令和6年度(2024年)宅建試験の合格発表日は?
詳細情報や合格後の手続きを解説

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。
宅建士は土地・建物の公正な売買を目指す不動産取引の専門家で、例年20万人以上もの受験者数を誇る国内最大規模ともいえる国家資格です。「将来のためにキャリアアップしたい」「転職などで今後役に立つ資格を取得したい」との思いから、取得を目指している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、令和6年度実施の宅建試験の合格発表の詳細について解説しています。合格後の手続きや不合格だった場合の対策についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
令和6年度(2024年)宅建試験の合格発表はいつ?

宅地建物取引士資格試験、通称・宅建試験は、毎年20万人以上もの受験者数を誇る、国内最大規模の国家資格試験です。土地や建物の売買時に顧客が不利益を被らないように公正な取引を目指す不動産取引の専門家で、重要事項の説明や35条および37条書面への記名といった独占業務を行えます。
令和6年度の宅建試験の合格発表は、11月26日(火)の午前9時30分です。試験の実施団体である一般財団法人
不動産適正取引推進機構の公式ホームページ上に、合格者の受験番号とともに合否判定基準、試験問題の正解番号が掲示されます。パソコンやスマートフォンからアクセスする場合は、合格発表日から翌年7月末までの期間で確認可能です。
宅建試験合格発表を確認する方法

宅建試験の合格発表は、各都道府県の所定の場所での掲示・Webサイト上での掲示・郵送による通知の3通りの方法で実施されるのが一般的です。確認方法や注意点について、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
掲示場所で確認する
受験した都道府県の所定の場所に合格者の受験番号が一覧形式で掲示されます。現地まで直接出向く手間はかかりますが、あえて掲示場所まで足を運ぶことで、合格発表ならではのワクワク感やドキドキ感を楽しめるでしょう。自分の受験番号を見つけたときの喜びも、きっと倍増するはずです。
なお、掲示される場所や掲示期間、受験番号を確認できる時間帯などについては、受験地の都道府県によって異なります。「せっかく現地まで行ったのに見られなかった」といったことがないよう、Webサイトの情報を必ず事前に確認しておきましょう。
Webで確認する
一般財団法人
不動産適正取引推進機構の公式ホームページでも、合格発表が行われます。まずはWebサイトにアクセスして「宅建試験」の「受験者の方」という項目に進み、「合格発表はこちら」をクリックしてください。
すると、合否判定基準や合格証書の発送予定日が記載されたページが表示されます。ページ下部の「都道府県別合格者受験番号」という項目に表示されている都道府県の中から、自分が受験した都道府県を選択しましょう。
次に、受験番号の上4ケタの一覧が表示されますので、該当する番号をクリックしてください。すると、受験番号の下4ケタが一覧形式で表示されます。その中に自分の受験番号があれば、晴れて合格です。
郵送で確認する
宅建試験の合格者には、不動産適正取引推進機構から合格証書が簡易書留郵便で送付されてきます。合格発表の当日に発送されますので、実際に手元に届くまで数日かかることに注意が必要です。期日までに届かない場合は、不動産適正取引推進機構に問い合わせてください。
合格証書は宅地建物取引士証(宅建士証)とは別物のため、宅建士として活躍するには、合格証書とは別に宅建士証の交付を受けないといけません。各都道府県で、宅建士資格の登録手続きおよび宅建士証の交付申込を各自で行いましょう。
なお、不合格の方には特に何も通知されず、郵送物もありません。不動産適正取引推進機構の公式ホームページで自分の受験番号が掲載されていなければ、不合格となります。
合格発表で自分の点数はわかる?

宅建試験の合格発表では合格基準や合格率は確認できるものの、自分の点数についてはわかりません。そこで、自己採点で点数を知る方法がおすすめです。
宅建試験の問題用紙は持ち帰りできますので、解答用紙に記載した答えを問題用紙にも転記しておき、合格発表日に公表される正解番号をチェックしましょう。正解番号は、不動産適正取引推進機構公式ホームページの受験者向けページで確認できます。
正確な回答内容を知りたいなら、不動産適正取引推進機構に有料で開示請求をかける方法も知っておいてください。開示請求すると、点数や回答内容、実際に回答したマークシートの写しなどを取り寄せられます。問を発する際は受験番号が必要ですので、受験票は処分せずに手元に残しておきましょう。
令和6年度(2024年)宅建試験の情報

宅建試験には年齢や学歴といった受験制限はなく、日本国内に居住していればどなたでも受験できます。令和6年度(2024年)の宅建試験について、概要や合格発表までのスケジュールをくわしく見ていきましょう。
宅建試験の概要
令和6年度の宅建試験の概要は、以下の通りです。
申込方法 | インターネットおよび郵送 |
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申込期間 | 【インターネット申込】 令和6年7月1日(月)9時30分から7月31日(水)23時59分まで 【郵送申込】 令和6年7月1日(月)から7月16日(火)まで |
受験手数料 | 8,200円(非課税) |
試験会場の確認方法 | 【インターネット申込】 Webサイト「宅建試験マイページ」に試験会場を表示 【郵送申込】 試験案内に記載の問い合わせ専用ダイヤルで確認 ※10月はじめ頃に送付予定の受験票で正式に試験会場を通知 |
宅建試験は、インターネットもしくは郵送の2通りの方法で申込みをします。どちらの方法で申し込んでも、受験手数料は変わりません。ただし、申込みが受理されなかったり試験が中止されたりするケースを除いて受験手数料は返還されないため注意しましょう。
合格発表までのスケジュール
合格発表までのスケジュールを、表にまとめました。
試験案内の配布期間 | 【インターネット申込】 令和6年6月7日(金)から掲載 【郵送申込】 令和6年7月1日(月)から7月16日(火)まで |
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受験申込の受付期間 | 【インターネット申込】 令和6年7月1日(月)9時30分から7月31日(水)23時59分まで 【郵送申込】 令和6年7月1日(月)から7月16日(火)まで |
受験票発送日 | 令和6年10月2日(水) |
試験日時 | 令和6年10月20日(日)13時から15時まで(2時間) ※登録講習修了者は、13時10分から15時まで(1時間50分) |
合格発表日 | 令和6年11月26日(火) |
当日は、試験開始前に注意事項の説明があります。12時30分(登録講習修了者は12時40分)までに、必ず着席しましょう。また、試験が始まったら途中退出はできません。もし途中退出した場合は棄権もしくは不正受験とみなされ、採点されないことに注意が必要です。
なお、これらの日程は、予告なく変更される可能性があります。不動産適正取引推進機構の公式ホームページを必ず各自で確認してください。
合格発表後に必要な手続き

宅地建物取引士試験に合格しても、すぐに宅建士として活躍できるわけではありません。居住している都道府県の窓口に出向き、所定の手続きを済ませてください。
ここでは、合格発表後に行う手続きを段階ごとに詳しく解説します。必要な書類や手順は地域によって異なりますので、各都道府県のWebサイトも必ず確認しましょう。
宅建士登録の申請をする
まずは居住している都道府県の窓口に出向き、宅建士の登録申請を行ってください。一例として、東京都では、以下の書類を準備します。
1. 登録申請書
2. 誓約書
3. 身分証明書:本籍地の市区町村で発行したもの。
4. 登記されていないことの証明書:成年被後見人および被保佐人に該当しない旨の登記事項証明。
5. 申請者本人の住民票:個人番号(マイナンバー)が記載されていないもの。
6. 合格証書
7. 顔写真:6ヶ月以内に撮影した、カラー・無帽・正面・上三分身・無背景の写真。
8. 登録資格を証する書面
9. 従業者証明書:現在、宅地建物取引業者に勤務し、宅地建物取引業に従事している者。
10. 登録手数料:37,000円(現金のみ)。
11. 本人確認書類:運転免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカード等。
婚姻した者以外の未成年については、これらの書類に加えて「営業に関する法定代理人の許可書」「戸籍謄本」「法定代理人の身分証明書(運転免許証等)の写し」も必要です。
書類がすべてそろったら、担当窓口に持参または郵送してください。書類を提出後、登録の決定まで約1ヶ月かかります。
宅建士証の交付申請をする
宅建士の登録が完了したらハガキで通知されますので、次に宅建士証の交付申請をします。宅建士証は実際に不動産取引の現場で業務を行うのに欠かせない証明書で、これがないと宅建士として正式な活動ができません。
東京都の場合、試験に合格してから1年以内であれば、窓口もしくは郵送で手続きできます。宅地建物取引士証交付申請書・顔写真・登録通知・手数料4,500円を、窓口に持参してください。郵送での申請は、運転免許証等、顔写真の入った本人確認書類の拡大コピーも必要です。
試験合格から1年経過している方は、都知事が指定する取引士法定講習実施団体の実施する法定講習を受講後、宅建士証をもらえます。また、宅建士証の有効期間は5年間です。期間満了前の6ヶ月以内に上記と同様に法定講習を受講し、有効期間が更新された宅建士証の交付を受けてください。
宅建試験に合格できなかったら通信講座での学習がおすすめ

宅建試験は、合格率が例年15~17%の難関国家資格の一つとして知られています。もし今年の宅建試験に合格できなかった場合は、気持ちを切り替えて来年度の受験に向けて学習をスタートさせることが大切です。
効率よく学習して確実に合格を狙うなら、キャリカレの通信講座を活用してみてください。キャリカレの講座がおすすめの理由を、4つ紹介します。
全額返金・2講座目無料に対応している
キャリカレの通信講座では、不合格だった場合に受講料の全額返金サポート(※)を実施しています。全額返金保証があれば、宅建試験のような難関試験にも取り組みやすいでしょう。
また、対象の試験に合格した方については、2講座目を無料で受講できるサービス(※)もあります。関連する資格を学んでよりスキルアップしたい方やダブルライセンスで就職や転職を有利に進めたい方におすすめです。
なお、全額返金保証や2講座目無料サービスを利用するには、お支払いの遅延がないことやサポート期間内にすべての添削問題を修了していること、受講開始日から3年以内に合格証明を提出できる方など、いくつかの条件が課せられています。詳細はキャリカレの公式ホームページで確認してください。
※全額返金と2講座目無料サービスには条件があります。詳しくはそれぞれの条件をご覧ください。
紙でもWebでも学習できる
紙テキストとWebテキストの両方に対応しているのも、キャリカレならではの強みです。じっくり学びたいときは紙テキスト、スキマ時間でサクッと学びたいときはWebテキストといったように、場所や学習スタイルに合わせて自由に選べます。
Webテキストには、音声読み上げ機能付きです。家事や育児などで多忙な方も、「ながら学習」で無理なく知識をインプットできるでしょう。紙テキストの学習だけでは不安な方にもおすすめです。
また、映像講義も教材に含まれており、実際にその場で講義を受けているかのような臨場感があります。テキストと映像講義の内容は連動していますので、より理解が深まりやすいのが、うれしいポイントです。
一問一答や過去問題を活用できる
キャリカレでは、学習に欠かせない一問一答や過去問題を豊富に用意しています。問題数を多くこなし、学習した知識をしっかりと定着させましょう。試験当日に慌てないためにも、過去問題をこなして出題傾向や問題形式に慣れておくことはとても大切です。
一問一答や過去問題には、スマートフォンでも気軽に取り組めます。通勤・通学時間や休憩時間、お仕事や家事・育児の合間といったスキマ時間を有効活用したいときにおすすめです。
一問一答や過去問題に繰り返しトライしているうちに、だんだんと自信がついてくるでしょう。過去問題は過去5年分が収録されているほか、ポイントを解説する映像講義付きです。また、試験に出る可能性の高い添削問題も付いていますので、より実力アップを目指せます。
専門講師のサポートが受けられる
キャリカレの宅地建物取引士合格指導講座では、宅建試験を知り尽くしたベテラン講師が講座を監修しています。合格に向けた効果的な学習方法や試験対策のポイントについて、短期間で合格を目指すためのコツを指導してもらえるでしょう。
キャリカレの「宅地建物取引士合格指導講座」での目安学習期間は、3ヶ月間です。しかし、多忙でなかなか勉強の時間が取れない方や学習の進め方がわからずにお悩みの方もいるのではないでしょうか。キャリカレでは、長期間のサポートで、専任講師による学習サポートを受けられます。
また、学習サポート期間中は何度でも無料で質問できることもうれしいポイントです。「独学では不安だけれど、サポートはしっかり受けたい」という方は、キャリカレの通信講座をぜひ受講してみてください。
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令和6年度の宅建試験の合格発表は、11月26日(火)の午前9時30分です。不動産適正取引推進機構の公式ホームページで公表されるほか、受験した都道府県の所定の場所にも合格者の受験番号が掲示されます。
今年の試験に不合格だった場合は、気持ちを切り替えて来年に向けて準備しましょう。キャリカレでは、わかりやすいテキストや無理なく学習できるサポートに自信があります。もちろん、はじめて宅建試験を受ける方にもおすすめですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
宅地建物取引士合格指導講座
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この記事の監修者
資格のキャリカレ編集部
150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。宅地建物取引士は不動産業界への就職や転職などに役立つ資格です。宅地建物取引士試験の詳細や試験対策をはじめ、魅力や最新情報をお伝えしています。