身上監護アドバイザー講座｜通信教育講座・資格のキャリカレ

成年後見制度とは？

成年後見制度とは、精神上の障がい（精神障がい、知的障がい、認知症など）などで判断能力が不十分になった方の社会生活を支援する人（後見人）を家庭裁判所で定め、その人らしい生活が送れるよう支援する制度です。福祉の充実という観点から2000年4月1日にスタートしました。

65歳以上が認知症に
高齢社会に最も求められています

65歳以上の高齢者のうち、認知症の方は2012年時点で約462万人。これはその前年に厚生省研究班が発表した305万人より大きく上回る結果となりました。 さらに、軽度認知障がい者も約400万人いることがわかり、なんと「4人に1人」が認知症あるいはその予備軍ということに。高齢社会に突入した今、社会に最も求められる存在として「身上監護アドバイザー」が注目されています。

後見制度の申立件数は増加
任意後見契約も「9,000件」を超え
ニーズがドンドン高まっています！

後見制度の申立件数は、2010年に3万件を超え、増加しています。さらに、「将来が不安。信頼できる人に後見人を依頼したい。」といった相談が市区町村の成年後見センターなどで増加傾向にあります。そのうち、本人の意思で後見人を選んで契約する「任意後見制度」の件数は、2012年に9,000件を超え、任意後見人のニーズもドンドン高まっています。

身上監護アドバイザーは
こんな場面で活躍しています！

高齢者や認知症の方と多く関わる介護の現場や、医療・福祉施設など、さまざまな場所で活躍できます。もちろんご自身や家族の問題解決にも生かせるので、あらゆる場面で力を発揮できます。

しかも！
仕事、子育て、家事と両立しながら
自分のライフスタイルに
合わせて働けます！

契約内容にもよりますが、後見人として活動する日数・時間はあまり多くありません。被後見人から印鑑・通帳を預かり生活費をお届けしたり、訪問や電話による見守り業務も1ヶ月に１回程度が主流。家庭裁判所への報告書も地域によりますが、概ね１年ごとのため、自由に時間を使いやすく、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。