アドラー心理学とは?特徴やメリット・学べる方法などわかりやすく紹介

アドラー心理学とは?特徴やメリット・学べる方法などわかりやすく紹介

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。

「アドラー心理学について知りたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。アドラー心理学を学ぶことにより、思考をシンプルにできたり、人間関係のストレスを減らせたりというメリットがあります。

今回の記事では、最初にアドラー心理学の概要を解説した後、アドラー心理学が世界中に広まった背景、アルフレッド・アドラーの概要、アドラー心理学の主な理論と特徴などを説明していきます。

記事の後半では、アドラー心理学の思想と具体的なメリット、おすすめ書籍と資格についても紹介するので参考にしてください。

目次
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アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは、オーストリアのウイーンの精神科医、アルフレッド・アドラーが提唱した心理学です。アドラーは「人生には目的がある。幸せになるには勇気が必要」というテーマからアドラー心理学を成り立たせました。

アドラー心理学の特徴は、人間の心と行動の問題解決に重点を置いている点です。単なる学問の体系化にとどまらず、実践的な考え方によって理論が構築されています。具体的な考え方には「幸福とはどのようなものか」「どのように人は生きるのか」があります。

また、アドラーは「個人の精神生活と社会の在り方は強固な結び付きがある」と考えた結果、人生の基本目標として以下の4つを挙げています。

● 自立
● 社会と調和した生活
● 自分には能力があるという意識
● 人々は仲間であるという意識

上記の目標を達成するために、「どのように人は生きればよいのか」を示しているのがアドラー心理学です。

関連記事心理学の種類・活用方法を解説!仕事や恋愛・人間関係に役立てたいポイント

アドラー心理学が世界中に広まった背景

アドラー心理学が世界中に広まった背景

アドラー心理学が広く認知されたきっかけとして、2013年に出版された書籍『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著・ダイヤモンド社)の大ヒットがあります。

『嫌われる勇気』は、主人公の青年が哲人と対話しながら進む物語です。アドラー心理学の思想がわかりやすく解説されています。

『嫌われる勇気』の2024年2月時点での国内発行部数は296万部、翻訳版の累計発行部数は1000万部オーバーです。(※)その結果、アドラー心理学は日本だけでなく、世界的に広がっています。人生をより良く生きるヒントが詰まったアドラーの思想は、国や文化を超えて多くの人々の共感を呼んでいます。

参考 DIAMOND online「アドラー心理学の入門書をベストセラーにした著者が語る、世界1000万部を達成して変わったこと、変わらなかったこと」

アドラーは心理学の三大巨頭の一人

アドラーは心理学の三大巨頭の一人

アドラーは心理学の三大巨頭の一人です。他の二人にフロイトとユングがいます。ここではアドラーとフロイトの違い、アドラーとユングの違いについてそれぞれ解説します。

アドラーとフロイトの違い

アドラーとフロイトは心理学の発展に大きな影響を与えた人物です。しかし二人の考え方には違いがあります。

アドラーは「人間の行動には必ず目的がある。現在の状況は目的達成のために自分で選択したものだ」と考える目的論を唱えました。一方のフロイトは、「結果には原因がある。現在の状況は過去の経験によって決められる」と考える原因論を唱えています。

また、アドラーは「幸福という目的達成のために無意識と意識は協力し合う」と考えていました。一方のフロイトは「無意識と意識は協力関係ではなく対立関係にある」という考え方です。

フロイトは、オーストリアの精神科医で精神分析学の創始者です。「人間の行動の大部分は無意識に支配されている。必ず心理学的な裏付けがある」と唱えた人物として知られています。

アドラーとユングの違い

ユングもフロイトやアドラー同様、心理学の発展に多大な貢献をした人物です。しかしアドラーとユングの考え方にも相違点があります。

最も大きな違いは、研究の方向性です。アドラーは個人の精神生活と社会の在り方の強い結び付きに着目し、具体的な生き方を提示しました。一方のユングは心理を分析し、人間全体に共通する内容を研究しました。

ユングは、スイスの精神科医で分析心理学の創始者です。彼は「人間の心には2つの層がある」と考えていました。人類に共通する普遍的な集合的無意識と個人的無意識です。

また、ユングは外向性と内向性という概念を提唱した人物としても知られています。

アドラー心理学の主な理論と特徴

アドラー心理学の主な理論と特徴

アドラー心理学には、主に5つの理論があります。

1. 目的論
2. 全体論
3. 自己決定性
4. 認知論
5. 対人関係論

それぞれの特徴について解説するので参考にしてください。

1.目的論

アドラー心理学における目的論とは、「人間の行動にはすべて目的がある」という考え方です。

目的論では、過去よりも未来への意識を重視します。「今後の人生をどう生きるか」に意識を向け、目的や目標に向かう行動が求められるのです。目的意識によって困難に立ち向かう原動力が生まれます。

一方、目的論と対照的な考え方が原因論です。原因論では「すべての結果には原因がある」と考えます。未来よりも過去の出来事を重視した思考と言えます。

目的論に基づくことで物事をシンプルに捉えられます。「自分の人生は自分で決められる」という実感も得やすいでしょう。「目的を持って未来を切り拓く」という要素が目的論の本質です。

2.全体論

アドラー心理学の全体論とは、「人間の心や意識に矛盾はなく、すべてが自分自身の一部である」という考え方です。意識と無意識、理性と感情、心と身体は分けられない存在であり、「無理に分割する必要はない」と説いています。

例えばフルマラソンを完走したい場合、体力の強化だけでなく「必ずゴールまで辿り着ける」というメンタルも鍛える必要があります。体力とメンタルの「どちらか」ではなく、「どちらも」という考え方です。

つまり全体論とは、自分自身のすべてを受け入れるための理論です。時にすべてを受け入れるには勇気が必要になるかもしれません。しかしアドラー心理学の考え方として、幸せに生きるためには欠かせないプロセスと言えます。

3.自己決定性

アドラー心理学の自己決定性とは「自分の行動はすべて自分で決める」という考え方です。

自分が置かれた環境の捉え方を決定するのは自分です。仮に悲劇に直面したとしても、「どのように解釈するのか」「どのような行動を選択するのか」は自分次第と言えます。

自己決定性は、人生に対する責任感の自覚につながります。環境や過去の出来事は関係ありません。理想的な未来を実現するために「どのように今を生きるか」を自分で決断するという考え方です。

4.認知論

アドラー心理学の認知論とは「人は物事を判断する際、自身の主観的な価値観を重視する」という考え方です。ありのままの事実を受け入れるのは不可能とされています。したがって、同じものを視界に入れたり、同じ音を聞いたりしても、人によって認識や判断が異なるのです。

相手が自分を評価する際も同様です。あくまでも主観的な見方に基づいているため、否定的な評価を過度に気にする必要はありません。同時に自分自身も、相手の多様な価値観を受け入れることが大切です。

異なる意見や価値観を自然に受け入れられれば、物事や人への執着心を取り除けます。自分の価値観に固執することなく、相手の意見も柔軟に受け止められるでしょう。結果的に視野が広がり、多角的に物事を捉えられるのです。

5.対人関係論

アドラー心理学の認知論とは「どのような行動や感情にも相手が存在する」という考え方です。人は他者との関係性の中で影響を与え合って生活しています。

アドラーは「人が抱える悩みには対人関係という原因がある」と説きました。仕事、家庭、友人関係など、あらゆる問題の根底に他者との関わりがあります。

人は往々にして相手の考え方や行動を変えようとします。しかし他者を変えるのは困難です。人は独自の価値観や目的を持って行動しているからです。そのため「相手ではなく自分が変わる」という意識が重要になります。

自分の行動・態度を変えることにより、相手の反応が変化するかもしれません。その結果、対人関係の問題が解決する可能性があるのです。

アドラー心理学で重要な4つの思想

アドラー心理学で重要な4つの思想

前述した5つの理論の根底に以下の思想があります。

1. 課題の分離
2. 劣等感
3. 共同体感覚
4. 勇気づけ

それぞれ解説するので参考にしてください。

1.課題の分離

アドラー心理学の課題の分離とは「自分と他人の課題を明確に区別して考える」という思想です。

人は時として他者の問題に関与しすぎたり、巻き込まれたりします。例えば、親が子どもの勉強に口を出しすぎたり、上司が部下の仕事の進め方を指示しすぎたりといったケースです。その場合、相手の自立心を損なうだけでなく、依存の助長につながりかねません。

アドラー心理学は「相手の課題は相手のもの」という割り切りを重視しています。それにより、過剰な介入を避けられるのです。助けを求められた際は積極的に支援しつつも「あくまでも主体は相手にある」という認識が重要になります。

課題の分離によって人間関係は円滑になるでしょう。お互いの自立心によって対等な関係を築けるからです。

2.劣等感

アドラー心理学の劣等感は「他人と比較して自分が劣っている」という思想です。人は誰でも、何かしらの劣等感を抱えているものです。

アドラーは「劣等感を悪ではなく、自己成長の原動力として捉えることが重要である」と提唱しています。理想の自分に近づくために劣等感を利用するという考え方です。

例えば、低収入に劣等感を感じている人が、自己投資に励んで年収アップを目指すとしましょう。この場合、上手に劣等感を利用していると判断できます。自身の劣等感を前向きな行動に結びつけているからです。

このようにアドラー心理学は、劣等感を頭ごなしに否定するのではなく、肯定的に利用することをすすめています。劣等感をバネに理想の自分を目指し、努力を重ねることで自己実現への道を歩めるでしょう。

3.共同体感覚

アドラー心理学の共同体感覚とは「自分は共同体の一部である」という主観的な感覚のことです。会社、学校、家族のような自身が所属するコミュニティの中で「自分は一員である」と感じられる状態を指します。

共同体感覚を抱くには、自己受容、他者信頼、他者貢献という3つの要素が重要です。自己受容は自分をありのままに受け入れること。他者信頼は他者を無条件に信頼すること。そして他者貢献とは、他者の役に立つ行動を取ることです。

人は「誰かとつながりたい」と望む存在です。また、他人を尊重し、幸せにすることが自分の幸せにつながるとも考えます。アドラーの共同体感覚によって、真に共同体の一員としての自覚を持てるようになるでしょう。

4.勇気づけ

アドラー心理学の勇気づけとは、課題や困難を乗り越えるための思想です。人生には様々な課題や困難が待ち受けています。そのような状況に立ち向かうには勇気が必要です。

勇気づけによって、自分の考え方や行動を変えられます。困難に直面した際に「できない」「無理だ」と考えるのではなく、「どうすればできるのか」「乗り越えられるのか」という発想の転換によって新しい道を切り拓けるでしょう。

また、他者が己の力で生きるための支援も勇気づけに含まれます。前述した劣等感で挫折した他者に対して、困難を乗り越えられるように声がけすることも勇気づけに該当します。

アドラー心理学を受け入れる5つのメリット

アドラー心理学を受け入れる5つのメリット

ビジネスや日常生活でアドラー心理学を受け入れるメリットは以下です。

1. 思考をシンプルにできる
2. 自分を肯定的に捉えられるようになる
3. 目的意識を持てるようになる
4. 人間関係のストレスを減らせる
5. 主体的な行動ができるようになる

それぞれ解説するので参考にしてください。

1.思考をシンプルにできる

複雑な思考は行動に移しづらいため、成果を出しにくいというデメリットがあります。アドラー心理学を取り入れれば問題や課題が明確になります。その結果、思考をシンプルにできるでしょう。

思考を単純化することにより、解決策もシンプルに考えやすくなります。「現在の自分の状況は自分の選択の結果である」を前提として「問題は他人の責任ではなく自分で解決すべきである」「自分で解決することで望む未来を築ける」という思考が可能になるからです。

2.自分を肯定的に捉えられるようになる

アドラー心理学を取り入れることで、劣等感を和らげ、自分をポジティブに捉えられるようになります。自分へのネガティブな感情は、時にマイナスの影響を及ぼしかねません。

アドラー心理学を実践し、環境、スキル、立場などを受け入れることにより、「次にどのような行動をするべきか」を判断できます。

また、アドラー心理学は「自分も他人も共に尊重される」「自分の課題には自分で回答を出す」を重視しているため、自信を持って行動できます。結果的に、必要な能力を発揮し、自己成長を遂げることが可能です。

3.目的意識を持てるようになる

アドラー心理学を取り入れることで必要な要素が明確になります。それによって目的意識を持てるため、具体的な行動に移しやすくなります。例えば、仕事や勉強の目標を設定することにより、達成に向けた具体的な行動が可能になるのです。

また、目的意識が強まると困難に立ち向かう力が強化されます。チャレンジ精神も旺盛になるため、望む成果を得やすいというメリットがあります。成果という成功体験が続くことにより、さらなる自信と成長が期待できるでしょう。

4.人間関係のストレスを減らせる

アドラー心理学は人間関係のストレス軽減に効果的です。前述した課題の分離によって自分と他人の問題を区別できるため、必要以上に他人に干渉しなくなります。その結果、ストレスが大幅に軽減されるのです。

例えば、感情の起伏が激しい上司がいたとしましょう。その上司が不機嫌だったとしても、「上司の不機嫌は上司の課題であり、自分の課題ではない」と割り切ることでメンタルを保てます。このように、他人の感情や行動を自分の課題と切り離すことで、心の負担が軽くなるのです。

また、前述した共同体感覚によって、お互いを尊重し合う意識が生まれます。それにより、横の人間関係を意識したコミュニケーションの活性化につながるでしょう。

5.主体的な行動ができるようになる

アドラー心理学によって、目の前の物事を自身の問題として捉えられるため、主体的な行動力が身に付きます。

例えば、大事なプレゼンテーションでミスがあったとしましょう。その後、プレゼンテーションがあるたびに緊張し、仕事に集中できない状況に陥っているとします。「また同じミスをするかもしれない」と過去の失敗に囚われている状態です。

アドラー心理学を活用すれば、過去のミスという劣等感を自身の成長に活用できます。「劣等感を乗り越える勇気づけには何があるのか」と考えることにより、能動的な行動が可能になります。

関連記事メンタルが強い人の特徴5選!心の健康状態を保つために必要なこととは?

アドラー心理学を学べるおすすめの書籍3選

アドラー心理学を学べるおすすめの書籍3選

アドラー心理学を効率的に学べるおすすめの書籍は以下です。

1. アドラー心理学入門
2. マンガでやさしくわかるアドラー心理学
3. 嫌われる勇気

それぞれ解説するので参考にしてください。

1.アドラー心理学入門

『アドラー心理学入門』は、ベストセラーズから出版されている書籍です。著者はアドラー心理学の権威である岸見一郎氏です。この本はアドラー心理学の基本概念や実践方法をわかりやすく紹介しているため、理想的な入門書と言えます。

1999年の出版以来、多数の読者に支持されており、2024年現在はオーディオブック版も利用可能です。「幸福に生きるにはどうすればよいのか」「どのように人生を歩むべきか」という疑問に対するアドラー心理学の方針を理解できるでしょう。

2.マンガでやさしくわかるアドラー心理学

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』は日本能率協会マネジメントセンターから出版されている書籍です。著者は臨床心理士の八巻秀氏です。この本はアドラー心理学をマンガ形式で簡潔に学べます。

ストーリーで進行するので要点を把握しやすく、心理学初心者でも気軽に読めるというメリットがあります。具体的なエピソードを通じて、アドラー心理学のエッセンスを楽しく学べるでしょう。アドラー心理学の最初の1冊としておすすめです。

3.嫌われる勇気

『嫌われる勇気』はダイヤモンド社から出版されている書籍です。著者は前述した岸見一郎氏と、ライターの古賀史健氏による共著です。「勇気づけ」や「課題の分離」といったアドラー心理学の重要な思想が詳しく解説されています。

哲学者と青年の対話形式で書かれているため、アドラー心理学の基本的な考え方をスムーズに学べます。世界的なベストセラーとして注目されたこともあり、『嫌われる勇気』を通してアドラー心理学を知った人も多いのではないでしょうか。

また、続編の『幸せになる勇気』では、能動的に人を愛する大切さを学べます。自己成長と幸福の追求について深く考えさせられる内容です。

心理学を学べるおすすめの資格

心理学を学べるおすすめの資格

心理学を学べるおすすめの資格として、家族療法カウンセラー資格とチャイルドカウンセラーを紹介します。その他にも心理学を学べる資格があります。詳しく知りたい方は「心理学・カウンセラー講座の選び方」も参考にしてください。

心理学・カウンセラー講座の選び方
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家族療法カウンセラー資格

家族療法カウンセラーは、個人の家族関係や家族全体を対象にカウンセリングを行うための資格です。家族の関係性を改善することで問題解決を図ります。

試験概要は次の通りです。

項目 内容
技能審査の目的 家族療法に関する専門的知識と技能の程度を審査
カウンセラーの職業能力と社会的経済的地位の向上
技能審査の対象 心理学に関する基礎知識
アドラー心理学に関する基礎知識
カウンセリングに関する基礎知識
カウンセリング能力に関する職業能力
合格者に付与する称号 家族療法カウンセラー
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練の全カリキュラム修了者
試験日程・会場 カリキュラム修了後に在宅で随時
受験料 5,600円(税込)

家族療法カウンセラー資格を取得するメリットは以下です。

● 子どもの悩み相談に回答できる
● 児童期や青少年期の悩みを解決に導ける
● 夫婦仲や家族間の悩みを解決に導ける

キャリカレの「家族療法カウンセラー講座」は、受験資格の認定講座です。

家族療法カウンセラー講座の詳細はこちら
参考日本能力開発推進会「家族療法カウンセラー資格」

チャイルドカウンセラー

チャイルドカウンセラーは不登校やいじめ、引きこもりなど、現代の子どもが直面する問題に対応するための資格です。子どもの特性に合った心理療法によって適切なカウンセリングを行います。

試験概要は次の通りです。

項目 内容
技能審査の目的 育児や子どもたちとの接し方などの問題に対し、心理的な悩みがある人やコミュニティを社会的観点からサポートできるカウンセラーの育成
技能審査の対象 チャイルドカウンセリングに関する知識
カウンセリング能力に関する職業能力
合格者に付与する称号 チャイルドカウンセラー
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練の全カリキュラム修了者
試験日程・会場 カリキュラム修了後に在宅で随時
受験料 5,600円(税込)

チャイルドカウンセラー資格を取得するメリットは以下です。

● 子どもの特性に合った心理療法が身に付く
● 家族との円滑な関係を築ける
● 良くあるトラブルに対応できる

キャリカレの「チャイルドカウンセラー講座」は、受験資格の認定講座です。

チャイルドカウンセラー講座の詳細はこちら
参考日本能力開発推進協会「チャイルドカウンセラー資格」

メンタル心理カウンセラー®

メンタル心理カウンセラーの資格は、心理学の歴史や基礎理論、カウンセリング理論などを丁寧に学べ、カウンセリングの実践力を身に付けられる資格です。悩みを抱える人の心情を理解し、それぞれの悩みに合わせた対応を目指します。資格取得後はカウンセラーとしてさまざまな現場での活躍が可能です。

試験概要は次の通りです。

項目 内容
技能審査の目的 悩みを抱える人を社会的観点からもサポートできるようなカウンセラーの育成
カウンセリング業務に必要な知識や技能の取得
職業能力と社会的経済的地位の向上
技能審査の対象 心理学に関する基礎知識
カウンセリングに関する基礎知識
カウンセリング能力に関する職業能力
合格者に付与する称号 JADP認定メンタル心理カウンセラー®
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練の全カリキュラム修了者
試験日程・会場 カリキュラム修了後に在宅で随時
受験料 5,600円(税込)

メンタル心理カウンセラー資格を取得するメリットは以下です。

● 大学4年間のカリキュラムの中から厳選された「心理カウンセラー」に必要な内容を学べる
● 心理学の基礎概論からカウンセリング技術までを短期間で学習できる
● カウンセラーとして活躍できる

キャリカレの「メンタル心理カウンセラー講座」は、受験資格の認定講座です。

メンタル心理カウンセラー®講座の詳細はこちら
参考日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー®」

メンタル総合心理®

メンタル総合心理®は、メンタル心理カウンセラーとしての知識やスキルを証明する2つの資格取得を目指せる講座です。受講して取得できる資格は「メンタル心理カウンセラー®」「上級心理カウンセラー」の両方です。資格取得後は職業能力の向上に役立てられます。

試験概要は次の通りです。

項目 内容
技能審査の目的 ・メンタル心理カウンセラー®:カウンセリング業務に必要な知識や技能の取得
・上級心理カウンセラー:職業能力の向上と社会的経済的地位の向上
技能審査の対象 ・メンタル心理カウンセラー®:心理学の基礎知識、カウンセリングの基礎知識、カウンセリング能力に関する職業能力
・上級心理カウンセラー:カウンセリングの知識、職業能力
合格者に付与する称号 ・JADP認定メンタル心理カウンセラー®
・上級心理カウンセラー
受験資格 協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練の全カリキュラム修了者
※両資格共通
試験日程・会場 カリキュラム修了後に在宅で随時
※両資格共通
受験料 5,600円(税込)
※両資格共通(受験の際はそれぞれに受験料が必要)

メンタル総合心理を受講し、資格を取得するメリットは以下です。

● カウンセリングの基礎から高度な知識や技術までを身に付けられる
● 職場での悩みから子どもの悩みまで幅広い悩みに寄り添える
● 心理カウンセラーとして独立や開業も可能

キャリカレの「メンタル総合心理講座」は、受験資格の認定講座です。

メンタル総合心理®W資格取得講座の詳細はこちら
参考日本能力開発推進協会「メンタル心理カウンセラー®」
上級心理カウンセラー

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アドラー心理学はアルフレッド・アドラーが提唱した心理学です。「人生には目的がある。幸せになっていくには勇気が必要」というテーマで成り立っています。

アドラー心理学の主な理論として、目的論、全体論、自己決定性、認知論、対人関係論の5つがあります。その根底にあるのは、課題の分離、劣等感、共同体感覚、勇気づけという4つの思想です。

ビジネスや日常生活でアドラー心理学を受け入れることで、思考のシンプル化、目的意識の醸成、人間関係のストレスの軽減などのメリットがあります。

心理学を学べるおすすめの資格として、家族療法カウンセラー資格とチャイルドカウンセラーがあります。心理学を学ぶならキャリカレの通信講座がおすすめです。「どんな資格があるのか知りたい」「興味のある講座を詳しく知りたい」方は、無料の案内資料をぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部

150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。心理カウンセラーは、悩みをもつ人の相談に乗って解決に導く仕事として、人気の高い資格です。心理カウンセラーの詳細や資格試験の詳細、資格の魅力などの最新情報をお伝えしています。

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