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第二種電気工事士の技能試験に合格しよう!試験に向けた準備やクリアするポイントを解説

第二種電気工事士の資格を取得するには、原則として学科試験と技能試験に合格した後、居住地の都道府県知事へ申請し、第二種電気工事士免状の交付を受ける必要があります。なお、学科試験の免除対象者は、技能試験から受験できます。ここでは、第二種電気工事士の技能試験概要や必要な準備、合格するポイントなどを解説します。難易度もご紹介しますので、受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

第二種電気工事士の技能試験の概要

まずは、第二種電気工事士の技能試験の概要を詳しく解説します。
試験方式・出題内容・難易度についてチェックしていきましょう。

試験方式


技能試験は、持参した作業用工具と試験当日に支給される材料を使い、配線図や施工条件で指定された作品を一定時間内に完成させる試験です。
材料・配線図・説明図・施工条件をもとに作業を行い、試験終了後に完成した作品の欠陥を判定し、合否が決まります。

試験開始前に材料箱が配布され、材料表をもとに電線や器具などの確認を行います。
試験開始後は、材料の不一致や不良、破損を理由とする交換には応じてもらえないため、試験開始前の材料確認を確実に行いましょう。ただし、作業のやり直しなどで不足した端子ねじ、リングスリーブ、差込形コネクタは、監督員へ申し出ることで追加支給を受けられます。

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出題内容


第二種電気工事士技能試験の内容は、以下の項目のすべてまたは一部となります。

【第二種電気工事士/技能試験】

・電線の接続
・配線工事
・電気機器及び配線器具の設置
・電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
・コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
・接地工事
・電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
・一般用電気工作物等の検査
・一般用電気工作物等の故障箇所の修理

一つひとつの項目で作業をするのではなく、上記の要素が入った作品を完成させるのが試験の内容です。
技能試験では、受験年度の候補問題が事前に公表され、その中から出題されます。2026年度はNo.1~No.13の13問が公表されており、試験時間はすべて40分の予定です。ただし、配線図や施工条件などの詳細は、試験当日に配付される問題に明記されます。

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難易度


第二種電気工事士試験の結果が例年公開されており、過去の結果も確認できます。
ここでは、第二種電気工事士の技能試験の結果を見ていきましょう。

技能試験

受験者数

合格者数

合格率

令和7年度(下期)

48,034

34,313

71.4%

令和7年度(上期)

54,576

37,158

72.0%

令和6年度(下期)

43,570

30,266

69.4%

令和6年度(上期)

50,668

35,949

70.9%

令和5年度(下期)

45,790

31,499

68.7%

令和5年度(上期)

49,547

36,250

73.1%

令和4年度(下期)

44,101

31,117

70.5%

令和4年度(上期)

53,558

39,771

74.2%

令和3年度(下期)

51,833

36,843

71.0%

令和3年度(上期)

64,443

47,841

74.2%

出典:電気技術者試験センター│試験実施状況の推移(第二種電気工事士試験)

直近10回の技能試験では、合格率がおおむね7割前後で推移しています。ただし、技能試験の合格基準は「作品に欠陥がないこと」であり、欠陥が一つでもあれば不合格となります。制限時間内に完成させるだけでなく、正確に施工することが重要です。
合格率が高いからといって油断せず、しっかりと対策を行いましょう。

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第二種電気工事士の技能試験に向けた準備

第二種電気工事士の実技試験を受ける前に、いくつかの準備が必要です。
ここで一つひとつ解説しますので、当日に向けてしっかり準備を行いましょう。

公表されている候補問題を調べる


電気工事士の試験では、技能試験の候補問題が事前に公表されます。
候補問題のうち1題が試験当日に出題されるので、どのような問題が出るかを確認し、一通り作業できるようになることが大切です。

以下のリンクから、令和8年度の候補問題を確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考

令和8年度第二種電気工事士技能試験候補問題の公表について

指定工具を揃える


実技試験に使用する工具は、自分で揃える必要があります。
主に必要な工具は、ペンチ、ドライバー、電工ナイフ、リングスリーブ用圧着工具、スケール、ウォーターポンププライヤーなどです。
リングスリーブ用圧着工具は、JIS C 9711に適合し、「○・小・中・大」の圧着マークが明確に刻印されるものを用意しましょう。該当する工具は、一般的に握り部分が黄色になっています。

技能試験では、回路計(テスター)などの計測機器、充電式を含む電動工具、改造した工具、自作した工具などは使用できません。特に電動工具を使用した場合は不正行為となり、失格になるため、試験会場には持参しないようにしましょう。

試験当日の流れを把握しておく


落ち着いて技能試験に取り組むためには、試験当日の流れを把握しておくことが大切です。
大まかな試験当日の流れは、以下のようになっています。

  1. 受験票に指定された試験会場・試験室へ集合する

  2. 監督員から注意事項の説明を受ける

  3. 試験問題と材料箱が配付され、材料表と支給材料を照合する

  4. 監督員の合図で試験を開始する

  5. 40分後、終了の合図ですべての作業を止める

  6. 監督員の指示に従い、順番に退出する

  7. 試験終了後、作品に欠陥がないか判定され、後日試験結果が発表される

なお、試験問題は監督員の指示前に開くと不正行為になります。

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第二種電気工事士技能試験の最新傾向

第二種電気工事士の技能試験は、例年大きな変更は行われていません。
候補問題の数や内容は年度によって変更される可能性があります。2026年度は13問が公表されていますが、受験する際は必ず当該年度の候補問題と注意事項を確認しましょう。

技能試験の候補問題、試験時間、工具の使用条件や欠陥判断基準は変更される可能性があります。受験年度の受験案内、候補問題、欠陥の判断基準を確認したうえで対策しましょう。
現在の試験内容であれば、候補問題をしっかり練習することや作業に必要な知識や技術を身につけることが、合格への近道です。

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第二種電気工事士の技能試験に合格するポイント

第二種電気工事士の実技試験は比較的合格率が高いですが、対策を怠ると不合格になる場合があります。
技能試験に合格するポイントは、以下の4つです。
ポイントを押さえて練習に取り組み、技能試験の合格を目指しましょう。

複線図を描く練習をする


実技問題を正しく作成するためには、複線図と呼ばれる詳細な設計図を描くことが大切です。
試験で提出する必要はありませんが、電源の位置やケーブルの接続などを把握するために役立ちます。
電線を接続する箇所などがわかる複線図を描けると、作業がしやすくミスを防ぐことが可能です。

試験センターで公開されている過去問題と回答では、複線図も公開されているので、どのような図が描かれているか確認しておきましょう。

受験年度の候補問題を一通り練習する


2026年度は13問の候補問題が公表されています。どの問題が出題されても対応できるよう、すべての候補問題を練習しましょう。最初は複線図や作業手順を確認しながら取り組み、慣れてきたら40分以内に欠陥なく完成させる実践練習へ移ります。

施工条件や配線図を正しく理解する


作品が時間内に完成しても、施工条件を無視したり、配線を誤ったりしたものだと不合格になってしまいます。
実際の現場では、求められている条件で作業をし、ミスを起こしてはならないためです。

配線図と施工条件に従って作品を完成させたうえで、公式の欠陥判断基準に該当する箇所がなければ合格となります。完成後は、誤結線や未接続、寸法不足、電線の損傷、圧着マークの間違いなどがないか確認しましょう。

参考書や通信講座などで手順・方法を学ぶ


初心者の方であれば、工具の使い方や配線図の読み取り方、作業方法などがわからないことも多いです。

自己流で練習するのではなく、参考書や通信講座を活用して、手順・方法を学びましょう。
特に動画教材は、手の動きや工具の使い方がわかりやすいので、初心者の方は上手く活用するのがおすすめです。

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まとめ

第二種電気工事士の実技試験では、試験時間40分の中で、持参した工具と用意された材料を使って、欠陥のない作品を完成させる必要があります。

合格率は比較的高いものの、問題や工具の扱いに慣れていないと、突破が難しくなるでしょう。
合格するためには、複線図や公表問題の練習、施工条件や配線図の遵守、参考書や通信講座を使った学習が必要です。
試験形式や出題内容などもしっかりチェックして、第二種電気工事士の技能試験に合格しましょう。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部
170以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗などの電気設備工事を行うために必要な国家資格です。第二種電気工事士試験の詳細や試験対策をはじめ、資格の魅力や最新情報をお伝えしています。

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