カウンセリングとは?どんな内容?効果や料金も解説!

カウンセリングとは?どんな内容?効果や料金も解説!

心理カウンセリングとはどういう意味?セラピーとの違いは?など、心理カウンセリングについて基礎からわかりやすく解説します。さらにここでは、心理カウンセリングの目的や内容、流れや実施方法、注意点、効果や料金相場、保険まで、ご紹介します。

目次

1. カウンセリングとは?

カウンセリングとは?

カウンセリングとは、専門知識やスキルを持ったカウンセラーとの対話によって、クライエント(相談者)が抱える悩みや困りごとを解決できるよう導くプロセスです。
カウンセラーがアドバイスをするというよりは、クライエントの悩みを傾聴しコミュニケーションを通じて、クライエントが頭や心の中を整理できたり、気づきを得たりすることが役割です。

カウンセラーはクライエントの話を遮ったり否定することなく、共感し受け止めることで、クライエント(相談者)の心を軽くし、前向きに頑張れるように導いていきます。

悩み事を解決するための糸口が見つかることで、生きづらさが解消され、クライエント(相談者)の人生が好転していくことがカウンセリングの大きな役割であるほかに、精神的な疾患に発展する前に、防止・改善するという役割もあります。

カウンセリングとセラピーの違いは?

カウンセリングとセラピー・アドバイスの違いは、セラピーはより早く、悩みを解消するために具体的な解決策をセラピストが提示しますが、カウンセリングはカウンセラーが解決策を示すのではなく、クライエントが自分で解決策を見つけ出します

基本的にカウンセリングではクライエントの考えをまとめ、カウンセリングのテクニックを使って悩みに向き合っていきます。

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2. カウンセリングって何をするの?目的・内容について

カウンセリングって何をするの?目的・内容について

カウンセリングの目的

カウンセリングの目的は人によって異なりますが、カウンセラーとの面談を繰り返すことによって、クライエント自身が抱えている悩みに対する気づきを得たり、ストレスを和らげたり、問題を解決していくことなどが、カウンセリングの目的です。

話をよく聴き共感的に接することで、新しい気づきに繋がります。
それにより自己肯定感が高まったり、悩みから開放されたりして、「自分が変わった」とクライエントが感じることで、心の負担が減り自己成長したり、良くなろうとする力(主体的な活動)が出てきます。

カウンセリングの基本

カウンセリングの基本は対話です。
カウンセリングは主に以下のようなやりとりで行われています。

カウンセリングの基本図

図のようにクライエントの抱える問題について傾聴し、さまざまな心理療法を用いながら心の中を掘り下げていくことでクライエントの“気づき”を探していきます。

この手順を繰り返し行うことでクライエントの困りごとや悩み事を解決に導いていきます。
重要なのは、クライエントの心の悩みや問題への解決方法を「教える」のではなく、悩んでいるクライエントと一緒に「考える」という姿勢です。

カウンセリングの流れ

カウンセリングは個人カウンセリングやグループカウンセリング、インターネットによるカウンセリングなどがありますが、どんな形態でも初めて会った時から終結するまでに、3つの大きな段階を踏んでいきます。

カウンセリングの流れ

1.信頼関係を築く初期

不安でいっぱいのクライエントが安心して相談できるように信頼関係を築いていきます。

2.内容が深まる中期

信頼関係ができ、より深い内容を話し合えるようになります。
ここで得られた洞察や気づきが、カウンセリング後期に繋がっていきます。
カウンセラーは、この時期のクライエントの「変わりたい気持ち」と「自分と向き合いたくない気持ち」の揺れを敏感に察知することが大切です。

3.終結に向かう後期

ここまで関係を築いてきたカウンセラーとの別れの寂しさや不安を払拭しながら、自信を取り戻し今後に向けて巣立っていけるように関わっていきます。

カウンセリングを行う場所

カウンセリングといっても、家族、子ども、仕事など相談内容は様々です。
医療機関である精神科・心療内科、クリニックはもちろんですが、それぞれに応じた場所でそれぞれが運営するカウンセリングもあります。

・企業内に設置したカウンセリング:産業医・産業心理カウンセラーなど
・民間企業や団体が提供するカウンセリングサービス:公認心理師・臨床心理士・心理カウンセラーなど
・ハローワーク:キャリアカウンセラーなど
・障害者職業センター:障害者職業カウンセラー
・保健所、精神保健福祉センター:保健師、医師、精神保健福祉士など
・個人で運営するカウンセリングルーム:公認心理師・臨床心理士・心理カウンセラー

カウンセリングの方法

カウンセリングには、大きくは下記のような方法・やり方があります。

対面カウンセリング

カウンセラーとクライエントが直接会って、面談を行う一般的なカウンセリングです。

グループカウンセリング

同じような悩みを抱えている人と数人単位で行うカウンセリングです。

電話カウンセリング

電話でカウンセリングを行います。声でつながり、訪問する必要がありません。

メールカウンセリング

メールで相談内容を送信します。それに対して心理カウンセラーが返信を行います。

インターネットカウンセリング

オンラインで面談を行います。最近多くなってきている方法です。

カウンセリングで注意すべき点

カウンセリングを効果的に行うには、カウンセラーとクライエントとの関係性が大切になってきます。
そのためカウンセラーは、クライエントに自分のプライベートなことを話したり、カウンセリング以外の個人的な関係(友人関係・恋人関係など)を持つことを禁止されています。

恋人や友人関係ではない第三者だからこそ本音で話すことができるのです。
またカウンセラーは「心」の専門家であるわけですから、守るべき倫理もあります。

カウンセラーが守るべき倫理
①専門家としての能力向上の責任
②公私混同の禁止
③守秘義務の厳守

これらが守られているかどうかを知ることも、いいカウンセラーへ出会うポイントです。

クライエントが自分で問題解決するために

苦しんでいるクライエントの中には、偏った考え方に囚われてしまい、悪循環であることに気つづいていないことがあります。
自分の気持ちを話しながらも本当の自分の気持ちに理解できていないという場合です。

この状況は、自分の顔についてしまったご飯粒に気がつかない状況によく似ています。
このご飯粒に自分で気がついてもらえるよう、カウンセラーが「鏡」になるのです。

鏡に徹するということは、クライエントの自己理解を促すという作業をカウンセラーが担うということです。
この時のポイントは「クライエントの語る言葉を繰り返して伝える」ことです。
自分の力で問題解決できるよう支援することがカウンセラーの役割になります。

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3. カウンセリングが必要な場合と効果

人は誰しも悩み事を抱えています。
大抵の場合、自分で解決したり友人や家族に相談したりして解決することが多いと思います。
ではどのような場合にカウンセリングを必要とするのか、また期待できる効果とはどういうものなのでしょうか?

カウンセリングが必要な場合

例えば「うつ状態」だと思われた場合でも、イコール「うつ病」とはなりません。
誘因、体の状態、生活歴など個々での様々な背景が関係してきます。
ここでは医療機関において「うつ状態」と診断され、治療上カウンセリングが適用と判断されやすい場合について説明します。

①「考えて」話すことができる

これまでの生き方などを振り返り、自分の言葉で話すことが治療への第一歩となることが多々あります。
ですので、深く考えて話すことができる場合はカウンセリングの適用となります。
カウンセリングは「対話」が重要ですので、対話が成り立たないほどの状態の場合は休養が優先されます。

②性格や考え方などが強く影響している

うつ状態になった背景として、その人の性格や周囲の状況、考え方や捉え方などが大きく影響している場合、休養だけでは社会に復帰した時に同じ状態に陥ることが心配されます。
症状改善だけではなく、どんな風に物事を考えているかなどを気づかせ、見直すことも大切になりますので、カウンセリングが必要です。

<Point>
医師が「カウンセリング適用」と判断しても、患者がカウンセリングを受ける意思がないと効果は得られません。主体的に取り組むことが大事ですので、カウンセラーは自発的な気持ちになるよう誘導することも必要となります。

カウンセリングに期待できる効果とは

カウンセリングによって期待できる効果には次のようなものがあります。

心が軽くなる

クライエントは苦しみや不安、情けない気持ちを抱えています。
カウンセラーが傾聴し、共感することでそれらの気持ちが軽くなり、話を聞いてくれる第三者に話したことで心がスッキリし軽くなります。

自分の問題について理解し整理できる

本音で話をしていく内に、今、自分が陥っている状態について理解できるようになります。
自分の気持ちや考えが整理できるようになることが、陥っていた悪循環を断つきっかけになり、自信を取り戻し主体的に活動できるようになります。

自己肯定感が生まれる

家族や友人にも話せなかったような悩みなどを聞いてくれる人がいて、感情を表に出すことができるだけで落ち着くことができます。
そして最終的には自己肯定感や自信が生まれてきます。

対人関係も円滑に

カウンセリングで気づいたことを、身近な人間関係に応用できます。
それにより上手くいかなかった人間関係がスムーズになり、周囲との関係も変化していきます。
もし難しくても心理カウンセラーに話すことで、他の解決策が見つかることもあります。

新しい自分に出会える

心理カウンセラーはただ話を聞くだけではありません。
時には客観的に専門的な分析を行い提示します。
これしかないと思い込んでいたことに気づき、思考が広がることで新たな自分を知ることができます。
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4. カウンセリングの料金はどのくらい?保険適用される?

医療機関で治療に必要とされた場合でも、医師以外のカウンセリングは保険適用外となります。
料金体系は様々ですが、1回(60分)当たり6,000~10,000円ほどが相場のようです。

カウンセリングは継続して行うことも重要になりますので、経済的負担も考慮する必要があります。
個人で運営するカウンセリングルームなどがありますが、料金設定は様々ですので、カウンセリングを受ける際には事前に確認しましょう。

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5. まとめ

まとめ

カウンセリングでは、心理カウンセラーがアドバイスを行いながら実施していると思っている人も多いかもしれませんが、実際は心理カウンセラーがアドバイスをすることはなく、クライエントの悩みを傾聴しコミュニケーションを通じて、クライエントの心の中を整理したり、気づきを与えたりするのがカウンセリングです。

カウンセリングを利用する目的は人それぞれですが、心理カウンセラーは、共感し受け止めていくことで、クライエントの心(こころ)を軽くし、前向きに頑張れるように導いていくことができる素敵なお仕事です。

ストレス社会の今、社会に貢献ができる心理カウンセラーを目指す人が多くいらっしゃいますが、心の悩みを抱えた人と接するため、相当な知識と技術が必要になることも事実です。
また本格的に学ぼうと思うと大学・大学院でしか学べないため、心理カウンセラーを目指す人の弊害になっています。

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