心理学を生かせる仕事10選!|心理学の学び方やおすすめの資格も紹介

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心理学は、仕事に生かすことができる学問です。近年、メンタルヘルスが注目を集めており、心理学の重要性は上昇傾向にあります。ここでは、心理学を生かせる仕事やおすすめの資格を解説します。心理学を学ぶ方法や仕事探しに生かすポイントを確認しましょう。

この記事でわかること
・心理学を仕事に活かせる理由
・心理学が生かせる仕事・資格
・心理学を学ぶ方法

目次
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心理学を仕事に生かせる理由

心理学を仕事に生かせる理由

心理学は、幅広いシーンで需要があります。
ここでは、心理学を仕事に生かせる理由を3つ解説していきます。

・心理学はあらゆる場面に関わっている
・メンタルケアの需要が高まっている
・活躍できる業界が多い

心理学はあらゆる場面に関わっている

心理学はあらゆるシーンで活用することが可能です。
たとえば、営業職であれば、クライアントの気持ちを読み取り、適切な提案を行うことで契約に結び付きます。

販売職であれば、気持ちよくショッピングを楽しむお客様に向けて適切な接客を行うシーンで、心理学のスキルが役立ちます。
社内においても、上司や同僚との付き合い方、部下のモチベーション管理などに心理学を活用できるでしょう。

ほかにも、人に教える教育関係の仕事、講師、コーチング、消費者の行動を分析するマーケティングなど、あらゆる仕事に生かせるのが心理学の強みです。

メンタルケアの需要が高まっている

近年、職場や学校、生活のなかで心理的なストレスを感じ、精神面に問題を抱える人が増えています。
そのため、メンタルケアの需要が高まっており、心理学に精通した人材は貴重な存在です。

心理学を生かせる人気の資格であるカウンセラーは、さまざまなシーンで活躍できる職種の一つでしょう。
病院やクリニックなどの医療機関に留まらず、企業内カウンセラー、スクールカウンセラーなど、さまざまなフィールドで心のサポートを行っています。

活躍できる業界が多い

心理学は、あらゆる場面で関わりがあり、企業でのメンタルヘルスも重要視されているため、心理学を生かして活躍できる業界は多く存在します。

カウンセラーや医師などに加え、企業内で社員のメンタルサポートを推進する部署に所属している人は、知識やスキルを発揮できます。

心理学を学んでおけば、仕事探しの幅が広がり、就職・転職できるチャンスも多くあります。

心理学については、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方は、あわせてチェックしてみてください。

関連記事心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?
心理学の種類・活用方法を解説!仕事や恋愛・人間関係に役立てたいポイント

心理学を生かせる仕事・資格10選

心理学を生かせる仕事・資格10選

心理学を生かせる仕事・資格は数多くあり、それぞれ特徴があります。10の資格を詳しくチェックしていきましょう。

・公認心理師
・臨床心理士
・精神保健福祉士
・精神科医・心療内科医
・児童相談所の職員
・法務技官
・家庭裁判所調査官
・心理カウンセラー
・心理学者
・キャリアコンサルタント

公認心理師

公認心理師は、国内で初めて国家資格に定められた心理職です。
クライアントの心理状態の観察、心理に関する相談や助言、関係者に対する相談や助言、心の健康を普及する教育や情報提供などの仕事を担います。
公認心理師になるためには、4年制大学と大学院での指定科目の履修など、いくつかの条件が定められています。
条件を満たした場合に公認心理師試験の受験資格を得られ、合格できれば公認心理師として登録される仕組みとなっています。

公認心理師については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

関連記事公認心理士とは?受験資格・仕事内容や臨床心理士との違いを解説!

臨床心理士

臨床心理士とは、臨床心理学に基づいて、クライアントの心にアプローチするプロフェッショナルです。
心理テストによる心理状態の評価、面接による対応・処置、地域の人々の心の健康に関わる活動などを専門として行います。

公認心理師との大きな違いですが、臨床心理士は民間資格であるという点です。

公認心理師は心の健康に関わる教育や情報発信などを行います。一方で、臨床心理士は調査や研究に携わることを求められるます。活動内容がそれぞれ異なることを理解しておきましょう。

精神保健福祉士

精神保健福祉士とは、精神保健福祉士法で定められた専門資格です。

医療施設や精神障害者の社会復帰を目的とする施設などで、相談や助言、訓練、援助などを行います。

現在では、メンタルヘルスに問題を抱える人が増えているため、精神障害者だけではなく、日常的に精神に不安を抱える人へのサポートも、精神保健福祉士の重要な役割です。

精神科医・心療内科医

精神科医・心療内科医は、病院やクリニックに設置された心療内科や精神科などで、診断と治療を専門にする医師です。

精神科医は・うつ病・双極性障害などの精神疾患、心療内科医はストレスや不安などで生じた不調を専門に扱います。
専門分野は異なるものの、どちらも患者に寄り添い、治療を行うことを目的とする医師の仕事です。

児童相談所の職員

児童相談所は地方自治体に設置されている施設で、子どもの安全や暮らしを守る役割を持っています。

職員は地方公務員であり、家族や子どもとの相談、いじめや不登校への対処などが主な業務です。
仕事は多岐にわたりますが、家庭や学校の問題には心理が影響していることが多く、心理学の知識を生かせます。

法務技官

法務技官は、矯正心理専門職に区分される資格・仕事です。
少年鑑別所や少年院、刑務所、拘置所などが主な勤務場所で、心理面から対象者の立ち直りや社会復帰をサポートします。

仕事内容は、勤務場所によってさまざまです。
たとえば少年鑑別所では、少年の調査や立ち直りに向けた関与に加えて、非行防止を目指した地域活動などを行います。
少年院では改善プログラムの検討・実施、刑事施設では受刑者へのカウンセリングなどが主な仕事です。

家庭裁判所調査官

家庭裁判所調査官は、夫婦・家族間の裁判や調停、非行少年の処分決定などを行う家庭裁判所で活躍しています。

離婚する夫婦、送致された少年やその保護者などへの調査を行ううえで、心理学の知識が必要です。
当事者の気持ちなどから人間関係や環境を分析することで、解決への道を探っていきます。

心理カウンセラー

心理カウンセラーとは、相談者の悩みに寄り添い、自身で解決できるようにサポートする仕事です。
資格は必須ではありませんが、相談者の信頼を得るために資格を取得しておいたほうがよいでしょう。

心理カウンセラーは、さまざまなシーンで活躍しています。
企業での社員のメンタルサポート、学校における子どもや保護者へのメンタルケアなど、心が関わるあらゆる場面で活躍できるのが魅力です。

心理カウンセラーやスクールカウンセラーの仕事は、以下の記事で解説しています。
あわせてチェックしてみてください。

関連記事心理カウンセラーの仕事内容は?魅力って?
スクールカウンセラーとは?なるには?仕事内容や役立つ資格を紹介

心理学者

心理学者は、心理学の研究に取り組む研究職です。
人間の心理や行動を科学的に実証するために、日々実験や検証、分析を行っています。
資格は必要ないものの、大学・大学院・研究機関などで学んだ後に、研究者として在籍する形が多いです。

日々の研究のほか、論文発表や講演、大学での授業、メディア出演など、さまざまな仕事があります。
研究成果をもとに、正しい知識を世に広めるという大切な役目を担っています。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、平成28年4月に国家資格化されました。
労働者の職業選択、キャリア設計、職業能力の開発などに対して、相談や助言、指導を行います。

人材紹介・人材派遣会社での求職者支援、大学での就職支援、企業での従業員のキャリアサポートなど、キャリアに関するさまざまなサポートを実施できる資格です。

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心理学を仕事探しに生かすためのポイント

心理学を仕事探しに生かすためのポイント

心理学を仕事に生かすためには、知識の習得から一歩進んだ取り組みが必要です。
資格や自分だけの強みなど、自分をアピールできる要素が仕事につながるきっかけになります。

資格を取得する

心理系の専門職を目指すなら、資格を取得するのがおすすめです。
客観的な知識やスキルをアピールでき、社会的な信頼を得られます。

公認心理士や医師など学歴を求められる資格もありますが、受験資格を設けていない資格も多いです。
社会人になってからでも遅くないので、就きたい仕事に合った心理系の資格を取得すれば、就職・転職で評価されやすくなるでしょう。

自分だけの強みを見つける

心理学は万能な学問ではあるものの、専門職以外ではアピールしにくい面があります。

心理学を生かすためには、心理学の知識やスキル習得したうえで、自分に何ができるかを明確に伝える必要があります。
自分にとっての強みをアピールできれば、同じ心理学を学んだ人と差をつけられるでしょう。

強みを見つけるためには、自身の得意なことや価値観、考え方、経験などをあらためて振り返り、整理することが大切です。

関連記事心理カウンセラーになるには?必要な資格や仕事内容は?
カウンセリングとは?どんな内容?効果や料金も解説!

心理学を学ぶ方法

心理学を学ぶ方法

心理学は、学校や通信講座などで学べます。
市販の専門書やテキストなどを購入して独学という方法もありますが、専門的な内容が多いため、知識の習得には時間がかかってしまいます。
自身に合った方法で学習に取り組むことが大切になります。

大学や短大に入学する

心理学をしっかり学びたいなら、大学や短大に入学するという方法もあります。
実績のある講師から学ぶことができ、より正確な知識やスキルを身につけられます。

実習を行っている学校も多く、医療施設や学校などの現場で、心理学を生かした仕事を体験できるのも魅力です。

ただ、社会人の方にとって、仕事と学業を両立するのは簡単ではありません。時間を確保できれば問題ありませんが、そうでなければ通学は難しいでしょう。

学校で学ぶのに向いている人は、心理学に興味があり進路に迷っている学生や一度仕事をやめて学びなおしたい社会人などが対象となります。

通信講座を受ける

勉強にあてられる時間が限られている社会人の方には、通信講座がおすすめです。
自宅に届くテキストやオンライン講義などを活用し、すき間時間で心理学を学べます。

通信講座では、資格取得や試験対策に向けたものがほとんどです。
受講の成果として資格取得を目指せるので、スキルアップやキャリアの幅を広げることにつながっていきます。

短期間でコストを抑えて学ぶなら通信講座がおすすめ

通信講座のメリットは、コストを抑えて学べることです。
大学や短大などに入学して学ぶコストよりも費用を抑えられる場合が多く、経済的な負担を最小限にできます。

また、数か月で資格や試験に必要な知識を身につけられるカリキュラムを採用していることが多いので、短期間で効率よく知識を身につけられるのも特色です。
なるべくコストを抑え、効率的に学びたい方は、通信講座の利用を検討してみましょう。

おすすめの心理カウンセラー講座の詳細は以下からどうぞ。

\わずか2ヶ月で資格が取れる/

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心理学系資格おすすめ5選

心理学系資格おすすめ5選

通信講座の資格のキャリカレでは、心理学系資格の講座を数多く実施しています。
そのなかでも、5つのおすすめ資格をピックアップしました。

・メンタル心理カウンセラー
・チャイルドカウンセラー
・家族療法カウンセラー
・行動心理士
・カラーセラピスト

資格によって生かしやすい業界や職場があるので、気になる資格があれば、検討してみましょう。

メンタル心理カウンセラー

メンタル心理カウンセラーは、相談者の悩み解決をサポートするカウンセリングのプロです。
精神疾患を抱える人が増えるなかで、さまざまなストレスや悩みを相談できるメンタル心理カウンセラーの需要が高まっています。

カウンセラーとしてはもちろん、カウンセリングの知識を生かし、ソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなど、さまざまな仕事に生かすことができる資格です。

キャリカレでは、メンタル心理カウンセラー資格取得講座を開講しています。
詳細を知りたい方は、以下のページをチェックしてみてください。

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チャイルドカウンセラー

心のケアは大人だけではなく、子どもにも必要になっています。
いじめや不登校など子どもを取り巻く問題に対して、カウンセリングで解決に導くのがチャイルドカウンセラーです。

いじめの認知件数や不登校児童生徒数は増加傾向にあり、プロとして子どもの悩みに寄り添うチャイルドカウンセラーは貴重な存在となっています。
学校以外にも、児童福祉施設や医療施設、子ども向けのカウンセリングサロンなど、活躍の場は多いです。

講座の詳細は、下記のページで詳しくまとめているので、あわせて確認してみてください。

\子供の心の問題を解決できる/

チャイルドカウンセラー講座の詳細はこちら

家族療法カウンセラー

ストレスや悩みは、学校や職場以外に、家庭に原因があることも考えられます。
家族療法カウンセラーは、家族を取り巻く問題に寄り添い、悩みの解決をサポートするプロフェッショナルです。

いじめや不登校などに関する相談を受けたり、子育てのサポートを保護者に対して行ったりするなど、家族への幅広い支援を行います。
教育現場や医療現場で活躍できるほか、独立開業も視野に入れられる需要の高い資格です。
家族療法カウンセラー講座は、以下のページからチェックしてみましょう。

\子供と家族の心のケアを/

家族療法カウンセラーの詳細はこちら

行動心理士

行動心理士とは、しぐさや表情などの行動から心理を読み解く専門家です。
相手の行動から気持ちを分析し、悩みに対する対処法をアドバイスすることで、人間関係などさまざまな悩みの解決をサポートします。

行動心理学に精通したプロとしてはもちろん、コミュニケーションのプロとしてもスキルを発揮できる資格です。
心理と同様、コミュニケーションはあらゆる場面で関わりがあります。
相談者へのアドバイスのほか、講演やコンサルティングなどでコミュニケーションを円滑にする支援を行えます。

行動心理士講座の詳細は、下記のページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

\行動から心理を読み解くプロ/

行動心理士の詳細はこちら

カラーセラピスト

カラーセラピストとは、色で気持ちを読み取る、カラーセラピーのスペシャリストです。
色を活用したカウンセリングのほか、アパレルや美容、インテリアの仕事で顧客の心理に合ったコーディネートを提案できるようになります。

色は、生活のなかに溶け込んでいるため、カラーセラピー資格を取得することで、自らの暮らしをより良くすることも可能です。

カラーセラピスト資格講座の詳細をチェックし、受講を検討してみましょう。

\色で心を癒すセラピスト/

カラーセラピストの詳細はこちら

迷ったらメンタル心理カウンセラーがおすすめ

迷ったらメンタル心理カウンセラーがおすすめ

キャリカレの心理系資格で迷ったら、まずはメンタル心理カウンセラーを取得するのがおすすめです。
紹介した資格のなかでも、カウンセリングの全体像を学べる資格なので、基礎的な知識やスキルを身につけられます。

メンタル心理カウンセラーをとおしてカウンセリング技術の基礎を学んだうえで、チャイルドカウンセラーや家族療法カウンセラーなど、シーンに特化した資格を取得するとよいでしょう。

試験は在宅受験に対応しており、テキストを見ながら解答できます。
合格者を絞り込むのではなく、知識とスキルが身についているかを確かめるために実施しているからです。
合格に必要な得点率は70%以上と、比較的ハードルが低いので、初心者の方でも取得しやすい心理系資格と言えます。

下記のページで講座の詳細をチェックし、ぜひ受講を検討してみてください。

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まとめ

心理学は、公認心理士や臨床心理士などの専門職をはじめとして、営業職やマーケティング、教育などさまざまな仕事に生かせます。
資格を取得し、自分の強みをしっかりアピールできると、心理学を生かした仕事を見つけやすいです。

キャリカレでは、心理系資格の講座を数多く開講しています。
初心者でもわかりやすいテキストや映像講義を活用し、効率よく資格を取得できるのが魅力です。
心理学に興味がある方、すでに学んでいる方は、ぜひ資格を取得し、知識やスキルを生かせる仕事で活躍していきましょう。

心理学を学ぶなら、まずはメンタル心理カウンセラーがおすすめです。
下記より無料で資料請求も可能となっていますので、ぜひ受講をご検討ください。

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