野菜、豆、穀類などを使用した
日本の伝統食。
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日本の伝統食
精進料理とは精進料理は、和食の一つの分野ですが、仏教の影響を色濃く受けていることが大きな特徴です。「精進」は仏教用語で、美食を戒めて粗食をし、精神修養をするという意味をもちます。それゆえ、仏教の戒律に基づき、動物性の食品を使わず、野菜や穀物などの植物性の食品のみを使って調理されます。
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日本では葬儀や法事などの仏事で、精進料理を食べることが一般的でした。今でも近親者の葬儀の際、四十九日の法要が終わるまで肉や魚を食さない喪に服す地域もあります。喪が明けた日に食べる料理を「精進落とし」といい、その日を区切りに肉や魚を食べてよいとされました。
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世界的にも注目される
精進料理健康食ブームによって世界的に注目されている精進料理。仏教の教えから、長い時を経て発展してきた精進料理は、現代の食を見つめ直すヒントが秘められています。精進料理では大根、豆腐、湯葉、胡麻豆腐、生麩、こんにゃく、かぼちゃなどがよく使われます。もちろん出汁にも動物性は用いず、昆布やしいたけでとります。ていねいに下ごしらえし、食材をムダにすることなく皮や根まで使い、徹底的に手づくりにこだわった献立は、栄養バランスにすぐれ、低コレステロールの理想的な食事です。近年では海外でも健康食ブームや和食ブームが続いており、あらゆる面から注目を集めています。
代表的な精進料理
精進料理の代表的なものとしてかぼちゃの煮物やお汁、里芋などがあり、すべて食材の持ち味を生かした料理となります。
ここでは本講座でも学べる料理を少し紹介します。
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- かぼちゃの煮物
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かぼちゃは栄養価が高く、長期保存ができる野菜。かぼちゃの美しい色を生かした煮ものに仕上げます。
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- 里いものふりゆず
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さわやかな香りの青ゆずと、ほくほくと甘い里いもを合わせた実りの秋のごちそうです。
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- 木枯らしのお汁
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黄色くなった大根の葉を使った、精進の心をあらわす一椀。食材を無駄にしないだけでなく、見た目にもきれいなお汁です。
精進料理を食べることで得られる効果
精進料理はダイエットや美容、血圧低下やコレステロールを減らすなど様々な効果が期待できます。
現代社会の食生活で、問題になる部分を再発見するチャンスになるかもしれません。
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- 美容に効果的
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精進料理では肌によい食材が多く使われており、肌のたるみや肌荒れも予防できるなど美容に最適。また、ヘルシーなのでダイエットにもぴったりです。
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- デトックスにも
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ヘルシーな食事である精進料理は体内をすっきりさせ、余分な水分や塩分など、老廃物を出すデトックス効果も期待できます。
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- 栄養もしっかり摂れる
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旬の野菜を豊富に使うためビタミンやミネラルなどの栄養をしっかり摂ることができます。一汁三菜など、食生活を見直すことにもつながります。
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