カラーセラピーのボトルとは│セラピーの種類や方法を解説
カラーセラピーでは、色ごとに分かれたボトルを使用する場合があります。ここでは、カラーセラピーのボトルの特徴や、ボトルを使ったカラーセラピーの種類、やり方まで詳しく解説します。
目次
カラーセラピーに使用するボトルとは
カラーセラピーに使用するボトルは、一体どのようなものなのでしょうか。
ここでは、概要や形、中身、自作方法まで詳しく解説していきます。
セラピーに使うカラーボトル
カラーセラピーでは、クライエント(※)に色を選んでもらう必要があるので、カードや用紙などが必要です。
カラーボトルは色を選ぶためのアイテムのひとつで、他のアイテムと同じように使われます。
(※)カウンセリングなどの心理療法を受けに来た人。来談者。
カラーセラピーにはさまざまな技法がありますが、すべての技法でカラーボトルを使用するわけではありません。
例えば、以下の技法では、カラーボトル以外のアイテムを使用します。
- リビングカラーテスト
- バウハウス式カラーテスト
- カラーキューブセラピー
- アドバンスカラーセラピー
カラーボトルを使用する技法でも、ボトルの本数や使い方などはさまざまです。
主な技法については後で詳しく解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
ボトルの形はさまざま
カラーセラピーで使用されるボトルは、形はさまざまです。
丸みのあるものや四角いデザインのものなど、商品によって特徴が異なります。
フタの色や細かい色味、ボトルのサイズなども変わりますが、サイズが大きいほど良い、丸みのあるものの方が良いなどの基準はありません。
さまざまな団体やセラピストが販売しているので、自分が気に入ったものを選ぶことが大切です。
中身は色の付いた水やオイル
カラーボトルの中身は、色のついた水やオイル、または精油を使ったアロマオイルで出来ているものもあります。
セラピーの最中にカラーボトルを開けることはあまりありませんが、アロマオイルを使用している場合は、身体に塗ったりすることもあります。
ボトルは販売されている
基本的にはカラーセラピー講座を受講する際にカラーボトルを購入することができますが、Amazonや楽天などの通販ショップでも購入できます。
次の項目で詳しく解説しますが、技法によって使用するボトルの本数が異なります。
まず技法に合った本数があるかをチェックし、その上でデザインやサイズにこだわってみましょう。
自作するときのボトルの作り方
自宅でカラーセラピーを楽しむなら、自作したカラーボトルでも十分です。
カラーボトルをつくるときは、まず技法に合わせた本数のボトルと、使用する色のインクを用意しましょう。
水にインクや絵の具などを溶かして色を調整するときに、スポイトなどがあると調整がしやすいです。
長期間保有するのでしたら、水道の水ではなく精製水を使用しましょう。
色味が変わってしまった場合は、再度色を調合しましょう。
温度の高い場所に置いていたり、蓋がしっかり閉まらない容器を使用していると、中身が蒸発して減る可能性があります。
減少や色の変化を防ぐには、ケースに入れたり直射日光の当たらないところで保管するのがおすすめです。
ボトルを使用するカラーセラピーの種類
カラーセラピーには数多く種類がありますが、すべてボトルを使用するわけではありません。
ボトルを使用するカラーセラピーもいくつか種類がありますが、その中から代表的な以下の6つを紹介します。
- オーラソーマ
- オーラライト
- アヴァターラ
- センセーション
- TCカラー
- カラーミラー
オーラソーマ
オーラソーマは、イギリス発祥のボトルを使ったカラーセラピーです。
1983年に誕生したとされ、カラーボトルを使ったセラピーの元祖とも言われています。
カラーによる心理分析に加えて、オーラやチャクラなどのスピリチュアルな要素を取り入れているのが特徴です。
120本以上のカラーボトルを使用し、ボトルそれぞれの名前や意味を元にセラピーやカウンセリングを行います。
オーラライト
オーラライトは、オーラソーマに次いでイギリスで生まれたカラーセラピーです。
使用する80本のカラーボトルは、上下2色に分かれています。
このボトルをハーモニーボトルと呼び、ユニコーンが描かれているのが特徴です。
クライエントは4色のカラーボトルを選び、セラピストは選ばれた色から心理状態を読み取ります。
ボトルの上層は顕在意識、下層は潜在意識とされ、より細かな分析ができるセラピーです。
アヴァターラ
アヴァターラは、オーラソーマ、オーラライトに続く、イギリス発のボトルを使ったカラーセラピーです。
技法の名前は「古代の知恵」という意味を持ちます。
52本のハーモニーボトルを使用し、ストレスの除去やマインド強化などを目指すのが特徴です。
選ばれた色から自分の感情や性格などを知ることによって、自分の成長につながる効果を期待できます。
センセーション
センセーションは、カナダで生まれたカラーセラピーで、バンクーバーのカラーセラピスト・ステファニー・ファレル氏が考案しました。
アロマオイルが入った10色のカラーボトルを使用する、スタンダードな技法です。
直感的に選んだ3色または6色から心理状態や性格などを読み取ります。
世界の中でも、欧米で特に人気のカラーセラピーの技法です。
TCカラー
TCカラーは、日本の株式会社トゥルーカラーズが考案したカラーセラピーです。
1994年に誕生してから改良を重ね、2009年に新しい形になりました。
14色のカラーボトルを使用し、色彩心理学をベースにクライエントの心理を分析します。
株式会社トゥルーカラーズでは、1日で取得できるTCカラーセラピスト講座をはじめとして、TCマスターカラーセラピスト講座、TCトレーナー講座、TCマスタートレーナー講座を開講しており、すばやく資格取得を目指せることで人気です。
カラーミラー
カラーミラーは、南アフリカで生まれたカラーセラピーです。
自由度が高く、ほとんど制限はありません。
シングルネームボトルを36本、チャクラボトルを15本、ガイヤボトルを8本という組み合わせで計59本のカラーボトルを使用します。
好きな色を好きな本数自由に設置したものを「小宇宙」と捉えるのが特徴です。
配置の意図から心理状態などを読み取ります。
ボトルを使ったカラーセラピーの方法
ボトルを使ったカラーセラピーは、ポイントを押さえれば自分でも行うことができます。
自分でもできるように、手順と方法を押さえていきましょう。
並べられたボトルを選ぶ
ボトルを使ったカラーセラピーでは、まずカラーボトルを目の前に並べます。
並べられたカラーボトルから3つの色を選びましょう。
このとき、色の組み合わせや置かれている場所などは気にせず、直感・インスピレーションで選ぶのがポイントです。
何も考えずに選ぶからこそ、色から潜在的な心理が見えてきます。
選んだボトルからセラピストが分析する
選んだボトルの色から、セラピストが心理状態を分析します。
3つの色は選んだ順に過去・現在・未来を表しているので、そのときどきの心理や心の変化を分析することが可能です。
自分で行うときは、色の持つ意味から自分自身の心理を振り返ってみましょう。
今の気持ちや心境の変化がわかり、悩みや生き方などに対してヒントを得られるはずです。
対話を通して内面に向き合う
分析結果を参考にして、セラピストとクライエントで対話を行います。
色の持つ意味や効果などを聞き、それに対して感じたことや考えたことを口に出すのがポイントです。
言葉にすることによって、選んだ色の重要性や気づかなかった感情などに気づくことができます。
最も重要な1色を伝える
最後に、セラピストからクライエントにとって、最も重要な色を伝えます。
その色が持つ意味は、これからの行動や生き方などを考えるきっかけになるでしょう。
まとめ
カラーセラピーのボトルは、セラピーに使用するアイテムのひとつです。
ボトルを使用するセラピーには、オーラライト、オーラソーマ、アヴァターラなどがあり、使用するボトルの数や手順はそれぞれです。
基本的なボトルを使ったカラーセラピーの方法を参考にして、自分でもセラピーを試してみてはいかがでしょうか。
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