メンタルが強い人の特徴5選!心の健康状態を保つために必要なこととは?

メンタルが強い人の特徴5選!心の健康状態を保つために必要なこととは?

メンタルとはどういう意味?メンタルヘルスケアとは?といった基礎からメンタルについてわかりやすく解説します。またここでは、メンタルが強い人の特徴ややってはいけない行動、回復させる方法まで、必要な情報を詳しくご紹介します。

目次
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メンタルとは?メンタルヘルスケアとは?

メンタルの語源や意味

メンタルとは、英語の「mental」が語源です。
本来的には「精神的な」という意味だったものの、日本語のメンタルは「精神」そのものを指すことが少なくありません。
また、「メンタルが強い」という表現で「精神的に打たれ強い」という意味を持ちます。

メンタルに健康を意味する「ヘルス」を付け足した言葉が「メンタルヘルス」です。
メンタルヘルスは精神の健康状態を表しており、メンタルヘルスをいたわる手段を「メンタルヘルスケア」と呼びます。

メンタルヘルスケアの社会・職場における重要性

メンタルヘルスケアの社会・職場における重要性

現代人とメンタルヘルスケア

社会・職場でのメンタルヘルスケアの重要性は年々高まってきています。

その理由としてまず「情報化社会」が挙げられるでしょう。
インターネットやSNSなどで、現代人は絶えず膨大な情報にさらされています。
それらを処理するだけでも、現代人の精神には大きな負担がかかっています。

しかも、SNSでは心無い投稿が寄せられるなど、メンタルヘルスを害する危険が少なくありません。
万が一、トラブルに巻き込まれたときも心を強く持ち、やり過ごすスキルが必須となりつつあります。

また、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントといった「人間関係」もメンタルヘルスに影響を及ぼしてきました。
徐々に、これらの暴力を規制する仕組みづくりは進められてきているものの、まだ完全に整備されているとはいえない状態です。

日本的な縦社会では、目上の立場から発せられた理不尽な言動に対して抵抗しにくいことも珍しくありません。
そのままストレスを抱え続けると、うつ病をはじめとする重大な精神疾患へとつながっていきます。
精神的な暴力から身を守るために、メンタルヘルスケアは現代人から注目を集めています

メンタルヘルスケアを怠ると命にも関わる

厚生労働省が行った平成30年度の「労働安全衛生調査」によると、20年以上にわたり労働者の過半数は現在の職場でストレスや不安を感じていることが判明しました。

仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの有無及び内容別労働者割合

年度 強いストレスとなっていると感じる事柄がある
平成9年度 62.8%
平成14年度 61.5%
平成19年度 58.0%
平成24年度 60.9%
平成28年度 59.5%
平成29年度 58.3%
平成30年度 58.0%

※出典:労働安全衛生調査(実態調査)より

納期やノルマなどに追われ、さまざまなタイプの人間と関わらなければならない職場では、精神を病みやすい環境が広がっているといえます。
そのような中、自覚のないままメンタルヘルスに支障をきたしてしまう人も少なくありません。

そこに、「みんな頑張っている」「1人だけ休んではならない」といった同調圧力が加わると、心身の違和感があるのに無策のまま労働を続けてしまうのです。

ただ、メンタルヘルスケアを怠った結果として、うつ病やパニック障害、強迫神経症などの疾患を発症させてしまうと、社会生活を営むことが難しくなります。
特にうつ病の場合、何をするにしてもモチベーションを高められなくなり、常に倦怠感や不安が襲ってきます。
やがて強い自己否定へとつながり、最悪の場合は命を絶つ人もいるのです。

そこまでいかなくても、普通の労働ができなくなり、休職や離職に追い込まれるケースは後を絶ちません。
原因療法としてだけではなく、精神疾患の予防としてもメンタルヘルスケアの果たす役割は大きいといえるでしょう。

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メンタルが強い人の特徴5選!

1.私生活を楽しんでいる

ストレスはメンタルヘルスを害する大きな原因です。
極度のストレスは自律神経に影響し、うつ病やパニック障害を招きます。
そのため、仕事が忙しかったり、家庭での責任が大きかったりしてストレスがたまりやすい人ほど解消方法を探さなくてはなりません

趣味や遊びなどで、私生活に楽しみがあるのなら、ストレスを発散しやすいといえるでしょう。
仕事や人間関係であった嫌なことを忘れて、心から楽しめる時間があればメンタルヘルスケアに役立ちます

2.自分の意見を言える

内向的な性格には、「他人を優先してしまう」タイプが少なくありません。
彼らは会議で自分の意見を言わなかったり、上司からの無茶な指示にも黙って従ったりして、ストレスをためこんでいきます。

一方、メンタルが強い人は自分の意見をはっきり主張できるタイプが多いといえます。
確かに、意見をぶつけることで生じる軋轢(あつれき)もあるでしょう。
ただ、結果的に納得できない指示を受け入れなくて済むので、ストレスをためにくいのです。

3.八方美人ではない

いわゆる「いい人であること」はメンタルヘルスの観点からすると、決して正しい振る舞いとは限りません。
なぜなら、誰からも好かれようとしている人は、その分、自分を押し殺して気疲れしていることも珍しくないからです。
他人の評価を気にしていると、ストレスは無限にたまっていくでしょう。

逆に、メンタルの強い人は嫌われる勇気を持っています。
他人に評価されるためでなく、自分の意思を叶えるために行動しているので八方美人になりません。
そして、精神的にも安定しています。

4.休み方が上手い

メンタルが弱い人は、休むべきときに休めません。
明らかな不調を自覚しているときでさえ、家事や仕事を続けてしまうのです。
ただ、体調が悪いのに働いている状態が新たなストレスになりますし、作業効率も悪いので決して満足を得られません。

一方、メンタルが強い人は必要に応じてしっかりと休みをとります。
「無理に働くほうが周りに迷惑をかける」と考えているので、罪悪感もあまり覚えません。
そして、休み明けには充実した気力で働けるようになります

5.人を頼れる

忙しい人がストレスを覚えてしまうのは当然です。
だからこそ、忙しさを減らす努力をしなくてはなりません。
結局、人に頼れず、自分で物事を抱え込んでしまうタイプはメンタルも弱くなる傾向にあります。

メンタルが強い人は、忙しいときにしっかり他人を頼れます
仕事を手伝ってもらったり、相談に乗ってもらったりして自分を追い込まないよう、上手に振る舞っています

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メンタルヘルスケアでやってはいけない行動とは?

他人本位で考える

基本的に、自分の望みを叶えていく方法を考えていくのがメンタルヘルスケアのポイントです。
そのため、「あの人に言われたからこうする」といった考え方は、メンタルヘルスケアの概念からかけ離れているといえるでしょう。

他人本位の行動を続けていると、「強制的にやらされている」という気持ちが強くなっていきます。
その結果、何をするにしても楽しめずにストレスがたまります。
自分の心をいたわるのであれば、納得できない指図を受け入れたり、他人を優先にして行動したりするのを止めてみましょう

無意味に競争する

適度な競争意識はスキルアップにつながるのでむしろ大切だといえます。

しかし、必要ない場面にまで競争意識を持ち出し、「この人には負けたくない」と考えていると心はどんどんつらくなっていきます
なぜなら、競争とは自分の評価を他人に委ねるということだからです。
結局は他人本位の思考になっているので、気疲れしやすくなります。

また、仮に競争で負けてしまうと、余計なストレスまで抱え込んでしまいます。
集団生活においては競争するよりも、協力し合うことに重きを置きましょう

睡眠や食事をないがしろにする

メンタルヘルスは睡眠や食事と密接な関係を持っています。
まず、睡眠はストレスを解消するだけでなく、脳を休ませる行為です。
忙しいときほど質の高い睡眠をとって、思考をリセットすることが重要です。

また、カルシウムやマグネシウムといった栄養素はイライラ抑止につながります。
食事そのものがストレス解消になることも珍しくありません。
つまり、睡眠や食事をないがしろにすると、メンタルヘルスに悪影響が及びます。

現代人の中には、ハードスケジュールをこなすために睡眠や食事を後回しにするタイプもいます。
しかし、精神を健康に保つには睡眠や食事を切り捨てないようにしましょう。

本音を言わない

一般的には、「不平不満を言わない人は立派だ」とされています。
もちろん、時と場所を考えずに文句ばかり言っている人は、社会で評価されにくいでしょう。

しかし、自分を押し殺してまで他人に従うことはメンタルヘルスケアの邪魔をします
本音を言えない状態に苦痛を感じるようになれば、精神衛生が汚染されていくからです。

常に不平不満を言うのは問題でも、信頼できる上司や家族に愚痴をこぼすのは悪くありません
自分の心に嘘をつかず、自然に過ごすことを心がけましょう。

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メンタル不調の症状

うつ状態

代表的なメンタル不調の症状です。
気持ちがふさぎ、考え方がネガティブに偏っていきます

最初は「上司に叱られた」などの明確な原因があることも多いでしょう。
ただ、時間が経つに従い、当初の原因とは関係のないうつ状態が続いていきます。

症状がひどくなるとうつ病などの精神疾患に至り、生活に支障をきたします。
最悪の場合、自傷行為を行う人も少なくないのです。

落ち着かない

自律神経が乱れ、常に不安を感じている状態です。
とりとめのない思考が止まらなくなり、どこにいてもソワソワします。
ひとつの場所に留まっていられず、意味もなく歩き回るなどの行動を繰り返します

暴飲暴食

ストレスがたまりすぎると、食事で発散しようとすることも出てくるでしょう。
時間帯に関係なく、大量の食事をとろうとします。
これまでは特に大食いでもなかったのに、急に食欲を感じるようになるのはメンタルヘルスが乱れているサインです。

また、アルコールで現実逃避しようとして、依存症になっていくパターンもあります。
逆に、食欲が失われて摂食障害を起こす人もいます。

ミス連発

普段ならありえないようなミスをするのは、思考が著しく乱されているからです。

たとえば、うつ病の人は、理由もなく不安や恐怖に襲われやすくなるので、冷静ではいられません。
思考にも乱れが生じます。
社会人の場合は見積書の数字を間違えたり、請求書の提出を忘れたりと、会社に迷惑をかけてしまうこともあります。

モチベーション低下

明確な理由があるわけでもないのに、やる気が出ない状態です。
仕事をさぼったり、出社しても積極的に働かなかったりして、周囲からは「怠けている」ように映りがちです。

ただし、本人には「やりたくてもできない」という葛藤があり、周囲との認識のずれがますます負担になっていきます。
継続的にやる気が起きないようであれば、一時の浮き沈みではなく心の問題だと見るべきでしょう。

感情の幅が激しい

精神的に不安定だと、感情をコントロールする脳の機能が上手く働きません。
そのため、心の動きが極端になっていきます。
些細な言動に腹を立てた後で、罪悪感を覚えてふさぎこんでしまうなど、感情が激しく揺れ動きます。

このような現象が起きるのは、心の問題が解決しないまま毎日を過ごしているからです。
そして、他人から問題に関する部分を触れられると、そこに悪気がなくても過剰反応してしまうのです。

メンタルヘルスを回復させるには?

メンタルヘルスを回復させるには?

セルフケア

主に、メンタル不調の予防策として取り入れられているものの、初期症状に対しては効果があります
要するに「自分でメンタルをケアするやり方」であり、習慣化して継続的に行っていきます。

たとえば、「深呼吸」や「ストレッチ」などで、リラックスできる時間を作り出すのは代表的な方法です。
また、ジョギングやウォーキングなど、負担にならない程度の運動もセルフケアの一環です。
運動をするとストレスを発散できるだけでなく、睡眠が深くなるので脳をリセットしやすくなります。

そして、気分転換の方法を見つけることも大事です。
気持ちが落ちても癒やしてくれるような趣味があれば、メンタルヘルスを維持しやすくなります。
映画やドラマ鑑賞、読書などは現実世界を忘れさせてくれるのでぴったりです。
また、神社巡りやスポーツなど、アクティブな趣味もストレス解消に向いています。

相談する

セルフケアだけでは解消できないほどメンタルヘルスが害されたのであれば、素直に他人の力を借りましょう
「不満を言いたいのに言えない」と思い込むことで、ますます精神的には追い込まれていきます。

たとえ的確なアドバイスがもらえなかったとしても、他人に本心を聞いてもらうだけで心が軽くなるケースは少なくありません。
また、話しているうちに考えが整理されて解決策を見つけられる可能性も出てきます。
メンタルが弱っているときは視野が狭くなりがちなので、他人から違う角度の意見を出してもらうことが重要です。

通院する

専門家に診てもらうのは、メンタルヘルスケアではもっとも安心できる手段です。
心療内科や作業療法士など、精神医学の専門家はたくさんいます。
自身の症状に合わせて、相性がよさそうな施設を訪ねましょう。

たとえば、強いストレスやうつに悩まされているのであれば、「精神科」の領域だといえます。
さらに症状が進み、強い動悸や腹痛などをもよおしているのなら内科の領分でもある「心療内科」を受診しましょう。

精神科や心療内科で行う治療方法はさまざまです。
ただ、「カウンセリング」が中心になっている点は共通しています。

医師が患者の言葉に耳を傾けてくれるので、考えを整理し、原因を追究しやすくなります。
そのうえで、医師はアドバイスをくれたり、薬を処方したりして症状を改善できるよう努めてくれる仕組みです。

精神科も心療内科も、すぐに効果が出るとは限りません。
継続的に通院して、長い目で自分の心を向き合っていくことが大事です。

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まとめ

メンタルヘルスケアは全ての現代人にとって無視できないテーマです。
日常生活を普通に送っているだけでも、どこでストレスを感じるか予測できません。
そして、自分のメンタルヘルスを放置したままでいると、重大な精神疾患を招くこともありますので、セルフケアを習慣化しながら、必要に応じて専門家に診てもらうなどしましょう。

また、自分やご家族などのために正しい対応方法について学びたい人には、資格のキャリカレの「メンタル心理カウンセラー講座」をおすすめします。
大学の心理学で学ぶカリキュラムの中から、心理学の知識や心理カウンセラーに必要な知識と技術に絞って学べるので、メンタルヘルスケアの方法も無駄なく効率よく学ぶことができます。

未経験の人からでもストレスなく学べるように作られていますので、この機会にメンタルヘルスについて学んでみてはいかがでしょう。

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