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登録販売者試験とは?日程・難易度・合格率・勉強方法を徹底解説【2026年最新】

登録販売者試験は、第2類・第3類の一般用医薬品の販売に必要な知識を確認する、都道府県等が実施する試験です。学歴や実務経験などの受験要件はなく、医薬品販売の経験がない方も受験できます。

試験は5項目・合計120問で構成され、合格基準は総出題数の7割程度に加え、各試験項目でも一定割合以上を得点することです。2025年度(令和7年度)の全国合格率は40.7%でした。

ただし、試験に合格しただけで、すぐに登録販売者として単独で店舗管理を行えるわけではありません。一般用医薬品の販売に従事するには販売従事登録が必要で、店舗管理者等になるには実務・業務経験や研修に関する要件があります。

本記事では、2026年度の試験概要、受験資格、出題内容、最新の全国合格率、勉強方法に加え、合格後の販売従事登録や実務経験、継続的研修まで詳しく解説します。

※質問は何度でも無料:学習サポート期間中に限り
※全額返金には条件があります。詳しくはこちらをご覧ください。
※2講座目無料サービスには条件があります。詳しくはこちらをご覧ください。

登録販売者試験とは?

登録販売者試験は、一般用医薬品の販売に必要な知識を持っているかを確認するため、薬機法に基づいて都道府県等が実施する試験です。

試験に合格した後、勤務する薬局や店舗の所在地を管轄する都道府県で販売従事登録を受けることで、登録販売者として一般用医薬品の販売業務に従事できます。

登録販売者とはどんな資格?


登録販売者は、薬局やドラッグストアなどで、第2類医薬品と第3類医薬品の販売、情報提供、相談対応を行う医薬品販売の専門職です。

医薬品の効能・効果、副作用、使用上の注意などを踏まえて購入者に情報を提供し、必要に応じて薬剤師への相談や医療機関の受診を勧めます。

ただし、登録販売者が販売できるのは原則として第2類・第3類の一般用医薬品です。要指導医薬品や第1類医薬品の販売、処方箋に基づく調剤はできません。

登録販売者試験の目的と位置づけ


登録販売者試験では、一般用医薬品を安全かつ適正に販売するために必要な知識が問われます。

具体的には、医薬品の作用や副作用、人体の仕組み、薬事関係法規、適正使用、安全対策などが出題対象です。試験問題は、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」を基本として作成されます。

登録販売者を「国家資格」「公的資格」といった呼び方だけで分類するよりも、薬機法に基づく試験と販売従事登録によって医薬品販売に従事する制度である、と説明する方が正確です。

薬剤師との違い


薬剤師は、処方箋に基づく調剤を行えるほか、要指導医薬品や第1類医薬品を含む一般用医薬品を取り扱えます。

一方、登録販売者が販売できるのは、原則として第2類・第3類の一般用医薬品です。調剤や診断、治療などの医療行為は行えません。

また、薬剤師国家試験には薬学課程の修了などの受験資格がありますが、登録販売者試験には学歴や実務経験等の受験要件がありません。

どんな人に向いている資格か


登録販売者は、ドラッグストアや薬局、スーパーマーケット、ホームセンターなど、一般用医薬品を取り扱う職場で働きたい方に関連性の高い資格です。

医薬品の成分名や作用、副作用、法令などを継続して学ぶ必要があるため、健康や医薬品に関心があり、購入者の話を丁寧に聞いて適切に情報提供できる方に向いています。

なお、試験に合格した都道府県と実際に勤務する都道府県が異なっていても、試験合格は有効です。ただし、販売従事登録は実際に勤務する薬局・店舗の所在地を管轄する都道府県で行います。

登録販売者試験の概要【日程・受験資格・受験料】

登録販売者試験は、都道府県等が少なくとも年1回実施します。全国一斉試験ではないため、試験日、出願期間、試験会場、受験手数料、申込方法は受験地によって異なります。

2026年度の試験では、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月)」を基本とする地域があります。受験前には、受験予定地が指定している手引きの版も確認しましょう。

試験日程は都道府県等によって異なる


登録販売者試験は全国同日に実施される試験ではありません。複数の都道府県が同じ試験問題を使用し、同日に実施する地域ブロックもありますが、全国で試験日が統一されているわけではありません

試験日は毎年同じとは限りません。前年の日程だけを見て準備せず、当年度の試験公告を確認することが大切です。

受験資格に学歴や実務経験の要件はない


2015年度以降の登録販売者試験では、特定の学歴や実務経験等の受験要件は設けられていません。医薬品販売の経験がない方も受験できます。

また、居住地や勤務地とは異なる都道府県で受験することも可能です。試験合格は全国で有効ですが、合格後の販売従事登録は、実際に勤務する薬局や店舗の所在地を管轄する都道府県で行います。

受験手数料は受験地ごとに確認する


受験手数料は全国一律ではなく、試験を実施する都道府県や広域連合等によって異なります。金額や納付方法が変更される可能性もあるため、固定した金額だけを頼りにせず、当年度の試験案内を確認してください。

また、納付後の返金条件も受験地によって定められています。出願前に試験日、受験地、申込方法、手数料を確認しましょう。

申し込みから試験当日までの流れ


基本的な流れは、試験公告の確認、願書または電子申請による出願、受験手数料の納付、受験票の受領、試験当日、合格発表の順です。

申込方法は、電子申請に対応している地域と、紙の願書を使用する地域があります。必要書類、写真の規格、手数料の納付方法、本人確認書類、当日の持ち物も受験地によって異なります。

出願期間は限られているため、試験日だけでなく願書配布・受付期間も早めに確認してください。

下記記事では、大阪(関西広域連合)の試験概要を詳しく解説しています。

関連記事

【2026年最新版】大阪の登録販売者試験|日程・会場・合格率・申込方法を完全解説

登録販売者試験の出題範囲と試験内容

登録販売者試験は、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」を基本として作成される筆記試験です。真偽式や多肢選択式など、正誤を客観的に判定できる方法で出題されます。

2026年度の学習では、受験予定地が指定する手引きの版を確認することが重要です。

全5項目の出題範囲


試験は、次の5項目で構成されています。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識

  • 人体の働きと医薬品

  • 主な医薬品とその作用

  • 薬事関係法規・制度

  • 医薬品の適正使用・安全対策

医薬品の成分や作用だけでなく、副作用、人体の仕組み、関係法令、医薬品の安全対策まで幅広く問われます。

問題数と試験時間


厚生労働省の試験実施要領に示されている問題数と配分時間は、次のとおりです。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識:20問・40分

  • 人体の働きと医薬品:20問・40分

  • 主な医薬品とその作用:40問・80分

  • 薬事関係法規・制度:20問・40分

  • 医薬品の適正使用・安全対策:20問・40分

合計は120問・240分です。「主な医薬品とその作用」は40問で、ほかの項目より出題数が多いため、5項目が均等配分されているわけではありません。

実際の午前・午後の項目順や休憩時間は、受験地の試験案内を確認してください。

合格基準は総得点と各項目の両方


合格基準は、総出題数に対して7割程度正答し、さらに各試験項目で都道府県知事等が定める一定割合以上を正答することです。

120問の場合、総得点の目安は84点ですが、総得点だけで合否が決まるわけではありません。1項目でも受験地が定める最低基準に達しなければ、不合格になる可能性があります。

各項目の最低基準は全国一律の数値ではありません。試験問題、正答、正式な合格基準は試験後に公表されるため、受験地の発表を確認してください。

都道府県ごとの違い


全国で共通しているのは、主な出題範囲、5項目、標準的な問題数・試験時間、総得点7割程度という基本的な考え方です。

一方、試験問題は全国共通ではありません。複数の都道府県が共同で問題を作成する地域もあり、受験する地域によって問題内容や各項目の最低基準が異なることがあります。

過去問を使用するときは、受験予定地域の問題を優先しつつ、ほかの地域の問題も演習に活用するとよいでしょう。

登録販売者試験の難易度と合格率

登録販売者試験は受験資格の制限がない一方で、医薬品の成分、作用、副作用、人体、法令、安全対策など、幅広い知識が問われます。

合格率だけで「簡単」「難しい」と判断せず、出題範囲と合格基準の両方を確認することが大切です。

2025年度の全国合格率は40.7%


2025年度(令和7年度)の全国集計では、受験者数58,996人、合格者数24,004人、合格率40.7%でした。

厚生労働省が公表している2024年度(令和6年度)の全国結果は、受験者数54,526人、合格者数25,459人、合格率46.7%です。2025年度の全国合格率は、前年度より6.0ポイント低下しています。

※2025年度全国計は、都道府県・広域連合等が公表した試験結果を集計した数値です。

都道府県別の合格率に差が出る理由


登録販売者試験は、全国の受験者を順位付けして合格者数を決める競争試験ではありません。所定の合格基準を満たした受験者が合格します。

都道府県等によって合格率に差が出るのは、地域ごとに使用する試験問題が異なることや、受験者の知識・経験、準備状況などが影響すると考えられます。

そのため、「受験者数が多いから競争が激しくなり、合格率が下がる」と説明するのは適切ではありません。

難しく感じやすいポイント


難しく感じやすいのは、特に40問が出題される「主な医薬品とその作用」です。多数の成分名、作用、副作用、使用上の注意などを整理して覚える必要があります。

また、各試験項目に最低基準があるため、得意分野だけで苦手分野を補うことはできません。5項目をバランスよく学習する必要があります。

ほかの医療系資格との単純比較はできない


登録販売者試験には学歴や実務経験等の受験要件がないため、受験を始めるまでの条件は薬剤師などと異なります

ただし、薬剤師と登録販売者では教育課程、業務範囲、試験の目的が大きく異なるため、難易度を単純に比較するのは適切ではありません。

登録販売者試験は、受験しやすい制度ではありますが、2025年度は受験者の約4割が合格した試験です。十分な準備が必要と考えましょう。

登録販売者試験の勉強時間と学習スケジュール目安

登録販売者試験について、厚生労働省や都道府県が定めた公式の勉強時間はありません。必要な期間や時間は、医薬品の知識、暗記の得意不得意、確保できる学習時間などによって異なります。

最初に過去問や確認問題を解き、現在の理解度を確認してから学習計画を立てましょう。

必要な勉強時間には個人差がある


医薬品を初めて学ぶ方は、成分名や人体の仕組み、薬事関係法規などの用語に慣れる時間が必要です。一方、ドラッグストアや医療関係の仕事を経験している方でも、試験では5項目すべてが問われるため、未学習分野の確認が欠かせません。

「何時間勉強すれば必ず合格できる」と考えるのではなく、5項目すべてで合格基準を上回れるかを基準に進捗を確認しましょう。

3か月で学習する場合


3か月で受験する場合は、早い段階で5項目を一通り学習し、後半は問題演習と復習に時間を使う必要があります。

1か月目は第1・第2項目、2か月目は出題数の多い「主な医薬品とその作用」、3か月目は法規・安全対策と総復習を進めるなど、期限から逆算して計画を立てましょう。

学習開始時点で試験日までの期間が短い場合は、受験予定地域の過去問を早めに取り入れることが重要です。

6か月で学習する場合


6か月確保できる場合は、前半で基礎知識を身につけ、後半で過去問、弱点補強、法改正・制度変更の確認を進められます。

毎週の学習範囲を決め、1週間ごとに復習日を設けると、以前学習した内容を忘れにくくなります。試験直前だけに負担が集中しないよう、早めに全範囲を一巡しましょう。

仕事や家事と両立する場合


仕事や家事と両立しながら受験する場合は、平日の短時間学習と、休日のまとまった復習を組み合わせる方法があります。

毎日必ず一定時間を確保できなくても、週単位で学習量を管理すれば調整できます。試験日から逆算し、無理なく継続できる計画を立てることが大切です。

学習が止まりやすいポイント


学習が進みにくくなりやすいのは、成分名や漢方処方、生薬などの暗記量が増える段階です。

一度ですべてを覚えようとせず、作用、副作用、使用上の注意などを関連付けて整理しましょう。新しい範囲を学ぶだけでなく、以前学んだ問題を定期的に解き直すことも必要です。

登録販売者試験の効率的な勉強方法

登録販売者試験では、テキストを読むだけでなく、問題演習を通じて知識を使える状態にすることが大切です。

ただし、「インプット3割・アウトプット7割」のように、すべての受験者に共通する理想の比率が決まっているわけではありません。理解度に合わせて学習方法を調整しましょう。

独学でも合格を目指せる


登録販売者試験には受験資格の制限がなく、出題範囲や過去の試験問題も公開されているため、独学で合格を目指すことも可能です。

独学の場合は、受験予定地が指定する最新版の「試験問題の作成に関する手引き」に対応した教材を選びましょう。古い教材では、法令や医薬品販売制度の変更が反映されていない可能性があります。

通信講座を利用する場合


通信講座は、学習範囲の整理、スケジュール管理、質問対応などの支援を受けたい方に向いています。

講座を選ぶときは、受験年度の手引きに対応しているか、教材の更新時期、質問可能期間、過去問の収録内容、サポート期間などを確認しましょう。

インプットと問題演習を繰り返す


最初にテキストや講義で基本事項を確認し、その後に問題を解き、間違えた部分を再度学習する流れが基本です。

学習初期は内容の理解を優先し、試験が近づいたら問題演習や時間配分の確認を増やすなど、自分の理解度に応じて比率を変えましょう。

過去問は受験地域と最新版の手引きを意識する


過去問は、出題形式や弱点を把握するために役立ちます。受験予定地域の問題を優先しながら、ほかの地域の問題も演習に利用できます。

ただし、古い過去問には現在の法令や制度と合わない内容が含まれる可能性があります。解答だけを暗記せず、最新版の手引きや教材で現在の内容を確認してください。

下記記事では、登録販売者の過去問について詳しく解説しています。

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【2026年最新】登録販売者試験の過去問まとめ|無料入手先・効果的な解き方・合格率アップの勉強法を解説

登録販売者試験に合格するためのポイントまとめ

登録販売者試験では、総得点だけでなく5項目それぞれの得点が確認されます。特定の項目だけに学習が偏らないよう、全範囲を計画的に進めましょう。

合格を目指すうえで意識したいこと


まず、受験予定地の試験日、出願期間、使用する手引きの版を確認します。そのうえで、5項目の出題数と自分の理解度を把握し、学習計画を立てましょう。

特に40問が出題される「主な医薬品とその作用」は学習量が多いため、早めに取り組むことが重要です。一方、各項目に最低基準があるため、20問の項目も省略できません。

避けたい学習方法


得意な項目だけで総得点を稼ごうとすることや、解答だけを丸暗記することは避けましょう。

また、古い教材だけで学習すると、法令や制度の変更に対応できない可能性があります。受験年度に対応した教材と、受験予定地域の公式情報を確認してください。

受験前の確認事項


受験前には、次の点を確認しましょう。

  • 受験予定地の試験日と出願期限

  • 指定されている手引きの版

  • 5項目すべての理解度

  • 各項目の最低基準を意識した得点状況

  • 過去問を試験時間内に解けるか

  • 受験票、筆記用具、本人確認書類などの持ち物

試験当日のルールや持ち物は受験地によって異なるため、必ず当年度の受験案内で確認してください。

登録販売者試験の合格後に必要な手続き・実務経験・研修

登録販売者試験の受験には実務経験が必要ありません。ただし、試験合格後に登録販売者として一般用医薬品の販売に従事する場合や、店舗管理者等になる場合には、販売従事登録、実務・業務経験、研修に関する制度を確認する必要があります。

合格後は販売従事登録が必要


登録販売者試験に合格しただけでは、販売従事登録証は交付されません。

一般用医薬品の販売に従事する場合は、勤務する薬局や店舗の所在地を管轄する都道府県に販売従事登録を申請します。申請には、試験合格を証明する書類や雇用関係を証明する書類などが必要です。

必要書類や手数料は申請先によって異なるため、勤務先所在地の都道府県に確認してください。

試験の受験資格と店舗管理者要件は別


登録販売者試験は実務経験がなくても受験できます。しかし、試験に合格して販売従事登録を受けた人が、直ちに店舗管理者等になれるとは限りません。

店舗管理者等になるためには、実務・業務への従事期間や研修に関する要件を満たす必要があります。要件を満たしていない登録販売者は「研修中の登録販売者」として、薬剤師または研修中ではない登録販売者の管理・指導の下で業務に従事します。

名札などでも「登録販売者(研修中)」であることが分かる表示が必要です。

実務経験と業務経験の違い


一般従事者として、薬剤師または登録販売者の管理・指導の下で医薬品販売に関する実務に従事した期間は「実務経験」として扱われます

販売従事登録後に、登録販売者として医薬品販売業務に従事した期間は「業務経験」として扱われます。

店舗管理者等の要件では、これらの実務経験と業務経験を合算して判断する場合があります。勤務先には、従事期間や勤務時間を証明するための記録を適切に残してもらうことが重要です。

店舗管理者等になるための主な要件


第2類・第3類医薬品を扱う店舗の店舗管理者等になれる登録販売者の主な要件には、次のルートがあります。

  • 過去5年間の実務・業務への従事期間が通算2年以上ある

  • 過去5年間の従事期間が通算1年以上あり、継続的研修と店舗管理・法令遵守に関する追加的研修を修了している

  • 従事期間が通算1年以上あり、過去に店舗管理者または区域管理者として勤務した経験がある

従事期間には、月当たりの勤務時間や合計1,920時間などの計算条件があります。勤務形態や該当するルートによって条件が異なるため、店舗管理者等への就任時には勤務先と管轄自治体に確認してください。

一般用医薬品の販売に従事する登録販売者には毎年度の研修がある


一般用医薬品販売業者等は、一般用医薬品の販売に従事するすべての登録販売者に、毎年度少なくとも合計12時間以上の継続的研修を受講させる必要があります。

また、過去5年間の従事期間が1年以上2年未満のルートで店舗管理者等を目指す場合は、継続的研修に加えて、店舗管理や法令遵守に関する合計6時間以上の追加的研修が必要です。

試験合格後も、医薬品や法令に関する知識を継続して更新していく必要があります。

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まとめ

登録販売者試験は、薬機法に基づき都道府県等が実施する、一般用医薬品の販売に必要な知識を確認する試験です。学歴や実務経験等の受験要件はなく、未経験から受験できます。

試験は5項目・合計120問で、標準的な試験時間は合計240分です。合格には総出題数の7割程度に加え、各試験項目でも受験地が定める一定割合以上を得点する必要があります。

2025年度の全国集計では、受験者数58,996人、合格者数24,004人、合格率40.7%でした。出題範囲が広く、各項目に最低基準があるため、特定の分野だけに偏らず学習することが重要です。

また、試験合格後に登録販売者として一般用医薬品の販売に従事するには、販売従事登録が必要です。店舗管理者等になるには実務・業務経験や研修に関する要件があり、一般用医薬品の販売に従事する登録販売者には毎年度の継続的研修もあります。

受験予定地の試験日、出願方法、合格基準、指定されている手引きの版を確認し、合格後の働き方まで理解したうえで準備を進めましょう。

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よくある質問

Q1:テキストや問題集はどのように選べばよいですか?

受験予定地が指定する「試験問題の作成に関する手引き」の版に対応した教材を選びましょう。
2026年度は「令和8年4月版手引き」を基本とする地域がありますが、使用する版は受験地の公告で確認する必要があります。古い教材を使用する場合は、法令や制度の変更部分を最新版で補ってください。

Q2:首都圏の試験はほかの地域より難しいのですか?

首都圏だから必ず難しいとはいえません。登録販売者試験は、受験者同士の順位で合否を決める競争試験ではなく、所定の合格基準を満たした人が合格します。
試験問題や各項目の最低基準は地域によって異なる場合があるため、受験予定地域の過去問と公式の合格基準を確認しましょう。

Q3:合格には何点必要ですか?

厚生労働省の実施要領では、総出題数に対して7割程度正答し、さらに各試験項目で都道府県知事等が定める一定割合以上を正答することが合格基準です。
120問の場合、総得点の目安は84点ですが、各項目の最低基準も満たす必要があります。正式な基準は受験地の発表を確認してください。

Q4:仕事や家事と両立しながら受験できますか?

仕事や家事と両立しながら受験を目指すことは可能ですが、必要な学習期間には個人差があります。
平日は短時間の学習、休日は復習や過去問演習など、週単位で学習量を管理すると続けやすくなります。

Q5:出題範囲は毎年変わりますか?

試験の5項目という基本構成は共通していますが、法令改正、医薬品の区分変更、販売制度の変更などに合わせて手引きが改訂されることがあります。
厚生労働省は手引きを必要に応じて原則年1回改訂するとしているため、受験年度の最新版を確認してください。

Q6:試験当日は何を持っていけばよいですか?

持ち物は受験地の試験案内に従ってください。一般的には受験票、指定された鉛筆、消しゴム、使用条件を満たす時計などが必要です。
例えば、東京都の2026年度試験では、受験票、HBの鉛筆、プラスチック消しゴム、時計が案内されています。シャープペンシルの可否なども含め、受験地の指示を確認しましょう。

Q7:試験中に途中退室できますか?

途中退室が可能になる時間、再入室、問題用紙の持ち帰りなどのルールは受験地・会場によって異なります。
「多くの会場で可能」と判断せず、受験票や試験当日の注意事項を確認してください。体調不良の場合は自分で退室せず、試験監督者に申し出ましょう。

下記記事では、試験中の途中退室可否について詳しく解説しています。

関連記事

登録販売者試験の途中退室は可能?再入室できる?トイレ・体調不良時のルール完全解説

Q8:漢方、生薬、成分名はどのように覚えればよいですか?

成分名だけを単独で暗記するのではなく、薬効群、主な作用、副作用、使用を避ける人、併用上の注意などを関連付けて整理しましょう。
一度に覚えようとせず、問題演習を繰り返しながら、間違えた成分を一覧にして復習する方法があります。

Q9:合格したら、すぐに登録販売者として働けますか?

一般用医薬品の販売に従事するには、試験合格後に販売従事登録が必要です。勤務する薬局や店舗の所在地を管轄する都道府県に申請します。
また、店舗管理者等の要件を満たしていない場合は、研修中の登録販売者として、薬剤師または研修中ではない登録販売者の管理・指導の下で業務に従事します。

Q10:不合格だった場合、再受験できますか?

不合格でも、次回以降の登録販売者試験を再受験できます。
得点を確認できる制度がある場合は、総得点だけでなく項目別得点を確認し、最低基準を下回った項目を優先して復習しましょう。次回の日程や出願期間は、受験予定地の公式サイトで改めて確認してください。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部
170以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。登録販売者は薬剤師に次いで一般用医薬品(市販薬)を販売できる専門職です。登録販売者試験の詳細や試験対策をはじめ、魅力や最新情報をお伝えしています。

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