心理学のおすすめ資格一覧
心理カウンセラーの仕事内容や必要なスキルも紹介

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。
40~50代は、子育てがひと段落する時期です。今後のキャリアアップのためにも、このタイミングで就職・転職を考えている方は多いのではないでしょうか。働き方や雇用形態の多様化が進むなか、持っておくと役に立つのが、心理カウンセラーの資格です。
そこで、この記事では、心理学系の資格一覧について詳しく解説していきます。心理カウンセラーに向いている人や年収などについてもまとめました。未経験からでも始めやすいので、ぜひ参考にしてください。
目次
心理学とは?

心理学とは、簡単にいうと、人の心や行動がどういった原理に基づいているのかを科学的に研究する学問のことです。ひとくちに心理学といってもさまざまな種類があるので、まずはそれぞれの違いをしっかり押さえておく必要があります。
人の心にアプローチする学問
心理学について、さらに詳しく見ていきましょう。先ほど述べたように、心理学とは、人の心や行動の理由を科学的に研究する学問を意味します。人間の心はとても複雑で、理論や概念を学ぶだけでは本当に深く理解することはできません。
そこで、さまざまな科学的手法で人の心にアプローチし、より良い社会づくりに役立てようとする学問として、心理学が注目されてきました。
職場でのメンタルケアなどがイメージされる心理学ですが、実際には教育やスポーツなどさまざまな分野で活用されています。自分が興味のある分野に関係する心理学を学ぶと、今後のキャリアプランにも役立つでしょう。
「基礎心理学」と「応用心理学」で構成される
そもそも心理学は、「基礎心理学」と「応用心理学」で構成されています。基礎心理学とは人間の心の仕組みを一般論として研究・解明し、理解しようとする学問です。18種類の研究分野を、一覧表にまとめました。
基礎心理学の種類 | 学問の内容 |
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知覚心理学 | 知覚のメカニズムについて学ぶ学問 |
認知心理学 | 認知活動による心の動きを学ぶ学問 |
学習心理学 | 経験による心の動きを学ぶ学問 |
発達心理学 | 人の発達による心の動きを学ぶ学問 |
社会心理学 | 社会活動による心の動きを学ぶ学問 |
人格心理学 | 心の個性について学び、理解する学問 |
生理心理学 | 生理的な反応と心の関係性を学ぶ学問 |
神経心理学 | 脳の働きと心の関係性を学ぶ学問 |
深層心理学 | 無意識化における心のメカニズムに関する学問 |
異常心理学 | 異常行動を起こすメカニズムについて学ぶ学問 |
比較心理学 | 人種や種族、性別や発達に応じた心の際を研究する学問 |
言語心理学 | 言語活動と精神的影響を研究する学問 |
計量心理学 | 心の性質や動きを数量化する測定法についての学問 |
数理心理学 | 心の問題に対して数学的にアプローチする方法を学ぶ学問 |
生態心理学 | 自然からの影響が与える心の変化について学ぶ学問 |
色彩心理学 | 色と心の関係を学ぶ学問 |
自己心理学 | 自己分析による心へのアプローチ方法などを学ぶ学問 |
一般心理学 | 個体差のない一般的な心理現象について学ぶ学問 |
一方で、応用心理学とは基礎心理学を私たちの日常に具体的に活かすための学問のことで、以下の14種類にわけられます。
応用心理学の種類 | 学問の内容 |
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臨床心理学 | 精神的な問題の解決につなげるための学問 |
教育心理学 | 成長に伴う教育に関する心理的学問 |
産業心理学 | 産業の課題や問題に心理的にアプローチするための学問 |
犯罪心理学 | 犯罪に関する心理的要因や捜査、予防などに役立てるための学問 |
スポーツ心理学 | さまざまなスポーツ関して心理的側面から研究する学問 |
災害心理学 | 災害時の心理的影響を研究し、リスク軽減に役立てる目的がある学問 |
家族心理学 | 家族の関係性に関わる心理的影響を研究する学問 |
芸術心理学 | 芸術に関する心理的側面を研究する学問 |
学校心理学 | 学校生活における課題や問題を心理的側面からアプローチするための学問 |
交通心理学 | 事故やトラブル防止のために交通に関する心理的影響を研究する学問 |
健康心理学 | 健康を維持するための心理的要因を研究する学問 |
環境心理学 | 自然環境や人工的な環境が与える心理的影響を分析する学問 |
動物心理学 | 動物の行動や情緒などを心理的に分析する学問 |
性心理学 | 性行動に関する心理的要因を研究する学問 |
このように、心理学の種類はさまざまです。災害時の人間の心の動きや行動を研究する災害心理学や少子高齢化を取り扱う家族心理学など、日本ならではの課題にアプローチする心理学は、今まさに求められている学問といえるでしょう。
心理カウンセラーとは

心理学関連の知識を活かせる職業の一つに、心理カウンセラーが挙げられます。心理カウンセラーはカウンセリングや心理療法などの専門知識をもとに、メンタルヘルスに悩みを抱える相談者を解決に導く仕事です。
現代はストレス社会といわれているように、精神的な重圧で悩む方は少なくありません。放っておくと、うつ病などに至ってしまうケースも考えられます。一人ひとりに寄り添ったメンタルケアをするために注目が高まっているのが、心理カウンセラーです。
心理カウンセラーに求められる4つのスキル
心理カウンセラーに求められるスキルは、傾聴力・判断力・論理的思考力・言語化能力の4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.相手の話に耳を傾ける「傾聴力」
相談者との間に信頼関係を築くためには、何よりもまず相手の話に耳を傾ける「傾聴力」が大切です。ただ話を聞くだけではなく、言葉の裏に隠された感情や意味をくみ取る能力も求められます。
そのためにも、相手の話を途中で遮ったり話題を変えたりせず、じっくり話を聞ける方が、心理カウンセラーに向いているといえるでしょう。
また、相談者に対する配慮も忘れてはいけません。相手と視線を合わせるのはもちろんのこと、声のトーンやスピードも重要です。落ち着いた低めのトーンで話をすると、安心感を持ってもらいやすいでしょう。
2.相談者の悩みや背景を理解する「判断力」
相手が抱えている問題に理解を示しつつ、その背景を客観的に捉える「判断力」も、心理カウンセラーにとって欠かせないスキルです。相談者の気持ちに寄り添うことはもちろん大切ですが、感情移入しすぎると冷静な判断ができなくなってしまうため、あくまで第三者としての立場で話を聞く必要があります。
もし判断を間違えると、かえって相談者の置かれた状況を悪化させかねません。適切なケアを行えるようにするためにも、心理学やカウンセリングの知識を常に磨き、実践経験を重ねることが大切です。そのなかで、自然と冷静な判断力も身に付いていくでしょう。
3.相談者に最適なカウンセリングを行う「論理的思考力」
相談者に最適なカウンセリングを行うためには、「論理的思考力」も重要です。相談者のなかには、情報をうまく整理できていないままカウンセリングに来る方も少なくありません。
心理カウンセラーは、そこから重要な論点のみを選択し、心理学的視点と知識を用いて問題の本質を考える必要があります。このときに求められるのが、論理的思考力です。
論理的思考力が磨かれれば、相談者の話の矛盾点や偏見にもすぐに気付けるようになるでしょう。また、相談者が抱える誤解や先入観などに囚われることもないため、問題解決に向けた正しい判断ができます。
4.相談者へ解決策を適切に伝える「言語化能力」
カウンセリングに来る相談者のなかには、周囲への不信感や不安が強いゆえに、人の言葉を素直に受け入れられない心理状態にある方もいます。また、自分の抱えている問題や感情を、うまく言い表せない方もいるでしょう。
そこで、心理カウンセラーに求められるのが、「言語化能力」です。相談者が抱える問題や感情をわかりやすい表現に言い換えることで、悩みを把握しやすくします。また、専門用語を使わずに説明するといった配慮も忘れてはいけません。相談者の心に伝わる言葉を届けるためにも、誰でも理解しやすい言い回しに置き換えることが大切です。
心理学の資格とは

心理学系の資格には国家資格と民間資格があり、さらに分野ごとに細かく分かれています。自分の進みたい道に合った資格を選ぶようにしましょう。
心理学の資格は大きく分けて国家資格と民間資格の2つ
心理学の資格は、大きく分けて国家資格と民間資格の2種類に分けられます。キャリアコンサルタントや社会福祉士などに代表される国家資格は、難易度や受験資格が厳しめです。とはいえ、きちんと学習を進めれば、未経験からでも十分に合格を狙える資格です。
一方で、民間資格のなかには、国家資格に比べると難易度や受験資格がゆるやかなものもあります。ただし、資格と仕事内容がマッチしていないと、あまり取得のメリットがない場合もあり得ます。自分がどんな資格を取得したいのか、どこで働きたいのかなど、目的に合わせた資格を選ぶことが大切です。
心理学の資格を活かせる分野
心理学の資格を活かせる分野ごとに、活躍が期待できる勤務先やその資格で行える支援内容などをご紹介します。
保険・医療
保険・医療分野で心理学の資格を活かすには、病院やクリニック、保健所、保健センターなどでの勤務が一般的です。たとえば、病院やクリニックであれば、患者の初診時のカウンセリング対応などが挙げられるでしょう。
ただ、保険・医療分野で働くには、ある程度の医学的知識が求められる場合もあります。看護師免許や医師免許などの医療職資格をすでに持っているようなら、心理学の資格と掛け合わせてさらなるスキルアップを目指せるでしょう。
福祉
福祉分野で心理学の知識を活用できる勤務先は、児童発達支援センターや障害児通所支援事業所、障害者支援施設などが挙げられるでしょう。認定こども園や保育所、児童館などのスタッフとしての活躍も期待できます。
子どもから高齢者まで、さまざまな世代を対象にした支援ができるのが大きな強みです。また、入所者だけではなく、各施設で働くスタッフのメンタルケアなども行います。福祉分野は研修の場が設けられているだけでなく、活躍の場が幅広く用意されているので、未経験からでも挑戦しやすいでしょう。
教育
教育分野で心理学を活かせる場として広く知られているのは、学校でのスクールカウンセラーです。そのほかにも、公立の教育相談機関や教育委員会などでの活躍が期待できます。
主な仕事内容は、小学生から大学生までを対象にした、さまざまな問題に関する相談への対応です。いじめや不登校、勉強に関する悩み・トラブルや家庭を巡る問題などに応じているほか、教員からの相談も受け付けています。
産業
産業分野で心理学を活かすなら、企業の相談室や組織外の相談機関などが該当します。従業員のメンタルヘルスケアをはじめ、休職中のスタッフの職場復帰に関する相談やサポート、ストレスチェックを活用した心理支援などが主な業務です。
また、障害者職業センターやハローワークなどでも、心理学の知識を活かせます。その場合は、就職やキャリアに関する相談対応・サポート業務にあたるのが一般的な傾向です。
心理学に関する国家資格一覧

心理学に関する主な国家資格について、難易度や受験資格、合格後のキャリアビジョンなどの詳細を解説します。
公認心理師
難易度 | 高 |
---|---|
合格率 | 62%(過去5回分の平均値を算出) |
受験資格 | 4年制大学で所定の25科目を修了かつ大学院で所定の10科目を修了した者、ほか6区分 |
合格までの目安期間 | 6年(受験資格の区分による) |
公認心理師になると、心理に関するサポートを行うアドバイザーとしてのキャリア形成が可能です。心理学に直接関係する資格としては、唯一の国家資格に位置づけられています。保険・医療や福祉、教育といった分野での活躍ができるでしょう。
受験資格を得るには、大学もしくは大学院で所定の科目を修了していることが前提条件のため、該当しない方は高等教育機関で学び直す必要があります。
キャリアコンサルタント
難易度 | 中 |
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合格率 |
学科:64.1%(過去3回分の平均値を算出) 実技:63.3%(過去3回分の平均値を算出) 学科&実技同時受験:51.6%(過去3回分の平均値を算出) |
受験資格 |
1. 厚生労働大臣が認定する講習を修了した者 2. キャリアコンサルティングに係る3年以上の実務経験を有する者 3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験または実技試験に合格した者 ※上記のいずれか1つを満たしていればOK |
合格までの目安期間 | 3~6ヶ月(受験資格①の場合) |
キャリアコンサルタントは、労働者の職業選択や能力開発などに関する相談を受けて助言や指導を行う資格です。職業はその人の生きがいに直結するため、試験に合格後はさまざまな分野での活躍が期待できます。相談者がコンサルティングを通じて自分の適性や能力、関心を引き出し、自分に合った仕事を選べるように導くのが主な役割です。
心理学未経験の社会人がキャリアコンサルタント合格を目指すなら、厚生労働大臣が認定する講習を修了するのがいちばんの近道です。講習は150時間と決められており、理論を学ぶ講義と実技習得のための演習に分かれています。
精神保健福祉士
難易度 | 中 |
---|---|
合格率 | 69%(過去3回分の平均値を算出) |
受験資格 | 4年制大学を卒業した者かつ一般養成施設などで指定カリキュラムを1年以上履修した者、ほか10区分 |
合格までの目安期間 | 5年(受験資格の区分による) |
精神保健福祉士は、精神的な疾患を抱えている方へのメンタルケアが主な仕事です。さまざまなストレスにさらされている現代では、精神疾患を抱える方が増え続けています。そのため、今後も精神保健福祉士はますますニーズが高まっていくでしょう。
社会人でも精神保健福祉士を目指すことは可能ですが、2年制の短大以上を卒業していることが前提条件です。実務経験のみで受験資格を得る場合も、社会福祉士資格の保有+短期養成施設などでのカリキュラム履修、もしくは4年以上の相談援助実務経験+一般養成施設などでのカリキュラム履修が求められます。
社会福祉士
難易度 | 高 |
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合格率 | 44.5%(過去3回分の平均値を算出) |
受験資格 | 4年制大学を卒業した者かつ一般養成施設などで指定カリキュラムを1年以上履修した者、ほか11区分 |
合格までの目安期間 | 5年(受験資格の区分による) |
社会福祉士は、合格率が例年50%を下回る難関国家資格として知られています。福祉の現場でサポートが必要な方に寄り添い、相談者が安心して生活できるようにアドバイスするのが主な仕事です。高齢者や障がい者の福祉施設、地域包括支援センターや児童相談所などが主な就職先です。
精神保健福祉士と同様に、社会福祉士を目指すのも2年制の短大以上を卒業していることが前提条件となります。実務経験のみで受験資格を得る場合は、4年以上の相談援助実務経験+一般養成施設などでのカリキュラム履修が必要です。
心理学に関する民間資格一覧

次に、心理学に関する民間の資格を9つご紹介します。難易度や合格率、受験資格などをまとめたので、参考にしてください。
臨床心理士
難易度 | 高 |
---|---|
合格率 | 64.7%(過去5回分の平均値を算出) |
受験資格 | 協会が認定する第一種指定大学院を修了し、受験資格取得のための所定条件を満たしている者、ほか6区分 |
合格までの目安期間 | 2年(受験資格の区分による) |
臨床心理士は、臨床心理学の知識や技術をいかして、人が抱える心の問題に寄り添うプロフェッショナルです。活躍のフィールドは幅広く、医療や福祉、教育、産業など、さまざまな場面で資格を役立てられます。
臨床心理士を目指すには、日本臨床心理士資格認定協会が認定する第一種もしくは第二種指定大学院を修了することが前提条件です。大学院のなかには社会人入試を受け付けているところも多いので、未経験からでもチャレンジしやすいでしょう。
学校心理士
難易度 | 高 |
---|---|
合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 学校心理学関連の大学院を修了かつ1年以上の学校心理学に関する専門的実務経験を有する者、ほか9区分 |
合格までの目安期間 | 3年(受験資格の区分による) |
学校心理士は、学校生活でさまざまな問題に直面している子どもを対象に支援を行う資格です。子どもだけではなく、教師や保護者への心理的支援も行います。資格名に「学校」と付いているように教育現場に特化した資格であり、スクールカウンセラーなどとしての活躍が期待できます。
社会人から学校心理士を目指すには、大学院を修了して学校心理学に関する実務経験を積むルートが一般的です。
臨床発達心理士
難易度 | 高 |
---|---|
合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 発達心理学隣接諸科学の大学院を修了かつ3年以上の臨床発達心理に関する臨床経験がある者、ほか4区分 |
合格までの目安期間 | 5年(受験資格の区分による) |
臨床発達心理士は、加齢や成長などの発達過程で問題を抱える方に寄り添い、生涯にわたって支援を行う資格です。虐待や不登校、各種発達障害など、社会全体で課題となっているテーマにも対応します。教育現場以外にも、さまざまな分野で活躍ができるでしょう。
未経験からでも臨床発達心理士の資格取得を目指すことはできます。まずは社会人入試で大学院への入学を目指し、修了後に3年以上の実務経験を積むルートがおすすめです。大学や研究機関などで研究職に5年以上従事していた方にも受験資格があるので、該当する方はチャレンジしてみてください。
産業カウンセラー
難易度 | 高 |
---|---|
合格率 |
学科:68.8%(過去3回分の平均値を算出) 実技:62.5%(過去3回分の平均値を算出) 総合合格率:60.8%(過去3回分の平均値を算出) |
受験資格 | 協会が行う産業カウンセリングの学識および技能習得のための講座を修了した者、ほか3区分 |
合格までの目安期間 | 約6~10ヶ月(受験資格の区分による) |
産業カウンセラーは、働く人びとが抱えるさまざまな問題を自分の力で解決できるように導く資格です。主なキャリア形成の場は企業で、相談業務だけではなく従業員のメンタルヘルスケアやキャリア開発支援なども行います。
社会人から産業カウンセラーを目指すなら、協会が実施する産業カウンセリング養成講座を修了するルートがおすすめです。受講時点で成人年齢に達してさえいれば、学歴や職歴に関係なくどなたでも受講できます。
メンタル総合心理
難易度 | 低 |
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合格率 | JADP認定メンタル心理カウンセラー:公式データなし 上級心理カウンセラー:公式データなし |
受験資格 | 協会が認定する教育機関が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
合格までの目安期間 | 約4ヶ月 |
メンタル総合心理は、JADP認定メンタル心理カウンセラー資格と上級心理カウンセラー資格のW取得を目指せるキャリカレの通信講座です。メンタルに悩みを抱えている方を社会的観点からサポートするのが主な業務で、取得しておくと幅広い分野で役立てられます。
カリキュラムは、心理学系の大学や大学院で学ぶ内容のなかから心理カウンセラーとして必要な範囲だけを厳選しており、大学に行かなくても専門的な知識がイチから身に付きます。心理学がはじめての方でも勉強しやすく、自分のペースで学習したい方にもおすすめです。
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おすすめのメンタル総合心理®W資格取得講座はこちらメンタル心理カウンセラー
難易度 | 低 |
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合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 協会が認定する教育機関が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
合格までの目安期間 | 約2ヶ月 |
メンタル心理カウンセラーは、心理学の基本を理解したうえで、さまざまなシーンに合わせたカウンセリングができることを証明する資格です。実生活にいかせる知識が多いので、自分の身のまわりで支援を必要としている方に対しても適切な支援ができるようになります。
キャリカレの通信講座を利用すれば、心理学の歴史を楽しく学びながらカウンセリングの実践力を身に付けられます。現場で本当に求められている知識だけを集中的に学べるので、大学に通い直す余裕がない方や心理学をやるのがはじめての方にもおすすめです。
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おすすめのメンタル心理カウンセラー資格取得講座はこちらチャイルドカウンセラー
難易度 | 低 |
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合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 協会が認定する教育機関が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
合格までの目安期間 | 約4ヶ月 |
チャイルドカウンセラーは、いじめや不登校などの悩みを抱える子どもや問題行動を起こす子どもの心に寄り添い、問題解決へと導くサポートをします。学校などの教育現場をはじめ、児童福祉施設や子ども向け医療機関といった場所での活躍が期待できます。
子どもとの関わり方に決まった正解はないからこそ、適切なカウンセリングで子どもとしっかり向き合うことが求められています。必要な知識とスキルだけを凝縮して学べるキャリカレの通信講座なら、心理学未経験や多忙な方でも取り組めるでしょう。
\講師への質問は何度でもOK/
おすすめのチャイルドカウンセラー資格取得講座はこちらスポーツメンタルトレーナー
難易度 | 低 |
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合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 協会が認定する教育機関が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
合格までの目安期間 | 約3ヶ月 |
スポーツメンタルトレーナーの役割は、スポーツ選手の気持ちを理解したうえで適切に励まし、勝負力を高めることです。部活やスポーツクラブでのメンタルトレーニングのほかにも、セミナーなどでの実演指導などのキャリアが見込めます。メンタルトレーニングはビジネスにも応用できるので、企業で活躍することも可能です。
メンタルトレーニングの知識やスキルは、心理学未経験の方でも約3ヶ月あれば身に付けられます。キャリカレの通信講座は五輪メダリストを育成したメンタルトレーナーによる本格的なカリキュラムが組まれているので、無理なく学習を進められます。
\講師への質問は何度でもOK/
おすすめのスポーツメンタルトレーナー資格取得講座はこちらJADP認定SNSカウンセラー
難易度 | 低 |
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合格率 | 公式データなし |
受験資格 | 協会が認定する教育機関が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
合格までの目安期間 | 約2ヶ月 |
JADP認定SNSカウンセラーの主な業務は、SNSを活用したカウンセリングで相談者の悩みを解決に導くためのサポートです。資格取得後はフリーのSNSカウンセラー以外にも、各企業のSNS相談員やスーパーバイザーなどとしてのキャリアを目指せます。
SNSカウンセラーによるカウンセリングは、基本的に文字だけでやりとりします。キャリカレの講座なら、相談者の気持ちをくみ取った適切な返信をするための知識とスキルを、約2ヶ月で学習できるので、忙しい社会人にもおすすめです。
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おすすめの JADP認定 SNSカウンセラー資格取得講座はこちら心理カウンセラーの年収

さまざまな関連資格や活躍の場が用意されている心理カウンセラーですが、どのくらい稼げるのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、心理カウンセラーの年収や給与アップの方法、働き方について解説します。
心理カウンセラーの年収は300~400万
心理カウンセラーの年収は、勤め先や雇用形態によって大きく異なるので一概にはいえませんが、300~400万が一般的です。企業で正社員として勤める場合、他職種の従業員と同程度の年収と考えておいたほうがいいでしょう。
1つの企業に属さず、あえて非常勤として複数の現場を掛け持ちする心理カウンセラーもいます。その場合の給与体系は、時給制がほとんどです。経験年数などにもよりますが、病院やクリニックでの勤務は時給1,000~2,000円、教育機関で働く場合は時給1,500~5,000円程度が相場です。
心理カウンセラーが収入を上げる方法
心理カウンセラーとして収入を上げたいなら、より高度な資格にチャレンジしたり、経験を積んで専門性を高めたりするのがいいでしょう。公認心理師や臨床心理士など高等教育機関での学びが必要な資格はそもそも取得難易度が高いことから、特別手当をもらえるケースもあります。
そのほかにも、独立してカウンセリングルームを開業する方法もあります。カウンセリングスキル以外にも経営やマーケティングなどの知識が求められますが、努力がそのまま収入につながりやすい点でやりがいを感じられるでしょう。心理カウンセラーとして人気が出れば、年収1,000万円以上稼ぐことも夢ではありません。
未経験から心理学の資格を取得する方法

未経験から心理学の資格を取得するには、大学や民間の心理系スクールなどへの通学、通信講座、独学などの方法が選べます。それぞれにメリットやデメリットがありますので、特徴を比べながら自分に合った方法を見つけましょう。
心理系大学で学ぶ
心理系資格のなかには、大学などで所定の科目を修了していることが受験資格の条件として課されているものもあります。心理学の専門的な知識を数年間かけてじっくりと学べるので、難易度の高い資格取得を目指せるのが大きなメリットです。
その一方で、大学への通学は時間的制約を受けやすく、多忙な社会人にとって仕事と学業などとの両立は難しいといえます。
民間の心理系スクールで学ぶ
講師から直接講義を受けられる民間心理系スクールへの通学は、独学よりも理解が深まりやすいのが大きなメリットです。座学による知識のインプット以外にも、カウンセリング方法やコミュニケーションの取り方などを実践形式で学べるスクールもあります。
スクールではプロの講師から心理学について学べるため、難易度の高い資格取得を目指したい方におすすめできます。とはいえ、比較的高額な受講料がかかるため、しっかり検討する必要があります。
独学で学ぶ
心理学に関する書籍は、たくさん出版されています。独学の場合は書籍を購入する費用だけで済むので、お金がかからないのがメリットといえるでしょう。自分のペースで進められるのも、通信講座と変わりません。
ただ、1人で学ぶ場合は不明点などがあっても自分で対応しなければならず、挫折しやすいのがデメリットです。
通信講座で学ぶ
通信講座は初心者向けにテキストがわかりやすくまとめられていて、心理学がはじめての方でも取り組みやすいでしょう。質問や添削などのサポート体制が充実しているのも、うれしいメリットです。
難易度の低い資格からチャレンジできるので、ゆっくりステップアップしていきたい方にも向いています。社会人の時間的な制約や費用面での負担を考えるうえでも、通信講座はおすすめしたい学習方法です。
まとめ
心理カウンセラーになるのに求められるスキルは、傾聴力・判断力・論理的思考力・言語化能力の4つです。相談者と適度に距離感を保ちつつもじっくりと耳を傾け、相談者がなかなかうまく話せなくても根気強く待てる方が、心理カウンセラーに向いています。
本記事でご紹介した心理学関連の資格や勉強方法などを参考に、自身に合った分野の資格にチャレンジして、将来のキャリア形成にお役立てください。
資格のキャリカレでは、心理学・カウンセラー関連の資格対策講座を多数ご用意しています。学習コストを抑え、短期間で資格取得に必要な知識が学べるので、効率的です。下記の講座一覧から、無料で資料請求できるので、ぜひご活用ください。
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この記事の監修者
資格のキャリカレ編集部
150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。心理カウンセラーは、悩みをもつ人の相談に乗って解決に導く仕事として、人気の高い資格です。心理カウンセラーの詳細や資格試験の詳細、資格の魅力などの最新情報をお伝えしています。
INDEX
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