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衛生管理者試験の難易度・合格率はどのくらい?合格するコツもご紹介

衛生管理者試験の難易度・合格率は目安のひとつですが、あらかじめ知っておくと勉強やスケジュールの計画に生かすことができます。ここでは、衛生管理者試験の難易度・合格率を第一種・第二種それぞれでご紹介します。合格するコツも参考にしてください。

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衛生管理者試験の合格率

衛生管理者試験の合格率は、労働安全衛生法に基づく免許試験を運営している公益財団法人 安全衛生技術試験協会が統計から知ることができます。
ここでは、第一種衛生管理者試験、第二種衛生管理者試験それぞれの合格率を見ていきましょう。

第一種衛生管理者試験


第一種衛生管理者試験の合格率は、令和7年度の試験では46.8%となっています。
受験者数は66,401名、合格者数は31,046名です。

過去の第一種衛生管理者試験の合格率が気になる人も多いかもしれません。
過去数年の合格率は、以下のように推移しています。

試験年度

受験者数

合格者数

合格率

2025年度

66,401名

31,046名

46.8%

2024年度

64,911名

30,081名

46.3%

2023年度

67,572名

31,108名

46.0%

2022年度

68,066名

31,207名

45.8%

2021年度

68,210名

29,113名

42.7%

2020年度

43,157名

18,916名

43.8%

2019年度

68,498名

32,026名

46.8%

2018年度

67,080名

29,631名

44.2%

2017年度

65,821名

29,636名

45.0%

2016年度

61,500名

28,003名

45.5%

2015年度

55,129名

30,587名

55.5%

2014年度

53,111名

29,922名

56.3%

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「統計」

表に掲載した年度では、2014年度の合格率が56.3%と最も高くなっています。近年はおおむね40%台で推移しており、令和7年度の合格率は前年度から0.5ポイント上昇して46.8%となりました。
表に掲載した2014年度以降では、2021年度の合格率42.7%が最も低くなっています。4割以上が合格しているとはいっても、十分な試験対策が必要です。

第二種衛生管理者試験


第二種衛生管理者試験の合格率は、令和7年度は48.7%でした。
受験者数は40,653名、合格者数は19,796名です。

第一種衛生管理者試験と同じく、第二種衛生管理者試験も過去の合格率を見ていきましょう。

試験年度

受験者数

合格者数

合格率

2025年度

40,653名

19,796名

48.7%

2024年度

39,262名

19,546名

49.8%

2023年度

37,061名

18,374名

49.6%

2022年度

35,199名

18,089名

51.4%

2021年度

36,057名

17,922名

49.7%

2020年度

22,220名

11,729名

52.8%

2019年度

33,559名

18,511名

55.2%

2018年度

32,985名

17,271名

52.4%

2017年度

31,537名

17,302名

54.9%

2016年度

29,186名

16,189名

55.5%

2015年度

25,716名

16,983名

66.0%

2014年度

25,069名

17,365名

69.3%

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「統計」

第二種衛生管理者試験の合格率は、2014年度には69.3%でしたが、近年はおおむね50%前後で推移しています。令和7年度は48.7%となり、前年度の49.8%から1.1ポイント低下しました。

第一種・第二種衛生管理者試験の合格率は、年度によって変動しています。合格率の数字だけで試験の難易度を判断せず、最新の出題範囲を確認したうえで、参考書や公表問題を使って各科目をバランスよく対策することが大切です。

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衛生管理者試験の難易度

第一種衛生管理者試験と第二種衛生管理者試験の合格率を紹介しましたが、あくまで目安であり、どのくらいの難易度が気になる人も多いでしょう。
ここでは、第一種衛生管理者試験、第二種衛生管理者試験それぞれの難易度について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

第一種衛生管理者試験


第一種衛生管理者試験は、第二種衛生管理者試験に比べて試験科目が細分化されています。
労働衛生、関係法令、労働生理の3科目は第二種衛生管理者試験と共通ですが、第一種衛生管理者試験は、労働衛生と関係法令において、「有害業務に係るもの」「有害業務に係るもの以外のもの」に分かれるのが特徴です。

合格率は約4割と比較的高いですが、「有害業務に係るもの」「有害業務に係るもの以外のもの」をしっかり区別して覚える必要がある分、第二種衛生管理者試験よりも難易度は高いと言えます。
とはいえ、出題はすべてマークシート形式であり、記述問題はありません。

ちなみに、第二種衛生管理者試験に合格し免許を取得している場合は、「特例第一種衛生管理者試験」に該当します。
試験科目が労働衛生(有害業務に係るもの)、関係法令(有害業務に係るもの)に限られるので、通常の第一種衛生管理者試験よりも試験範囲が狭く、難易度が易しくなるでしょう。

第二種衛生管理者試験


第二種衛生管理者試験は、第一種衛生管理者試験とは異なり、試験科目に有害業務に係るものは含まれません。

労働衛生、関係法令、労働生理の3科目であるため、勉強しなければならない科目は絞られます。
第二種衛生管理者試験もマークシート形式であり、記述式による難しさはありません。

合格率は約5割で半数が不合格となっていますが、出題範囲をしっかり勉強すれば合格の可能性が高くなるので、国家資格の中では難易度は易しいと言えるでしょう。

衛生管理者試験の難易度で気になるポイント

衛生管理者試験の難易度・合格率をお伝えしましたが、それらについてよくある質問がいくつかあります。

ここでは、難易度・合格率について、3つの気になるポイント・質問をご紹介します。

  • 独学でも合格できる?

  • 一発合格はできる?

  • 必要な勉強時間はどのくらい?

独学でも合格できる?


衛生管理者試験の難易度は比較的易しいため、独学でも十分合格を目指せます
講習の受講などの要件もないため、セミナーや講習会に通ったり、講座を受講したりすることなく、完全独学で受験可能です。
仕事で勉強にまとまった時間を取れない人、家事で講座を受講するのが難しい人でも、合格できる可能性があります。

独学の場合、わからないところを質問できなかったり、試験までにモチベーションを維持しにくかったりする点には注意が必要です。
解説が充実した参考書を選んだり、動画コンテンツを視聴したりするなど、できるだけわかりやすい教材を使用しましょう。

モチベーションの維持については、試験当日までスケジュールを決め、メリハリをつけて取り組むことが大切です。
達成しやすい目標を設定したり、しっかり休む日を決めたりして、長期戦を乗り切れるように工夫しましょう。

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一発合格はできる?


衛生管理者試験の合格率は比較的高く、十分に一発合格の可能性はあります。
試験科目をまんべんなく学習し、バランスよく得点できれば誰でも一発合格が可能です。

もし一発合格できなくても、衛生管理者試験は毎月行われているため、チャンスは多くあります。
次もあるからと考えると勉強に身が入りにくくなるので、まずは一発合格を目指し、不合格だった場合は次に目を向けて切り替えていきましょう。

衛生管理者試験は、全国の安全衛生技術センターや東京・大阪の試験場で定期的に実施されています。試験日や会場は変更される場合があるため、受験を希望する会場の最新日程を、公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公式サイトで確認しましょう。

参考:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者の日程」

必要な勉強時間はどのくらい?


試験までに必要な勉強時間の目安は、第一種衛生管理者試験は約100時間、第二種衛生管理者試験は約60時間を想定しましょう。

1日1時間勉強するとして、第一種衛生管理者試験は3ヶ月程度、第二種衛生管理者試験は2ヶ月程度の期間が必要です。

机に座って勉強するだけではなく、すき間時間も使えば勉強時間を確保しやすいでしょう。
上記で試験日を紹介したように、複数回行われているので、勉強時間や進捗に合わせて適切な試験日に受験することも大切です。

衛生管理者試験に合格するコツ

最後に、衛生管理者試験に合格するコツを3つご紹介します。
ぜひ勉強の参考にしてみてください。

  • 参考書や問題集で勉強する

  • 講習に参加する

  • 過去問で傾向をつかむ

参考書や問題集で勉強する


セミナーや講習は必ずしも利用しなくてもよいため、参考書や問題集を有効に活用しましょう。
参考書や問題集を選ぶときは、解説が充実しているものがおすすめです。
わかりやすいことはもちろん、問題の解説から正答のポイントを学習できます。

また、参考書や問題集は数をこなせばよいというわけではありません。
自分に合ったものを1冊程度用意し、繰り返し取り組む方が効率的です。

講習に参加する


衛生管理者試験に向けた講習が実施されているので、参加するのもおすすめです。
講師に直接教わることができ、わからないところはその場で質問できます。

衛生管理者講習については、以下の記事を詳しくチェックしてみましょう。

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衛生管理者講習とは|受講するメリット・選び方・有効活用するポイントを解説

過去問で傾向をつかむ

過去問は、試験の傾向をつかんだり、本番に向けて試験に慣れたりすることができます。
参考書や問題集で知識を身につけたら、過去問に取り組むのがおすすめです。

過去問の活用法は、以下の記事を参考にしてみてください。

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衛生管理者試験の過去問を有効活用しよう!第一種・第二種の過去問をご紹介

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まとめ

衛生管理者試験の合格率は、第一種は約4割、第二種は約5割となっており、国家資格の中では難易度は低いと言えます。
独学でも一発合格を目指すことができるので、ポイントを押さえてしっかり勉強しましょう。
合格率・難易度の他に、合格するコツもぜひ参考にしてみてください。

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よくある質問

Q1. 衛生管理者の難易度は国家試験の中でどれくらいですか?

衛生管理者試験の令和7年度の合格率は、第一種が46.8%、第二種が48.7%です。合格率だけで他の資格試験と難易度を単純に比較することはできませんが、出題範囲を確認し、計画的に学習することで合格を目指せます。

Q2. 第一種と第二種の衛生管理者、どちらの方が難易度が高い?

一般的に、第一種衛生管理者試験の方が第二種よりも難易度が高いと考えられます。第一種では、第二種の試験範囲に加えて、「有害業務に係るもの」の労働衛生や関係法令も出題されるためです。

Q3. 衛生管理者試験の難易度は年々上がっている?

2014年度と比べると合格率は低い水準ですが、毎年連続して下がっているわけではありません。第一種は2021年度の42.7%から令和7年度の46.8%まで上昇しており、第二種は近年おおむね50%前後で変動しています。そのため、難易度が年々上がっているとは一概にいえません。

Q4. 衛生管理者試験は独学でも合格できる難易度?

はい。受験資格を満たしていれば、独学でも合格を目指せます。ただし、試験範囲を漏れなく学習するためには、学習スケジュールを立て、参考書や公表問題を繰り返し活用することが重要です。

Q5. 一発合格の難易度はどのくらい?

第一種・第二種ともに、出題範囲を計画的に学習すれば一発合格を目指せます。ただし、合格するには、科目ごとに40%以上を得点したうえで、全科目の合計得点が60%以上でなければなりません。苦手科目を残さず、各科目をバランスよく対策することが重要です。

Q6. 衛生管理者の試験に必要な勉強時間の目安は?

勉強時間は、第一種で約100時間、第二種で約60時間が一般的な目安とされています。ただし、必要な時間は予備知識や実務経験、学習環境によって異なります。自分の理解度を確認しながら、参考書や公表問題を繰り返し学習しましょう。

Q7. 難易度が高いと感じたら講習は受けた方がいい?

難易度に不安がある方には、衛生管理者講習の受講がおすすめです。理解が深まり、問題集や過去問の勉強効果が高まります。

Q8. 衛生管理者と他の資格(例:運行管理者、社会保険労務士)を比べると?

社会保険労務士や運行管理者と比べて、衛生管理者は出題内容がシンプルでマークシート形式なので、難易度はやや低めです。ただし、法令や衛生知識の正確な理解が求められます。

Q9. 難易度が似ている資格にはどんなものがある?

難易度的に比較されるのは「登録販売者」「エックス線作業主任者」「類丙種化学液石」「液化石油ガス設備士」などです。これらの資格試験と同様に、事前の勉強方法次第で合格可能です。

Q10. 難易度の割に就職に有利な資格?

はい。衛生管理者は、一定規模の事業所では選任が義務付けられているため、就職やキャリアアップに役立つ資格です。比較的取得しやすく、実務でも評価されます。

この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部
170以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。衛生管理者は、職場の労働環境の改善や安全衛生管理に携わるために必要な国家資格で、多様な業種でのキャリアアップに役立ちます。本コラムでは、試験の概要や効率的な学習法、法令・労働衛生・労働生理の重点ポイントなど、合格に向けた実践的な情報をお届けしています。

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