簿記3級は難しい?実は対策すれば誰でも合格できる資格

簿記3級は難しい?実は対策すれば誰でも合格できる資格

簿記3級の取得は「難しい」といわれることもあります。難易度がどれくらいかを知ることで、対策の仕方が変わってくるため、難易度を把握しておくことは大切です。そこで本記事では、簿記3級が難しいと言われる理由、実際の難易度を解説します。

この記事でわかること
・簿記3級が難しいと言われる理由・難易度
・簿記3級に合格するおすすめの学習方法

目次

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簿記3級が難しいと言われる理由

簿記3級が難しいと言われる理由

簿記3級に対して、「難しい」「簡単」などさまざまな感想が寄せられます。
そのなかでも、「難しい」と言われる主な理由は、以下のとおりです。

・専門用語に苦手意識を感じやすいため
・暗記だけでは通用しないため
・つまずきやすい科目があるため
・テキストだけで対策しようとしているため
・7割以上の得点が求められるため

それぞれ解説します。


専門用語に苦手意識を感じやすい

簿記は、どのような会社でも必要な知識ですが、実際に勉強を始めると聞き慣れない言葉が多く出てきます。
「仕訳」「勘定科目」などの専門用語も多く出てくるため、理解するのに時間がかかるでしょう。

学習する際には、テキストをざっと確認し、興味の湧く分野から始めるなど、徐々に専門用語に慣れていく努力が必要です。

暗記だけでは通用しない

簿記3級は、覚えなくてはならない内容が多いですが、暗記だけでは通用しません。
出題される問題は、実務能力を見極めるものが多く、知識を活用して回答を導く必要があります。

テキストの内容を覚えてから、問題集や過去問で試験に生かせる知識を身につけましょう。

つまずきやすい科目がある

簿記3級の問題のなかでも、「仕訳」はとくにつまずきやすい科目です。
仕訳とは、取引を勘定科目に合わせて貸借対照表や損益計算書などに記載する作業で、勘定科目の暗記、記載の仕方などを覚えなくてはなりません。

慣れれば取り組みやすいので、時間をかけてマスターしましょう。

仕訳については、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせて確認してみてください。

関連記事仕訳とは?仕訳の重要性とルールを解説

テキストだけで対策しようとしている

簿記3級に関するテキストは数多く販売されていますが、テキストだけで合格を目指すのは難しいと言えます。
「たった1冊で合格」「〇日間で合格」などのキャッチフレーズは魅力的ですが、テキストだけの勉強では十分ではありません。

テキストで内容を理解し、問題集や過去問題でしっかりアウトプットすることも大切です。

7割以上の得点が求められる

簿記3級の合格基準は、70%以上の得点です。
特別厳しい基準ではありませんが、対策ができていないと7割の得点は難しいでしょう。

配点が最も大きいのが「仕訳」問題ということもあり、つまずきやすい科目を克服しなければならない点も難しく感じる理由の一つです。

関連記事経営に役立つ資格おすすめ9選!資格を会社経営に生かそう
会計・経理に役立つ資格おすすめ10選!取得するメリットと注意点も解説

簿記3級の難易度について

簿記3級の難易度につい

簿記3級の難易度を把握するには、合格率は参考になるデータです。
以下に過去数年の合格率をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

合格率
161回(2022年6月12日) 45.8%
160回(2022年2月27日) 50.9%
159回(2021年11月21日) 27.1%
158回(2021年6月13日) 28.9%
157回(2021年2月28日) 67.2%
156回(2020年11月15日) 47.4%
154回(2020年2月23日) 49.1%
153回(2019年11月17日) 43.1%
152回(2019年6月9日) 56.1%
151回(2019年2月24日) 55.1%

※155回は中止
出典:日本商工会議所-簿記 受験者データ | 商工会議所の検定試験

また、下記のページでは、簿記3級の難易度についてさらに詳しくまとめています。

関連記事簿記3級とは?難易度・出題傾向と対策、勉強時間を解説

そして、さっそく簿記合格を目指して勉強を始める方は、下記の講座がおすすめです。
詳細は以下からどうぞ。

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簿記3級は対策さえすれば合格しやすい資格

簿記3級は対策さえすれば合格しやすい資格

簿記3級の合格率は例年5割前後であり、難関資格に比べるとやさしい試験と言えます。
つまずきやすい科目もありますが、対策をしっかり行えば問題なく合格を目指せるでしょう。
ここからは、簿記3級の勉強のコツを解説していきます。

テキスト1冊をくまなく理解する

基礎を身につけるために、テキスト1冊をくまなく学習しましょう。
勉強したテキストの冊数はあまり関係なく、1冊のテキストを正しく理解することが重要です。

テキストの選び方は、下記の記事で解説しています。
勉強を始める前にぜひチェックしてみてください。

関連記事簿記3級の参考書はこうやって選ぶ!選び方や購入方法を詳しくご紹介

問題集と過去問で実務能力を身につける

テキストの内容を理解した後は、試験に向けて問題演習を繰り返すことが学習のコツです。
問題集や過去問に取り組むことで、回答を導くために知識を生かせます。
間違えた部分は、参考書を読み直したり、解説をチェックしたりして、一つひとつ理解していきましょう。

独学が不安なら通信講座がおすすめ

独学に不安がある場合は、通信講座を活用するのがおすすめです。
わかりやすいテキストが用意されており、サポートも充実しているため、一人でも無理なく勉強に取り組めるでしょう。

おすすめの通信講座については次の「簿記3級を目指すならどこで勉強すべき?」で詳しく解説します。

ただ、なかには費用をかけず、独学で資格取得を目指したいと考えている方もいると思います。
独学での簿記取得については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事簿記は独学で合格できる?日商簿記3級・2級の違いとおすすめの勉強法

簿記3級を目指すならどこで勉強すべき?

簿記3級を目指すならどこで勉強すべき?

ポイントさえ掴めば合格しやすい簿記3級ですが、試験勉強や対策は欠かせません。
より確実に合格を目指すなら、キャリカレの簿記3級・2級合格指導講座がおすすめです。

日商簿記の試験対策ができる講座で、効率よく学習を進められます。
さっそく講座の特徴を紹介していきます。

2級の合格も狙えるカリキュラム

キャリカレの簿記3級・2級合格指導講座は、3級はもちろん、2級の合格も目指せるカリキュラムを組んでいます。
2級以上は企業の評価も高く、就職や転職に有利です。
将来的に2級以上を取得したい方は、キャリカレの講座を活用したダブル合格を目指すのが近道です。

映像講義や教材で初心者でも安心して学習できる

教材はわかりやすさを重視し、初心者でも基礎から学べる内容に仕上がっています。
テキストは図解が多く、ビジュアルで学ぶことが可能です。
映像講義がテキストと連動しており、自宅にいながら講師のレクチャーを受けられます。

さらに、添削問題や試験対策問題など、試験に慣れることができる問題集も付属しているのがポイント。
質の高いインプットとアウトプットができる教材が魅力的です。

疑問があれば何度でも無料で質問できる

わからないところや不安な点は、何度でも無料で質問できます。
パソコンやスマホから質問できるので、疑問が生まれたそのときに、すぐ解決できるのが嬉しいポイントです。

不合格でも受講料が返金される

もし不合格でも、受講料は全額返金されます。
安心して簿記試験にチャレンジできるため、初心者でも挑戦しやすいのが魅力です。
学んだ知識を次に生かすこともできるので、失敗を恐れずに受講できる講座と言えるでしょう。

キャリカレの講座についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページから概要を確認してみてください。

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まとめ

簿記3級は、初心者にとって専門用語が多いこと、仕訳につまずきやすいことなどから、難しいと言われることがしばしばあります。
実際は、合格率50%前後であり、しっかり勉強すれば十分に合格できる試験です。

独学でも合格を目指せますが、不安な場合は通信講座がおすすめ。
充実したテキストやサポートで効率よく学習を進められます。
ぜひキャリカレの講座をチェックして、受講を検討してみてください。

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この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部

150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。簿記は一度取得すれば、ビジネスにも家計にも役立つ資格です。簿記検定の詳細や試験対策をはじめ、仕分け・試算表の作成方法など、簿記の魅力や最新情報をお伝えしています。

資格のキャリカレ編集部

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