第一種衛生管理者試験の勉強法!
必要な勉強時間やポイントを押さえ、合格を勝ち取ろう

第一種衛生管理者試験の勉強法!必要な勉強時間やポイントを押さえ、合格を勝ち取ろう

第一種衛生管理者試験に関して、「失敗しない勉強方法とは?」「勉強時間は?」ということが気になる方も多いと思います。ここでは、第一種衛生管理者試験に合格するための効果的な勉強法を解説します。必要な勉強時間の目安もぜひ参考にして下さい。

目次

講座バナー
講座バナー

第一種衛生管理者試験の勉強で押さえておきたいポイント

第一種衛生管理者試験の勉強で押さえておきたいポイント

第一種衛生管理者試験の勉強を始める前に、押さえておきたいポイントが2つあります。
ここでは、必要な勉強時間と勉強期間について、あらかじめチェックしておきましょう。

必要な勉強時間はどのくらい?

第一種衛生管理者試験の合格に必要な勉強時間は、およそ100時間を想定すると良いでしょう。
第二種衛生管理者試験と科目が異なり、労働衛生(有害業務に係るもの)、労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)、関係法令(有害業務に係るもの)、関係法令(有害業務に係るもの以外のもの)、労働生理という5科目に分かれています。

第二種衛生管理者試験は労働衛生、関係法令、労働生理の3科目なので、科目が増える分、勉強時間も多く必要になるのです。

勉強期間はどのくらい必要?

試験当日までに約100時間勉強する場合、1日1時間勉強したとすると、勉強期間はおよそ3ヶ月です。遅くとも3ヶ月前には勉強を始め、試験に向けて準備を進める必要があります。

ただし、勉強期間や勉強時間はあくまで目安であり、個人差がある点に注意が必要です。
初めての受験であったり、これまで触れる機会がなかったりする場合は、理解するのに時間がかかるでしょう。
また、仕事や家事などで1日にまとまった勉強時間を確保できないケースもあります。

衛生管理者に対する理解や勉強に使える時間などを総合的に考えて、1日どのくらい勉強できて期間がどのくらい必要かをしっかり検討しましょう。

講座バナー
講座バナー

第一種衛生管理者試験の勉強法

第一種衛生管理者試験の勉強法

第一種衛生管理者試験の勉強法は、主に8つあります。

・勉強のスケジュールを細かく計画する
・自分に合ったテキストと問題集を反復する
・用語や数値を正しく理解する
・効率的な勉強術を実践する
・過去問題は重要な教材
・アプリでスケジュール管理や問題演習をする
・通信講座を活用する
・講習会に参加するのもあり

自分に合った勉強法を取り入れて、合格に向けて効率的に学習を進めていきましょう。

勉強のスケジュールを細かく計画する

勉強を始める前に、スケジュールを細かく計画しましょう。
スケジュールをあらかじめ決めていると、試験までに勉強が間に合わなかったり、焦って間に合わせたりするといったアクシデントは起きにくいです。

第一種衛生管理者試験の場合は、約3ヶ月前から勉強を始めるスケジュールを立てましょう。
1ヶ月目は参考書を使った知識のインプット、2ヶ月目は問題集によるアウトプット、3ヶ月目は過去問で実践練習という流れがおすすめです。

あくまでスケジュールの例であり、上述した勉強時間・期間は目安なので、自分に合ったスケジュールをしっかり立ててください。

自分に合ったテキストと問題集を反復する

勉強のファーストステップは、基本的な知識を身に付けることです。
テキストを一通り読み、基礎を固めましょう。
その後、問題集に取り掛かり、知識が定着しているかを確認します。
苦手な部分は、解説やテキストを参考にして、しっかり克服しましょう。

テキストと問題集の選び方

テキストと問題集は、さまざまな出版社から販売されているので、どれにしようか迷う人が多いでしょう。

まずテキストですが、分厚いものより薄くて要点を捉えているものがおすすめです。
分厚いテキストよりも内容が端的にまとまっていることが多いので、勉強に取り組みやすくなります。
ただし、薄くて内容も不十分ということもあり得るので、内容が網羅されているかも確認しましょう。

問題集は、解説が充実しているものがおすすめです。
問題が多くても解説が不十分だと復習がおろそかになるケースがあります。
解説にボリュームがあり、問題が多く掲載されているものだと、より勉強になりやすいです。

何冊も使用するのはNG

テキストや問題集は何冊も勉強すれば良いというわけではありません。
冊数が増えることに満足して、実際は身になっていないことも多く、お金も多くかかってしまいます。

基本的には、テキストと問題集を1冊ずつで問題ありません。
それぞれを使い切って、それでもわからないところがあったり、問題を解き足りなかったりする場合は、補充すると良いでしょう。

用語や数値を正しく理解する

試験勉強をするときに、特に力を入れて覚えたいのは用語や数値です。
誤って覚えると点数を落としてしまう一方で、しっかり覚えれば点数の獲得につながります。

例えば、労働衛生の過去問では、以下の問題が出題されています。

問12 次の化学物質のうち、常温・常圧(25℃、1気圧)の空気中で蒸気として存在するものはどれか。
ただし、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。

  1. (1)塩化ビニル
  2. (2)ジクロロベンジジン
  3. (3)トリクロロエチレン
  4. (4)二酸化硫黄
  5. (5)ホルムアルデヒド

解答:(3)

出典:公共財団法人 安全衛生技術試験協会(第一種衛生管理者免許試験)

上記の問題は、化学物質の特徴を理解していれば正解できます。
まずは覚えて答えられる部分からしっかり潰していきましょう。

効率的な勉強術を実践する

効率的な勉強術を取り入れて、試験勉強に取り組むのもおすすめです。
例えば、ドッグイヤー勉強法では、あまり理解できなかった部分のページを折り曲げたり、ふせんを貼ったりします。
自分でつまずいた部分が一目でわかるので、復習したい部分を探す手間がなくなります。

問題集に取り組むときには、理解度に合わせて〇、△、×をチェックする方法がおすすめです。
得意不得意がわかり、△や×が〇に変われば勉強の成果を把握できます。

関連記事衛生管理者試験の難易度・合格率はどのくらい?合格するコツもご紹介
第二種衛生管理者試験の勉強法とは|テキストや過去問を効果的に使おう 

過去問題は重要な教材

過去問題は、試験勉強をする上で重要な教材です。
問題の傾向をつかめて、試験問題に慣れることができます。
苦手科目を明らかにしたり、時間配分を考えたりするためにも有効です。

初めは1問1問じっくり解き、解説を読んで理解しましょう。
後は繰り返し過去問を解いて、さまざまな問題に触れることが大切です。
第一種衛生管理者試験の公開試験問題や活用法は、以下のリンクを参考にしてみてください。

【第一種衛生管理者試験】

関連記事衛生管理者試験の過去問を有効活用しよう!第一種・第二種の過去問をご紹介

アプリでスケジュール管理や問題演習をする

仕事や家事などで試験勉強を両立する人は、すき間時間を活用することが大切です。
アプリはスマホがあれば利用できるので、時間を有効活用できます。
衛生管理者試験のアプリは数多くあり、過去問題やオリジナル問題に取り組めて、解説も勉強に役立ちます。

また、アプリでスケジュール管理をするのもおすすめです。
勉強を始める前にアプリにスケジュールを入力しておけば、その日の予定をすぐに確認できます。
チェックマークや絵文字などを使って、予定通りにできた日に印をつけると、進捗やモチベーションの管理にも便利です。

通信講座を活用する

独学が不安な人は、通信講座を利用しましょう。
通信講座では、カリキュラムに沿ってオリジナルテキストや添削問題などで勉強を進めていきます。
パソコンやスマホで使える学習サイトやアプリなどを提供している講座もあり、いつでも勉強できるのも魅力です。

また、サポート体制が整っていて、気軽に質問できたり、添削指導を受けられたりするなど、一人でも困ることなく勉強できます。
短期間で合格しなければならない人や初めて学習・受験する人にもおすすめです。

無料で講座内容の資料もお届けできますので、気になる方はチェックしてみてください。

関連記事全額返金保証付き!衛生管理者を目指す講座はこちら

講習会に参加するのもあり

試験の直前対策として、講習に参加するのも良い方法です。
2~3日で試験対策を行う講座で、講師から直接ポイントや最新情報などを教わることができます。

費用はかかるものの、苦手を克服したり、理解を深められたりするのはメリットです。
以下に、主な講習の詳細をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

時間 9:25~17:00
定員 各回35名
受験料 ・第一種衛生管理者試験:協会会員20,000円、一般23,000円
・第二種衛生管理者試験:協会会員17,800円、一般20,800円
※テキスト・資料代込み
日程 1日目:労働安全衛生法・労働基準法
2日目:労働衛生・労働生理
3日目:労働衛生(有害)・労働安全衛生法(有害)・職業性疾病 ※第一種のみ
会場 安全衛生技術センター
・北海道安全衛生技術センター:〒061-1407 北海道恵庭市黄金北3-13
・東北安全衛生技術センター:〒989-2427 宮城県岩沼市里の杜1-1-15
・関東安全衛生技術センター:〒290-0011 千葉県市原市能満2089
・中部安全衛生技術センター:〒477-0032 愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5
・近畿安全衛生技術センター:〒675-0007 兵庫県加古川市神野町西之山字迎野
・中国四国安全衛生技術センター:〒721-0955 広島県福山市新涯町2-29-36
・九州安全衛生技術センター:〒839-0809 福岡県久留米市東合川5-9-3

出典:東京労働基準協会連合会(衛生管理者試験受験準備講習)

関連記事衛生管理者講習とは|受講するメリット・選び方・有効活用するポイントを解説

まとめ

第一種衛生管理者試験に合格するためには、1日1時間勉強するとして、約3ヶ月・約100時間の勉強が必要です。

初めにスケジュールを細かく立てた上で、テキストや問題集を反復し、知識が身に付いたら過去問を解いていきます。

テキストと問題集の選び方や効率的な勉強術なども参考にして、第一種衛生管理者試験の合格を目指して勉強を始めましょう。

ただ、一人で学習していくのはスケジュール管理やモチベーション維持などが大変です。
そこで、充実したサポート体制で学習したい方におすすめしたいのが、資格のキャリカレの衛生管理者合格指導講座です。

学習中に分からない点があれば、時間を気にせずスマホやパソコンから質問でき、専任講師から直接指導してもらえます。

もしも不合格なら全額返金保証も付いているので安心。さらに今ならネットからのお申込みで1万円割引です!
無料資料をご用意しておりますので、気になる方はぜひ一度ご請求いただき、内容をご覧になってみてはいかがでしょうか。

衛生管理者講座はこちら

関連記事を見る

講座バナー
講座バナー
全額返金付き!
最短1ヶ月で衛生管理者に!