カラーセラピストの仕事|活躍できる場所・向いている人まで
「カラーセラピストの仕事とは?」「仕事内容は?」といったことに興味がある方も多いと思います。心理療法の中でも、色を使ってセラビーする人のことをカラーセラピストと言います。ここでは向いている人や活躍できる場所についても解説します。
目次
カラーセラピストの仕事
カラーセラピストの仕事は、セラピーだけではありません。
さまざまな仕事を通して、カラーセラピーを広めながら、多くの人を色で癒やしています。
ここでは、カラーセラピストの主な仕事や働き方を見ていきましょう。
セラピーやカウンセリング
カラーセラピストは、カラーセラピーという色で人を癒すセラピーを行うのが主な仕事です。
カラーセラピーには、いくつか種類があり、リュッシャーカラーテストやオーラライト、アヴァターラなどのセラピーをクライエント(※)に行います。
(※)カウンセリングなどの心理療法を受けに来た人。来談者。
また、セラピーを行うためには、クライエントの悩みや不安などを聞き取るカウンセリングも必要です。
カウンセリングを通してクライエントが求めていることを読み取り、カラーセラピーを行い、悩みや不安などの解決を手助けします。
カラーセラピーは、サロンなどの施設で行う場合が多いですが、他の場所に出向いて出張セラピーを行うこともあります。
養成講座で講師をする
カラーセラピストの中には、同じくセラピストを目指す人に教える仕事をする人もいます。
養成講座を開いたり、資格スクールに講師として在籍したりすることで、講師業を並行することが可能です。
セラピーやカウンセリング以外の副収入を得られる仕事ですが、すべてのカラーセラピストが講師になれるわけではありません。
講師になるためには、高度な知識や技能、経験が必要です。
まず講師を目指すというよりも、カラーセラピストとして経験を積んだ先のキャリアと考えると良いでしょう。
セラピーグッズを販売する
カラーセラピーを行うためのグッズは、セラピストやセラピーに興味がある人に需要があります。
関連グッズを製作・販売して収入を得ることも可能です。
現在は、実店舗がなくても、フリマアプリやネットショップサービス、ネット通販など、さまざまな方法で自分の商品を販売できます。
ただし、養成講座と同じように、グッズ販売には信頼が必要です。
資格スクールやサロンを開業する
資格スクールやサロンに所属するだけではなく、開業・独立することもできます。
施設の家賃や維持費用、宣伝広告費などのコストはかかりますが、軌道に乗れば所属しているときよりも収入を得られるでしょう。
しかし、リスクも伴う点は理解しなければなりません。
受講者や利用者が集まらなければ、思うように仕事ができないこともあり得ます。
経験を積み、つながりを作った上で、十分な準備をして開業することが大切です。
カラーセラピストが活躍できる場所
カラーセラピストの仕事は多岐にわたり、活躍できる場所もさまざまなところにあります。
どのような場所で活躍できるのか、5つのシーンをご紹介します。
サロン
サロンでは、カラーセラピストの本業とも言えるセラピーやカウンセリングで活躍できます。
個人向けのカラーセラピーでは、クライエントの心理状態を色から読み取り、対話を通して悩みや不安を整理し、解決へと導くのが主な目的です。
独立しサロンを経営する際は、経営者としても働かなければなりません。
サービスメニューや価格を決めたり、収支を計算したり、新規顧客獲得のために広告を出したりするなど、業務はさまざまです。
決して簡単な仕事ではありませんが、自分自身の知識や技能でカラーセラピーを広められたり、悩んでいる人を助けられたりするのは、開業の醍醐味・やりがいでしょう。
スクール
養成講座やスクールでは、カラーセラピストは講師として活躍します。
セラピストの卵、色彩に関する知識を身につけたい人、カラーセラピーを通してコミュニケーション力をつけたい人など、受講する人の目的はさまざまです。
さまざまな目的を持つ受講者に対して、カラーセラピーをわかりやすく楽しく教えるのが腕の見せどころになります。
座学で講義をするだけではなく、実演をしたり、ワークショップを開催したりして、カラーセラピーを教えることもあります。
教育機関
小学校や中学校などの教育機関でも、カラーセラピストが活躍しています。
子どもを取り巻く環境には、友達との人間関係や勉強、進路、教師との関係など、悩みや不安を抱える要因が多くあり、心理ケアが必要な子どもが増加しているのです。
カラーセラピストは、悩みを抱えた子どもにカウンセリングを行ったり、色彩心理に関する授業を行ったりしています。
関わるのは、子どもだけではありません。
子どもや保護者、職場の人との人間関係で悩む教師のメンタルケアや、子どものケアができるようになる教師向けのセミナー・講演会などを行う場合もあります。
保護者向けの講演会を行うこともあり、カラーセラピーによって教育を支えたいという思いで活躍しているカラーセラピストがいるのです。
福祉施設
福祉施設で活躍しているカラーセラピストもいます。
福祉業界で働く人は、ハードな労働環境の中で、体力やメンタルを消耗しながら、利用者を優しく支援しているため、働く人へのサポートも欠かせません。
福祉施設でカラーセラピストができることは、スタッフへのメンタルケアや管理職へのセミナー、お悩み相談室の設置、利用者向けのカラーセラピーなどがあります。
介護・福祉業界で活用できる色の知識を伝える講演会など、施設から飛び出して活動することも可能です。
民間企業
民間企業においても、カラーセラピストが活躍できるシーンは多くあります。
職場の人間関係やこれからのキャリア、ストレスなど、仕事で抱える悩みは多く、心のバランスを崩してしまう人が増えているのが現状です。
カラーセラピストは、社員に対するカラーセラピーやカウンセリングを行ったり、色彩心理を活用した仕事術のセミナーを開催したりするなど、企業とさまざまな関わり方ができます。
カラーセラピストの仕事に向いている人
カラーセラピストの仕事に興味がある人は、まず適性があるかを考えてみましょう。
適性がすべてではありませんが、向き不向きがわかると、よりスムーズに目指すことができるはずです。
カラーセラピストに向いている人の例を3つご紹介します。
セラピーやカウンセリングで人の役に立ちたい人
カラーセラピストは、色を通して人を癒すプロであり、悩みを抱える人の役に立つことができます。
不安を持っている人や心の調子が優れない人などのために働きたいという思いがある人は、カラーセラピストの仕事がおすすめです。
色を通して、心理状態を分析したり、結果をもとに対話したりすることによって、暗く落ち込んでいた人が明るくなれる可能性を秘めています。
色や心理学に興味がある人
色やカラフルなデザイン、柄が好きな人や、心理学に興味がある人は、カラーセラピストが向いているでしょう。
カラーセラピストとして活躍するためには、まず色や心理学について学ばなくてはなりません。
それらに興味があれば、楽しみながら学ぶことができます。
興味や知的好奇心が原動力になり、晴れてカラーセラピストになってからも、さらに知識を増やしたり、心理学を深めたりして、日々成長していけるはずです。
セラピストとして独立したい人
カラーセラピストは、独立・開業できる仕事です。
将来的に独立して自分のお店やサロンを持ちたい人にとって、カラーセラピストは相性の良い仕事でしょう。
前述した通り、サロンや養成講座の運営は簡単ではありません。
色で人を助けたいなどの熱意を前提に、知識や技術を磨きながら準備を進めましょう。
まとめ
カラーセラピストの仕事は幅広く、セラピーやカウンセリングにとどまらず、講座やスクールの講師やグッズ販売を手がけることもできます。
活躍場所も多くあり、自身の勤めるサロンやスクール以外にも、教育機関や福祉施設、民間企業で活躍することが可能です。
カラーセラピストの仕事や向いている人を参考にして、ぜひカラーセラピストを目指してみましょう。
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