やトラブルの予防策など、管理に関連する分野もしっかりと押さえておく必要があります。

3.テクノロジ系(IT技術)

テクノロジ系(IT技術)の出題数は45問程度です。

大分類

中分類

7

基礎理論

13

基礎理論

14

アルゴリズムとプログラミング

8

コンピュータシステム

15

コンピュータ構成要素

16

システム構成要素

17

ソフトウェア

18

ハードウェア

9

技術要素

19

情報デザイン

20

情報メディア

21

データベース

22

ネットワーク

23

セキュリティ

テクノロジ系では、コンピュータを構成する要素や、ネットワークの仕組みに関する知識が問われます。計算問題も出題されるため、基礎的な数学スキルも要求される分野です。

ITパスポートの取得に必要な学習時間

ITパスポート試験は、情報系の国家資格のなかでもっとも簡単な入門レベルですが、IT業界未経験の方にとっては幅広い知識の習得が必要となるため、難易度は少し高めに感じるかもしれません。

IT業界未経験で受験する場合の学習時間は、およそ130〜180時間が目安です。1日1〜2時間の学習時間が確保できれば、2〜3ヶ月で合格が目指せます。効率的に学習できれば、1ヶ月での独学合格も夢ではありません。短期間で合格したい場合は、教材やサポートが充実している通信講座の活用も検討してみましょう。

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ITパスポートを効率よく勉強するポイント

ここからは、効率よく勉強するためのポイントを解説します。限られた時間を有効活用して、最短での合格を目指しましょう。

試験日までにすべきことをリストアップする


確実な合格を目指すには、計画的に学習を進めていくことが大切です。まずは、試験日までにすべきことをリストアップして、具体的なスケジュールに落とし込んでいきます。

自分の理解度と1日に確保できる勉強時間を洗い出すと、大まかな学習期間が把握でき、試験日が決めやすくなるでしょう。ITパスポート試験は随時開催されているため、普段の生活とのバランスを考えながら、無理ないスケジュールを立てることがポイントです。

参考書や過去問を繰り返し解く


ITパスポート試験では、ビジネスやITに関する幅広い知識が問われるため、「参考書や過去問を繰り返し解く」という学習法が有効です。具体的には、参考書やテキストを使ってインプットし、過去問題でのアウトプットを繰り返す方法がおすすめです。ITパスポートの試験形式に慣れておくことで、試験当日も本来の実力が発揮しやすくなります。

スキマ時間を活用する


仕事や家事、育児に追われている場合は、スキマ時間を活用することで、着実に合格に近付けます。朝30分だけ早起きして勉強時間にあてたり、通勤時間や家事の合間に少しずつ学習を進めたりするなど、無理のない範囲で試験のための時間を確保してみましょう。

また、紙のテキストだけでなくスマホやタブレットなどでも学習できると、スキマ時間が有効活用しやすくなります。

ITパスポートの難易度が高く感じたら「通信講座」を活用しよう!

「試験の難易度が高い」「合格を確実なものにしたい」という方は、通信講座を利用するのがおすすめです。通信講座なら自分のペースで学習を進められて、分からないところは講師に質問できます。

キャリカレでは専用のテキストを開発しており、1日30分 / 2ヶ月で合格を目指せます。映像講義や添削指導など、充実した学習支援を用意しているので、スキマ時間を使って効率よく試験対策が可能です。サポート期間はなんと最長1年2ヶ月間※。仕事やプライベートの都合で一時的に学習がストップしてしまっても、サポート期間内ならいつでも再スタートできるので安心です。

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ITパスポート資格を取得するならキャリカレがおすすめ

ITパスポートの資格取得を目指すならキャリカレの「ITパスポート合格指導講座」がおすすめです。

ここでは、キャリカレの講座の特長について見ていきましょう。

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キャリカレの講座は、試験問題を徹底的に分析し、効率よく合格力を養成するテキストを開発。1日30分 / 2ヶ月で合格を目指せます。

さらに、合格だけを目的とした知識ではなく、仕事に生かせる実践力を養成できるように、映像講義や添削指導など、充実の学習支援をご用意。DX人材として活躍したい方、DX人材の育成を検討中の企業様におすすめの講座です。

合格に必要な学びをギュッと凝縮した教材セット


メインのテキストは1冊だけ。合格に必要な学びはすべて凝縮されています。

そこに理解度をUPさせる映像講義、合格力を高める問題集用語集をセット。さらに、学んだ知識をアウトプットできる実践模擬テストも付いています。これらの教材により、万全な体制で試験に臨めます。

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じっくり学べる紙テキスト、スキマ時間にサクッと学べるWEBテキスト、キャリカレなら、どちらも対応しているので、場所や学習スタイルに合わせて自由に選んで学べます。

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合格率は全国平均の1.7倍!合格率83.3%が魅力


ITパスポートの全国平均の合格率は約50%程度。キャリカレなら、全国平均の1.7倍83.3%の高い合格率を誇ります。

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まとめ

ITパスポートは、ITの基礎的な知識が身に付くだけでなく、ビジネススキルの向上にもおすすめです。今後IT人材の需要はさらに増していくと予測されており、転職活動においてもアピールポイントとなります。

キャリカレでは、ITパスポート試験合格に向けてのさまざまな教材とサポートをご用意しております。無料資料請求を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

また、キャリカレでは随時キャンペーンを実施していますので、お得に受講することが可能です。

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よくある質問

Q1.ITパスポートとはどんな資格ですか?

ITパスポートは、経済産業省が認定する国家資格で、ITに関する基礎的な知識を持つことを証明できます。エンジニアや技術者だけでなく、事務職や営業職など幅広い人が受験しており、IT系の入門資格として人気があります。

Q2.itパスポートを取得すると、面接でどんな評価を受けられますか?

面接官は、ITパスポート合格者に対して「基本的なIT知識があり、業務理解が早い人」と評価します。特に事務職や営業職では、データ管理や効率化への意識が高い人材としてプラスに働きます。

Q3.ITパスポート試験の合格点数は何点ですか?

ITパスポートの合格基準は「総合評価点600点以上」かつ「分野別評価点300点以上」です。テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野をバランスよく勉強する必要があります。

Q4.ITパスポートの試験会場はどこで受けられますか?

全国47都道府県の試験会場で、CBT方式(コンピュータ試験)により随時受験できます。自分の都合に合わせて受験日を選べる点が大きなメリットです。

Q5.ITパスポートの勉強時間はどのくらい必要ですか?

IT業界未経験者の場合、学習時間の目安は130〜180時間です。1日1〜2時間の勉強で2〜3ヶ月を目標にしましょう。通信講座を活用すれば、短期間でも効率的に合格を目指せます。

Q6.ITパスポートはハローワークの求職者支援訓練で学べますか?

はい。ハローワークの求職者支援訓練の中には、ITパスポート試験対策を含むコースもあります。IT資格を取得して再就職を目指す人におすすめです。

Q7.ITパスポートと基本情報処理技術者試験の違いは?

ITパスポートは「入門レベル」で、IT全体の基礎知識を学ぶ資格です。
一方、基本情報処理技術者試験は「実務レベル」で、プログラミングやシステム設計など、より専門的な内容を問われます。ステップアップを目指すなら、ITパスポートからの取得がおすすめです。

Q8.ITパスポートと日商簿記はどちらを取るべき?

事務職や経理職を目指すなら日商簿記、IT系職種やデジタル活用に強い人材を目指すならITパスポートが有効です。どちらも組み合わせて取得すれば、業務の理解度が高まり、会社での評価も上がります。

Q9.ITパスポートの試験内容はどんな分野が出題されますか?

出題分野は「ストラテジ系(経営)」「マネジメント系(管理)」「テクノロジ系(技術)」の3分野。特にテクノロジ系は45問前後出題され、ネットワークやセキュリティなどのIT知識が問われます。

Q10.ITパスポートの資格を取る本当の意味は何ですか?

ITパスポートの本当の意味は、「ITを正しく理解し、ビジネスで活用できる力を証明すること」です。単なる資格試験の合格ではなく、デジタル時代に求められる基礎力を身につけ、会社での信頼やキャリアアップにつなげられます。

この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部
150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。ITパスポートは、情報処理技術の基礎知識を証明できる国家資格で、社会人や学生のスキルアップにも最適です。本コラムでは、試験概要や学習法、情報セキュリティ・ITストラテジ・マネジメントなどの重要分野のポイントを中心に、合格に役立つ最新情報をお届けしています。

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