FP2級の難易度はどれくらい?合格率の推移や合格に向けた学習方法を紹介

FP2級の難易度はどれくらい?合格率の推移や合格に向けた学習方法を紹介

FP2級の試験は、実務に欠かせないレベルの知識が求められるため、3級よりも難易度が上がり、合格率は下がります。しかし、国家資格の中では比較的合格率が高く、FP2級の資格に対する需要は高まっていることから、人気が高い国家資格です。ここではFP2級の合格を目指すために、合格率や難易度、実技試験を詳しく解説しますので、ぜひ最後までご一読下さい。

目次

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FP2級試験の難易度は、他の資格試験に比べてどのくらい?

FP2級試験の難易度は、他の資格試験に比べてどのくらい?

国家試験に合格することで得られる国家資格ですが、FP2級の難易度は他の資格と比べてどのくらいなのでしょうか。

FP2級試験は、比較的合格しやすい

FP2級の合格率は、FP協会で学科試験と実技試験を同時に受検した受検者のうち、およそ40%前後で推移しています。
きんざいでは、これよりやや低い合格率であると考えられています。
ではこの数値を、他の国家資格と比較してみましょう。

FP2級と宅建・行政書士・税理士などの難易度を比較

不動産の取引に必須となる「宅地建物取引士」は、合格率がおよそ15%となっています。
また、書類作成のスペシャリストである行政書士は、合格率が10%前後で推移しています。
法律系の資格で最も難関だと言われる司法書士の合格率は、およそ3%です。

労働法や社会保険の知識に長けている社会保険労務士は、合格率がおよそ7%です。
企業経営に関する知識を得られる中小企業診断士の合格率は、2次試験まで含めた場合にはおよそ4%となります。

税金のスペシャリストである税理士は、合格率がおよそ15%です。
これらの数値を見ると、FP2級試験の合格率は極めて高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

自分がどのような仕事をしたいのか、またどのような知識を身につけたいかによって、目指す資格は変わってきます。
複数の資格を取得する計画を立てたい方は、試験回数が少ない試験からチャレンジしていくと、勉強スケジュールや働き方のプランが立てやすくなるでしょう。

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FP2級試験の合格率は学科約40~55%・実技55~70%

FP2級試験の合格率は学科約40~55%・実技55~70%

まず、FP2級の合格率がどのくらいの数値で推移しているのかをご紹介します。

学科・実技とも、きんざい・日本FP協会間では合格率や難易度に違いがある

FP2級試験は、きんざい(金融財政事情研究会)日本FP協会の2機関が実施しています。
学科試験の問題は、どちらの機関を選択しても同一となっていますが、実技試験は機関ごとで異なります。

日本FP協会の試験は、個人で受験する人が多いうえ、実技試験でも比較的オーソドックスな問題が出題される傾向が強いようです。
問題文がシンプルで問題数が多く、解答のスピード感を求めていると言われています。
反対に、きんざいの試験は複雑な事例を取り入れることも多く、読解力も求められます。
このことから、FP協会のほうが高い合格率が見られるのです。

日本FP協会ときんざいでは、受験会場が別々に設定されています。
きんざいのほうが、受験者が多い傾向がありますので、受験会場も多くなることがほとんどです。

きんざいは、市町村単位で受験できる地域を公表していますが、FP協会では今まで実際に行った受験会場を公表しています。
会場はその都度変わりますが、両機関とも受験申請時に希望受験地を選択可能です。

合格率の推移はどんな傾向が見られる?

合格率の推移を、FP協会・きんざい、それぞれについてご紹介します。

FP2級の合格率(日本FP協会)

試験年月 学科試験 実技試験
2023年1月  56.12% 59.53%
2022年9月  42.16% 56.55%
2022年5月  49.20% 62.11%
2022年1月 41.51% 56.33%
2021年9月 50.56% 60.26%
2021年5月 55.61% 66.67%
2021年1月 44.02% 71.01%
2020年9月 49.19% 57.37%
2020年5月 中止 中止
2020年1月 41.86% 62.61%

参考:FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ | 日本FP協会

FP2級の合格率(きんざい)

●表の続きを見るには、横にスワイプしてください。

試験年月 学科試験 実技<個人> 実技<中小> 実技<生保> 実技<損保>
2023年1月 29.07% 34.09% 62.98% 31.90%
2022年9月 15.75% 41.54% 39.80% 32.54% 72.92%
2022年5月 22.11% 31.44% 34.32%
2022年1月 19.50% 39.69% 57.84% 50.94%
2021年9月 25.46% 42.48% 59.75% 33.92% 68.49%
2021年5月 33.82% 42.81% 47.18%
2021年1月 23.42% 36.00% 64.12% 54.96%
2020年9月 33.10% 33.71% 57.54% 60.73% 58.62%
2020年5月 中止 中止 中止
2020年1月 28.81% 33.13% 55.81% 45.88%

参考:試験結果 | 一般社団法人 金融財政事情研究会
※実技<個人>:個人資産相談業務、実技<中小>:中小事業主資産相談業務、実技<生保>:生保顧客資産相談業務、実技<損保>:損保顧客資産相談業務

きんざいの実技は、選択する科目ごとで実施される月が決まっていますので、受検申込みをする際に注意しましょう。

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FP2級試験の概要 

FP2級の受験を検討する前に、概要を理解しておきましょう。
FP2級試験の概要は以下となります。

試験時間 ・学科 10:00~12:00
・実技 13:30~15:00
出題形式 ・学科 筆記(マークシート形式)
・実技 筆記(記述式)
受験地 全国47都道府県
試験会場 選択した受験地内の会場
※会場指定は不可
受験手数料 ・学科 5,700円
・実技 6,000円
・学科と実技 11,700円

FP2級試験の受験資格

FP2級試験の受験資格は、以下のいずれかに該当することです。

・日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定の合格者、または金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

AFP認定研修を修了した場合や、FP3級に合格した場合に受験できるので、2級からの受験は基本的にできません。

ただし、FP業務に2年以上従事していれば、飛び級で受験できます。
実務経験に認められる職種は、証券会社や保険会社、会計事務所などです。
具体的な実務経験の条件や年数の計算方法は、以下のページを参考にしてみてください。

2級FP技能検定 受検資格「実務経験」について

FP2級の実技試験って何種類あるの?

FP2級の実技試験って何種類あるの?

先ほども少し触れましたが、FP2級の実技試験は実施元が2つあるため、仕組みがやや複雑です。
2つある試験機関のうち、日本FP協会が1 種類、きんざいが4種類の実技試験を実施しており、それら全5種類のなかから受験者が1種類を選んで試験を受けます。
ここでは、FP試験5種類の実技試験の特徴を見てみましょう。

きんざい実技:個人資産相談業務

きんざい実技の個人資産相談業務では、個人顧客が抱える資産についての課題を理解する力や分析する力を問われます
個人資産相談業務は市販テキストの種類が多く、勉強に取りかかりやすいジャンルとして受験者が多い実技種類です。

ただし、金融資産・不動産以外にも、相続・年金・税制など出題範囲が広い点には注意が必要となります。
各ジャンルを深堀する必要はあまりありませんが、出題範囲を網羅的にカバーしつつ、顧客の職業・課題を踏まえたファイナンシャル・プランニングをできることが合格の前提となるでしょう。

きんざい実技:中小事業主資産相談業務

きんざい実技の中小企業主資産相談業務は、中小企業の経営者を顧客として想定した試験です。
中小企業主に対し、金融資産などの運用や事業運営上の経営・税務などに関する相談に応じ、提案をできるスキルが必要となります。
個人資産相談業務と同じく、関連業法も幅広く学んでおく必要があり、難易度は低いとはいえません。

しかし、FP2級合格後にFP1級受験までを見据えている方には、中小企業主資産相談業務を選んで受験することをおすすめします。
個人相手よりも実践の場でより仕事の幅が広がりやすく、将来的にも役立つジャンルです。

きんざい実技:生保顧客資産相談業務

きんざい実技の生保顧客資産相談業務は、ファイナンシャル・プランニングのなかでも生命保険・医療保険のみに関する実技試験です。
出題範囲は資産相談の実技試験に比べると狭い反面、生保分野についての高度な知識が要求されます

生保といっても、範囲はライフプランニング、リスクマネジメント、タックスプランニングのほか、事業相続・継承という複数のカテゴリーから出題されるため、生保分野をまんべんなく勉強することが重要です。
特にリスクマネジメントでは個人・法人両方の相談業務スキルが問われるので、どちらにも対応できるよう学習しましょう。

きんざい実務:損保顧客資産相談業務

きんざい実技の損保顧客資産相談業務は、損害賠償責任にまつわる保険の相談能力を問われる試験です。
損害賠償に関係した保険とは「火災保険」「地震保険」「自動車保険」「損害保険」を指します

損保顧客資産相談業務の実技試験を受ける場合、火災保険や自動車保険といった損保に関係する商品知識を隅々まで身につけることが必須ですが、狭い範囲を深く勉強したい方には取り組みやすい実技試験といえるでしょう。
FPを目指す方のなかでも、将来的には損保に特化して業務を請け負っていきたい方におすすめの実技試験です。

日本FP協会実技:資産設計提案業務

FP検定の実技試験のなかで、唯一日本FP協会が実施しているのが資産設計提案業務です。
名称こそ違いますが、試験内容としてはきんざいが実施元である「個人資産相談業務」と共通しています。

例年、きんざいの個人資産相談業務よりも合格率が高く人気のある試験です。
年金・保険・金融資産の運用などに関して個人レベルで相談・提案に応じる能力が必要で、個人のバランスシートを的確に分析できるかどうか、ファイナンシャル・プランニングの過程が適切かどうかも問われます。

FP2級の実技試験を選択するときのポイントは?

FP2級の実技試験を選択するときのポイントは?

FP2級試験では、受検する実技試験を自ら選択する必要があります。
このとき、きんざいとFP協会のどちらで受けようか迷うこともあるかと思います。

両機関では、実技試験の内容が異なりますが、FPの資格をどのような場面で生かしたいか、どういった仕事をしたいのかなどによって、試験を受ける業務を決めると良いでしょう。
こうすると、どちらの機関で申込みしたら良いのかが決まります。

どちらの機関で受検して合格しても、資格の価値は変わらないほか、受検料や受検日程も同じです。
2級合格後に、FP1級試験やCFP(世界が認めるプロフェッショナルFPの証)などの受検にコマを進める場合にも、どちらで合格しても受検資格が得られます。

実技試験の科目以外に、両機関の違いをあげると、先ほど解説した受検会場の点と、合格証書の書式が異なる程度なのです。

関連記事ファイナンシャルプランナーの仕事内容は?なり方や年収なども紹介
AFP・CFPとは?FP技能士との違いやそれぞれの特徴を徹底解説

FP2級の資格を取得するメリット

FP2級の資格を取得するメリット

FP2級を取得する主なメリットは、以下の4つです。

・金融知識が身につく
・スキルアップにつながる
・顧客からの信頼が向上する
・他の資格取得につながる

メリットを理解して、FP2級の取得を前向きに検討しましょう。

金融知識が身につく

FP2級では、保険や株式、不動産、税金などさまざまな金融知識を効率的に学べます。
金融知識を身につけることによって、金融業界や保険業界などへの就職・転職で有利になる場面が多いです。

また、金融知識は、自分自身の生活にも役立ちます。
適切な保険を選んだり、相続を円滑に進めたり、節税したりするなど、お金のやりくりをうまくできるでしょう。

スキルアップにつながる

FP2級で身につけられる金融知識は、さまざまな業界で役立ちます。
そのため、FP2級の取得によってスキルアップを実現でき、現職で活躍の幅を広げたり、独立・開業を実現したりできるでしょう。

スキルが認められれば、現職での昇進・昇格にもつながりやすくなります。
手当がある企業であれば、スキルアップによって収入アップも期待できるでしょう。

顧客からの信頼が向上する

FP2級は、金融知識の証明になり、顧客からの信頼を得られます。
3級よりも難易度が高いため、より高度な知識やスキルによって信頼を向上できるでしょう。

とはいえ、資格だけでは信頼を得られません。
FP2級という肩書きによってつながることができたクライアントにより良い提案をし続けることによって信頼関係を築けます。

他の資格取得につながる

FP2級は、他の専門資格との相性が良い資格です。
お金に関する幅広い知識はさまざまな業界で活用でき、専門資格との掛け合わせでさらに活躍の場を広げられます。

たとえば、宅建士と掛け合わせれば不動産業界でお金の知識を生かすことができ、簿記と組み合わせれば経理で活躍できるでしょう。

関連性の高い資格は、FP2級の学習内容と重なっている部分が多いです。
関連付けて学習を進められるので、効率良くダブルライセンスを実現できるでしょう。

FP2級と3級の試験は併願できる?

FP2級と3級の試験は併願できる?

FP2級と3級の試験は、年に3回(1月・5月・9月)行われ、同じ日・同じ時間帯で実施ですので、併願はできません
2級の受検資格を持っていない人が、2級受検を希望する場合には、3級取得以外の受検資格(AFP認定研修の受講を修了するか、もしくは実務経験を2年以上積む)を得るか、もしくは3級に合格してから受検するか、いずれかの方法を選択しましょう。

実務経験とは、資産の運用などについて相談業務やコンサルティング業務を行った経験を指します。
自己申告制となりますが、自分が行ったことのある業務が実務経験に該当するか不安なときは、先に問い合わせておくと安心です。

FP試験当日における試験時間は、先に学科試験が午前10時から正午までの120分で行われます。
その後、午後1時30分から90分、実技試験が行われます。

関連記事FP(ファイナンシャルプランナー)とはどんな資格?取得すると就ける職業は?
FP試験の仕組みは少し複雑・しっかり把握して合格を目指そう

FP2級は独学で取得できる?

FP2級は独学で取得できる?

FP2級は、独学でも十分取得できる資格です。
3級を取得すれば誰でもチャレンジできるので、勉強の成果次第では独学で取得できます。
3級の受験資格にも特に制限はなく、実務経験や資格の有無は問われません。

FP2級の試験範囲は、FP3級とそれほど大きく変わらず、出題形式や問われる内容の深さが異なります。
ベースの知識は変わらないため、問題集や過去問などで問題に慣れれば、独学での取得が可能です。

FP試験合格のために必要な勉強時間はどれくらい?

FP2級合格に必要な勉強時間の目安は、150~300時間です。
1日2時間勉強した場合、約3~5か月は必要になるでしょう。

ただし、必要な勉強時間は、すでに持っている知識や経験などにもよるため、2か月で合格する人もいれば、半年必要な人もいます。

自分がどのくらいのレベルかを振り返ったうえで、どれだけの時間が必要かを考え、計画的に学習をスタートさせましょう。

FP試験の体験談

FP試験の体験談

実際に、FP2級の試験を受けた人は、どのような体験をしたうえでどのような感想を持ったのでしょうか。
体験談を聞いてみましょう。

必勝法を見つけて効率的に合格!

FPの試験対策は、とにかくテキストを読み込んで問題集を解くことが大切です。
そして、絶対に外せないのが過去問の演習です!

FP2級試験は、暗記力を問われると思う人が多いのですが、実は理解力を問われる問題も多く出題されます
さらに、FP3級は、過去問とほぼ同じ問題が出ることも珍しくありませんが、FP2級では深掘りされた問題が出されるので、暗記力だけでは正答を導き出せません。

おすすめなのは、次の科目の順番で勉強を進めていく方法です。

「タックスプランニング」→「相続・事業承継」→「ライフプランニング」→「リスク管理」→「金融資産運用」→「不動産」

タックスプランニングは、すべての科目に共通しているため、早い段階で勉強しておくと理解が深まります
また、提案書の作成は、全科目の勉強が終わってからまとめてやるのではなく、各科目の勉強と並行して行うと、効率良く進められるでしょう。

通勤・通学のスキマ時間を有効活用して、1日数個でもいいので知識を頭の中にインプットできるといいですね。

過去問を解く際には、正答のほかに、ほかの選択肢でどの表現が異なっていたのかまでを理解すると、理解力や応用力を養えます。
試験当日と同じ時間配分で行い、当日の流れをつかんでおきましょう。

知らなかった…が、仇になった失敗談

FP2級の試験は、実技試験があります。
この実技試験は、きんざいと日本FP協会が実施していますが、実施機関によって行う実技試験が異なります。

先に、どの実技試験を受けるのかを決めて、そのあと実技試験に対応した実施機関で申し込む必要があるのです。

損保関係の会社への就職を考えているので、「損保顧客資産相談業務」の実技を選択しました。
このときは知らなかったのですが、損保業務の実技試験は毎年9月にのみ行われるため、受検者全体に占める割合が1%にも満たないのです。
ゆえに、市販のテキストで損保の実技対策ができるものはほとんどありません

直前になって書店で探したのですが、やはり全く見つからず、調べたところきんざいが出版している一部のテキストでしか対応していないことが分かりました。
もっと早く知っていれば、損保以外の実技にするか、早い段階できんざいからテキストを購入するかなどの対策がとれたのですが、時すでに遅しでした。

実技試験当日も、思うように解答できず、結果は不合格。損保で実技試験を受けられるのは、1年先になってしまいました。

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FP2級試験を合格するためのポイント

FP2級試験を合格するためのポイント

FP2級試験に合格するためには、以下のポイントを実践しましょう。

・適切な教材を選定する
・スケジュールを作成する
・通信講座の活用もおすすめ

3つのポイントを押さえて、FP2級の合格を目指しましょう。

適切な教材を選定する

FP2級合格のために使用するテキストは、あなたに合ったものを慎重に選びましょう。
テキストのほうが理解しやすいなら解説が詳しいテキスト、ビジュアルで学びたいならイラストや図が多いテキストがおすすめです。

3級受験からすぐに2級を目指す場合は、知識が新しいはずなので、解説よりも問題が充実している教材のほうが試験に向けた学習をしやすいでしょう。

また、最新情報を反映したテキストであることも重要です。
新たに情報が更新されている可能性もあるので、教材を選ぶ際は最新のものを選びましょう。

スケジュールを作成する

FP2級合格に向けて勉強を始める前に、スケジュールを作成しましょう。
まず、あなたに必要な勉強時間を考え、1日何時間の勉強が必要かを把握します。

たとえば、3か月で合格を目指すなら、5月試験を受ける場合は2月、9月試験を受ける場合は6月から勉強を始めるスケジュールを作りましょう。

最初の1か月はインプット、2か月目は問題集、3か月目は過去問と最終確認といったように、いつどのような勉強をするかをなるべく細かく決めるのがおすすめです。

通信講座の活用もおすすめ

独学でFP2級を目指すのが不安な方は、通信講座を活用するのがおすすめです。
通信講座では、わかりやすいテキストや講義動画で学習しながら、講師への質問や添削指導などのサポートを受けられます。

ただ、独学より費用がかかるため、コストを確保できる方におすすめです。
講座受講で満足せずに、教材やサポートを生かして合格を勝ち取りましょう。

FP資格を取得するならキャリカレがおすすめ

FP資格を取得するならキャリカレがおすすめ

FP2級は他の国家資格と比較すると難易度はやさしいものの、初挑戦の方にとっては合格できるか不安があるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのがキャリカレのFP技能士講座です。
FP試験に精通した講師が監修・指導を行い、多くの受講者を合格に導いています。
ここでは、キャリカレのFP講座のおすすめポイントをご紹介します。

圧倒的な低価格

キャリカレのFP講座は、他の通学講座や資格スクールと比べて低価格です。
インターネット申込で10,000円割引になり、40,700円で受講できます。
家計に負担をかけたくない方やなるべく少ない費用で資格を取りたい方に嬉しい価格設定です。

初心者でも最短3か月で取得可能

本講座は、2級・3級の一貫学習を最短3か月で終えられるカリキュラムとなっています。
映像講義をメインにテキストを用いて、1か月目と2か月目で基礎を身につけ、3か月目で試験対策を行う流れです。
学習手順や試験対策のポイントなども盛り込まれており、初心者でも悩まずスムーズに学習を進められます。

万が一不合格だった場合、受講料を全額返金

FP2級試験に不合格だった場合でも、受講料は全額返金しています。
合格に絶対の自信を持っているからこそのサービスで、不合格になったときのお金のことを気にせず受講することが可能です。

合格した場合、2講座目を無料で受講できる

FP2級試験に晴れて合格できた場合は、キャリカレで2講座目が無料になります。
ダブルライセンスで仕事の幅が広がる社労士や行政書士などの関連資格の講座も多く、スキルアップを無料で目指せるのが嬉しいポイントです。
2講座目も計画して、FP講座で合格を目指してみましょう。

日本FP協会や金融財政事情研究会の実技試験に対応している

本講座は、金融財政事情研究会(きんざい)が実施している検定の実技試験も対策可能です。
2級については、個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務に対応しています。きんざい実施の試験を受検したい方もぜひ本講座を受講しましょう。

講座の詳細は下記のページにまとめられていますので、ぜひ確認してみてください。

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まとめ

FP2級の合格率は、国家資格の中では比較的高い数値になっており、合格しやすい試験の一つで言えます。

ですが、確実に合格を手に入れたい方は、キャリカレの通信講座を利用されてみてはいかがでしょうか。
わかりやすく学びやすい工夫が詰まった教材セットのほか、映像講義を見ることでテキストのみで勉強するよりも知識を定着させることができます。

受講生専用ページにログインして閲覧するので、ログイン時間の制限もなく、自分の生活スタイルに合った時間で学習できるのがポイントです。
映像講義を見ていて疑問に思った点は、スマホですぐに質問できて、わからないままにせずに確実に理解することができます。

ネットからのお申し込みなら、1万円割引で受講もできます。
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