chrome_reader_mode

資料請求

保育士試験とは?受験資格・日程・申し込み・勉強法・実技対策までわかりやすく解説

保育士試験は、受験資格や日程、申し込み方法、試験内容など、事前に確認したい情報が多く、何から調べればよいか迷いやすい試験です。さらに、筆記・実技の対策や独学の進め方、免除制度まで知っておくことで、効率よく合格を目指しやすくなります。この記事では、保育士試験の全体像から勉強法、合格後の流れまでをわかりやすく解説します。

※保育士の全体像を知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

関連記事

保育士とは?仕事内容・資格の取り方・試験・給料・求人までわかりやすく解説

※合格率:令和6年度試験結果より/キャリカレ受講生アンケート受講開始日2022年4月22日~2024年7月25日
※サポート期間はコースにより異なります。
※全額返金保証には条件があります。詳しくはこちら
※2講座目無料には条件があります。詳しくはこちら

保育士試験とは?まずは全体像を把握しよう

保育士試験は、保育士養成校に通わず資格取得を目指せる国家試験です。まずは試験の位置づけ、養成校ルートとの違い、筆記と実技の流れ、合格後に必要な登録まで、全体像をつかんでおきましょう。

保育士試験は保育士資格を取得するための国家試験


保育士試験は、受験資格を満たす人が保育士資格を取得するために受ける国家試験です。保育士資格は、保育所だけでなく児童福祉施設などで専門職として働くうえで必要になる資格で、試験は都道府県が実施し、一般社団法人全国保育士養成協議会が指定を受けて運営しています。まずは「誰でも受けられる試験」ではなく、「受験資格を満たした人が受ける国家試験」だと理解することが大切です。

養成校ルートとの違い


保育士資格の取得方法には、大きく分けて養成校を卒業するルートと、保育士試験に合格するルートがあります。養成校ルートは指定保育士養成施設で必要な課程を修了して資格取得を目指す方法で、保育士試験ルートは受験資格を満たしたうえで筆記試験と実技試験を突破する方法です。すでに別分野の学歴や実務経験がある人、働きながら学びたい人には、試験ルートが現実的な選択肢になりやすいでしょう。

筆記試験と実技試験の流れ


保育士試験は、筆記試験に合格した人が次に実技試験へ進む流れです。筆記では保育原理、教育原理、社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論の9分野を学び、実技では音楽・造形・言語の3分野から2分野を選択します。実技は筆記全科目合格者のみが受験できるため、まずは筆記突破を目標に学習計画を立てるのが基本です。

合格後は保育士登録が必要


保育士試験に合格しても、それだけで直ちに「保育士」として働けるわけではありません。保育士として業務に就くには、児童福祉法に基づく保育士登録が必要です。合格後は登録事務処理センターを通じて都道府県知事への登録手続きを進め、登録完了後に保育士証が交付されます。資格取得のゴールを試験合格だけで終わらせず、登録まで見据えて準備しておくと、就職や転職への移行もスムーズです。

※保育士になる方法全体を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

関連記事

保育士とは?仕事内容・資格の取り方・試験・給料・求人までわかりやすく解説

保育士試験の受験資格

保育士試験は、誰でも自由に受けられる試験ではありません。大学・短大・専門学校などの学歴条件や、高卒の場合の実務経験、在学中や中退、外国の学校卒業など、条件によって判断が分かれるため、自分のケースを早めに確認することが重要です。

大学・短大・専門学校卒業者の受験資格


学校教育法による大学や短期大学を卒業していれば、学部や学科にかかわらず受験資格があります。また、大学に2年以上在学し62単位以上修得している人も対象です。専門学校はすべて一律で対象になるわけではなく、学校種別や卒業時期などによって扱いが異なるため注意が必要です。自分が大学・短大・専門学校卒であっても、最終判断は公式の受験資格詳細と必要書類の案内で確認するのが確実です。

高卒の場合に必要な実務経験


高卒の方は、学歴だけで受験資格を満たさないケースが多く、児童福祉施設などでの実務経験が必要になる場合があります。勤務先の施設種別や勤務期間、勤務時間によって認められるかどうかが変わるため、「保育補助をしていたから大丈夫」と自己判断しないことが大切です。受験申請時には実務証明書などの提出が必要になることもあるため、早めに勤務先へ相談し、必要書類をそろえる準備を進めましょう。

在学中・中退・外国の学校卒業など注意が必要なケース


在学中でも、年度内に一定の単位数や卒業見込みの条件を満たす場合は受験できることがあります。一方で、中退者は在学年数と修得単位数が重要で、外国の大学や短期大学を卒業した人は、申請前に受験資格の有無を確認する必要があります。こうしたケースは一般的な学歴区分より判断が複雑なので、自分に近いケースをQ&Aや必要書類案内で確認し、不明点は試験事務センターへ問い合わせるのが安心です。

受験資格認定証が必要になるケース


学歴や経歴が一般的なパターンに当てはまらない場合、受験資格認定証が必要になることがあります。特に外国の学校卒業者や都道府県による受験資格認定で受けるケースでは、受験申請前に確認や手続きが必要です。また、知事認定によって受験する人は、認定を受けた都道府県でのみ申請可能というルールもあるため注意しましょう。判断に迷う場合ほど、申請直前ではなく、余裕を持って公式案内を確認することが大切です。

保育士試験の日程・申し込み方法

保育士試験は前期・後期の年2回あり、申請期間や受験票の確認、必要書類の準備まで含めて早めの行動が欠かせません。特に現在はオンライン申請が便利なので、日程と申し込みの流れをまとめて把握しておきましょう。

前期・後期の試験スケジュール


令和8年(2026年)の前期試験は、筆記試験が4月18日・19日、実技試験が6月28日です。構成案でも整理されている通り、後期試験は筆記試験が10月24日・25日、実技試験が12月13日となっています。年度によって多少の変更があり得るため、受験年度ごとに必ず公式日程を確認することが大切です。試験日だけでなく、受験票の到着時期や結果確認の方法もあわせて見ておくと安心です。

申し込み期間と合格発表の時期


前期オンライン申請の受付期間は、令和8年1月8日午前10時から1月28日午後5時まででした。申請は締切時刻を過ぎると入力中でも完了できないことがあるため、最終日に駆け込むのは避けたいところです。オンライン申請者は受験票や結果確認の一部をマイページで行う仕組みになっており、全科目免除者の合格通知書公開なども年度ごとに案内されます。合格発表や通知方法は紙とマイページで扱いが異なるため、申請方法に応じて確認しておきましょう。

オンライン申請とマイページの使い方


保育士試験はオンライン申請に対応しており、スマートフォンやパソコンから24時間申請できます。マイページ登録後は、最短5分で受験申請ができ、受付状況や受験科目の確認にも利用できます。受験手数料はクレジットカードやコンビニ決済に対応しており、郵送申請より費用を抑えやすい点もメリットです。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダも確認しながら、登録情報を正確に入力するようにしましょう。

必要書類と申込前に確認したいこと


受験申請では、学歴や実務経験、免除制度の利用有無に応じて必要書類が異なります。オンライン申請では、開始前に必要書類をすべてそろえておく必要があり、申請完了後の追加提出は認められません。改姓・改名がある場合には戸籍抄本などが必要になることもあり、免除申請には対象資格の証明書類も必要です。受験資格の確認不足やアップロード漏れは不受理の原因になるため、事前のチェックが非常に重要です。

保育士試験の内容

保育士試験は、筆記試験と実技試験の2段階で構成されます。どの科目が出るのか、合格基準はどうなっているのか、実技は何を選ぶのかを先に理解しておくことで、勉強の優先順位を決めやすくなります。

筆記試験の9科目一覧


保育士試験の筆記で押さえるべき分野は、保育原理、教育原理、社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論です。公式上は「教育原理及び社会的養護」と表記されますが、学習上は9分野として把握されることが一般的です。いずれも保育現場に必要な基礎知識で、法制度、発達、健康、栄養、実践理論まで幅広く問われるため、最初に全体像をつかんでから学習を始めると進めやすくなります。

筆記試験の合格基準


筆記試験は各科目で満点の6割以上が合格基準です。ただし、教育原理及び社会的養護は同一試験で両方とも6割以上取らなければ合格にならず、片方だけ基準点を超えても合格扱いにはなりません。この点は初学者が見落としやすい重要ポイントです。筆記はマークシート方式で行われるため、知識の暗記だけでなく、過去問演習を通じて出題形式に慣れておくことが得点力につながります。

実技試験の3分野と選び方


実技試験は、音楽に関する技術、造形に関する技術、言語に関する技術の3分野から2分野を選んで受験します。言語に関する技術では、あらかじめ公表されている3つのお話(「ももたろう」「おむすびころりん」「3びきのこぶた」など)の中から、試験当日に試験室で指定された1つを話します。以前のように自分で1つを選んで準備する形式ではなくなったため、本番でどれを指定されても対応できるように、3つすべてのお話を均等に練習しておくことが必須の対策となります。申請後は分野変更ができないため、得意不得意や練習にかけられる時間を考えて選ぶことが大切です。ピアノ経験があるから音楽、絵が好きだから造形、話すことが得意だから言語、と単純に決めるのではなく、課題内容や本番形式まで確認して選ぶと後悔しにくいでしょう。

実技試験の合格基準と当日の流れ


実技試験は選択した2分野がそれぞれ50点満点で採点され、両方とも6割以上で合格です。筆記全科目合格者のみが受験でき、当日の集合時間や会場の詳細は実技試験受験票で確認します。実技は知識問題ではなく、本番での表現力や安定感が問われるため、直前に詰め込むだけでは対応しにくい分野です。筆記対策と並行して少しずつ慣れておくことが、合格への近道になります。

保育士試験の合格率・難易度

保育士試験は「難しい」と言われることがありますが、その理由は単純に合格率の数字だけでは測れません。科目数の多さ、範囲の広さ、実技対策の必要性など、難しさの正体を理解することで、過度に不安になるのを防げます。

保育士試験は難しいといわれる理由


保育士試験が難しいと感じられやすいのは、試験範囲が広く、筆記と実技の両方を突破する必要があるためです。保育系の学習経験がない初学者にとっては、法律・福祉・心理・保健・栄養まで幅広く学ぶ必要があり、用語にも慣れが必要です。また、働きながら受験する人も多く、学習時間の確保そのものがハードルになりやすい点も難易度を高く感じる理由といえます。

筆記範囲が広い人ほど対策が重要


保育士試験は、一夜漬けで突破するタイプの試験ではありません。もともと福祉や教育の知識がある人と、完全な初学者では必要な勉強量が変わります。特に社会人や子育て中の方は、まとまった時間を確保しにくいため、最初から全科目を完璧にしようとすると挫折しやすくなります。まずは出題範囲を確認し、得点源にしやすい科目と時間がかかる科目を切り分けて対策することが大切です。

教育原理及び社会的養護で注意したい点


教育原理及び社会的養護は、同じ試験時間帯で実施されるうえ、両方とも6割以上でなければ合格になりません。どちらか片方だけ得意でも安心できないため、バランスよく仕上げる必要があります。勉強を進めると、教育原理は人物や思想、社会的養護は制度や支援体制など、問われる視点が異なることがわかります。片方に偏った対策を避け、過去問で両方の弱点を早めに見つけることが重要です。

合格率だけで判断しない見方


保育士試験の難易度を知りたいとき、合格率だけを見て一喜一憂するのはおすすめできません。科目合格制度があるため、受験者ごとの状況は大きく異なりますし、学習経験の有無や受験科目数でも体感難易度は変わります。大切なのは、全体の数字よりも、自分がどの科目をどの順番で攻略するかです。必要以上に怖がるより、制度を理解して計画的に積み上げる姿勢のほうが合格に近づきます。

保育士試験の勉強法|独学でも合格を目指せる?

保育士試験は独学でも合格を目指せますが、誰にでも同じやり方が合うわけではありません。自分に合った学習スタイルを見極め、過去問中心で進めるのか、講座も活用するのかを早めに決めることが大切です。

独学に向いている人・向いていない人


独学に向いているのは、自分で学習計画を立てて淡々と続けられる人教材を絞って繰り返せる人です。一方で、何から始めればよいかわからない人勉強のペース管理が苦手な人質問できる相手がいないと不安になりやすい人は、独学で手が止まりやすくなります。独学が悪いのではなく、続けやすい環境を作れるかどうかが重要です。途中から講座を取り入れる選択も含めて、自分に合う方法を柔軟に考えましょう。

勉強時間の目安と学習スケジュールの立て方


勉強時間は一律ではなく、初学者かどうか、働きながらか、育児と両立しているかなどで大きく変わります。そのため、他人の勉強時間だけを見て焦るのではなく、自分の生活の中で続けられる学習量を基準にすることが大切です。まずは試験日から逆算し、インプット期、過去問演習期、弱点補強期、実技対策期に分けて考えると無理なく進めやすくなります。平日は短時間でも毎日触れ、休日にまとめて復習する流れがおすすめです。

過去問を軸に進める勉強法


保育士試験の勉強では、過去問を軸に進める方法が非常に有効です。テキストを読んで終わりにするのではなく、問題を解いて出題傾向を知り、間違えた論点をテキストで確認する流れにすると理解が定着しやすくなります。特に科目数が多い試験では、教材を増やしすぎると復習が回らなくなりやすいため、基本テキストと過去問を中心に据えることが重要です。情報収集ばかりで手が止まらないよう、学習の軸を早めに決めましょう。

初学者がつまずきやすいポイント


初学者がつまずきやすいのは、学習の全体像が見えないまま進めてしまうことです。たとえば、テキストを読むだけで満足して演習不足になる、教材を増やしすぎて軸がぶれる、完璧主義で復習が遅れるといった失敗はよくあります。また、法制度や福祉分野の用語に慣れるまで時間がかかることもあります。最初からすべてを理解しようとせず、頻出テーマを押さえながら反復することを優先すると、学習が安定しやすくなります。

独学が不安な場合に通信講座を使う考え方


独学で始めても、途中で不安を感じたら通信講座を活用するのは十分ありです。特に、出題範囲の整理、質問対応、添削、実技対策のように独学で不安が出やすい部分は、講座のサポートが役立ちます。

実技試験対策|音楽・造形・言語はどう選ぶ?

実技試験は、筆記合格後の最後の山場です。音楽・造形・言語にはそれぞれ求められる力が異なるため、特徴を理解したうえで、自分に合う2分野を選ぶことが合格への近道になります。

音楽に関する技術の特徴と対策


音楽は、ピアノや歌唱経験がある人に選ばれやすい分野です。ただし、経験者でも本番で緊張しやすく、弾き歌いの安定感が求められるため、楽譜を追うだけでは不十分です。課題曲を繰り返し練習し、歌と伴奏のバランス、テンポ、止まらず最後までやり切る力を意識しましょう。未経験でも対策は可能ですが、基礎練習に時間がかかることが多いため、早めに着手することが大切です。

造形に関する技術の特徴と対策


造形は、与えられたテーマに沿って時間内に絵を描く分野です。絵のうまさだけでなく、保育の場面に合った表情や構図、子どもや保育士の動きが自然に描けているかが見られます。色使いや人物配置、制限時間内に仕上げる力も重要なので、過去の課題傾向を見ながら、短時間で描き切る練習を重ねることが有効です。本番では描き込みすぎて時間不足にならないよう、仕上がりの型を持っておくと安心です。

言語に関する技術の特徴と対策


言語は、子どもに話して聞かせることを想定し、物語をわかりやすく表現する分野です。大切なのは、ただ暗記して読むことではなく、聞き手に伝わる声量、話す速さ、抑揚、表情を意識することです。内容を覚えていても、早口になったり視線が不自然だったりすると、本来の良さが伝わりにくくなります。録音して自分の話し方を確認したり、人前で練習したりして、実践感覚を高めておくことが対策になります。

自分に合う2分野の選び方


実技の2分野は、「得意そう」で選ぶより、「本番までに安定して仕上げられるか」で選ぶことが大切です。たとえば、音楽経験が浅いなら造形と言語の組み合わせ、話すのが苦手なら音楽と造形の組み合わせなど、自分の性格や練習環境も考慮しましょう。申請後は変更できないため、課題例や対策のしやすさを見て決めるのがおすすめです。筆記の学習負担も踏まえ、無理なく練習を継続できる2分野を選びましょう。

科目免除・特例制度を確認しよう

保育士試験には、過去の合格科目や所持資格、実務経験に応じた免除制度があります。該当する制度を知らないまま受験すると、不要な科目まで勉強してしまうこともあるため、自分に関係する制度は早めに確認しておきましょう。

合格科目は何年間有効?


筆記試験で合格した科目は、合格した年を含めて3年間有効です。たとえば令和8年前期で合格した科目は、令和10年後期まで免除されます。全科目を一度に取り切れなくても、科目合格を積み上げながら合格を目指せるのが保育士試験の特徴です。長期戦になっても制度をうまく使えば負担を減らせるので、落ちた科目だけを立て直す戦略も取りやすいでしょう。

合格科目免除期間延長制度とは


合格科目の有効期間は通常3年ですが、対象施設で所定の勤務期間・勤務時間を満たし、児童等の保護に従事していた場合は、最長5年まで延長できる制度があります。すでに保育現場や福祉現場で働いている人にとっては、計画的に受験を続けやすくなる制度です。延長には条件と申請が必要なので、自分が対象かどうか、勤務証明書などの書類が必要かを事前に確認しておきましょう。

幼稚園教諭免許状所有者の免除


幼稚園教諭免許状所有者は、免除申請により「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」が免除になります。免許の区分が1種、2種、専修であっても免除内容に違いはありません。ただし、社会的養護は受験が必要である点は見落としやすいポイントです。免除を受けるには申請が必要で、取得見込み証明書では免除対象にならないため、正式な免許状の確認が重要です。

福祉系資格所有者の免除


社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の資格所有者は、登録証のコピーを提出することで「社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」が免除となります。すでに福祉系国家資格を持っている人にとっては、保育士試験の負担を大きく減らせる制度です。どの書類を出せばよいかは申請方法の案内に沿って確認し、アップロード漏れがないよう注意しましょう。

特例制度の対象者


特例制度は、幼稚園教諭免許状所有者が対象で、「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」に加えて、対象施設での実務経験があれば「保育実習理論」も免除になる制度です。幼保連携やキャリアの広がりを背景に設けられた制度で、対象者にとっては非常に大きなメリットがあります。ただし、免許状の種類や実務経験の条件など、詳細要件を満たす必要があるため、自分が通常免除なのか特例制度に該当するのかを丁寧に確認しましょう。

地域限定保育士試験との違い

通常の保育士試験とは別に、一部の自治体では地域限定保育士試験が実施されることがあります。通常試験との違いを知らずに申し込むと、合格後の働き方に影響するため、制度の特徴を理解して選ぶことが大切です。

地域限定保育士試験とは


地域限定保育士試験は、一部の自治体で実施される試験制度で、筆記試験合格後に都道府県知事が実施する保育実技講習会を修了することで、実技試験が免除される仕組みです。令和8年前期は滋賀県と福岡県で、通常試験と保育実技講習会方式による地域限定保育士試験が同時実施されています。実技試験に代わる講習会方式がある点は、通常試験との大きな違いです。

通常試験との違い


通常試験との主な違いは、合格後にまず地域限定保育士として登録される点です。地域限定保育士は、登録後3年間は合格した自治体のみで働ける資格となります。その後、全国で「保育士」として働くためには、地域限定保育士として1年以上かつ1,440時間以上の実務経験を満たし、必要な手続きを行う必要があります(※令和7年以前の試験合格者に対する経過措置を除く)。受験資格や免除制度の基本的な扱いは通常試験と同じですが、合格後の資格の扱いが異なるため、就職希望地域との相性を考える必要があります。

受験時の注意点


地域限定保育士試験を希望する場合は、受験申請地を選んだ後に「地域限定保育士試験」を選択する必要があります。県によっては事前確認票などの提出が必要な場合もあるため、自治体のホームページで最新の注意事項を確認しなければなりません。また、地域限定保育士試験合格後に改めて通常試験などを受ける場合、過去の筆記合格科目の免除が無効になり、初受験扱いとなる点にも注意が必要です。

自分はどちらを選ぶべきか


就職したい地域が明確で、その自治体で早く働き始めたい人には、地域限定保育士試験が合う場合があります。一方で、将来的に勤務地の選択肢を広く持ちたい人や、地域限定の条件が気になる人は、通常試験のほうがわかりやすいでしょう。大切なのは、試験の受けやすさだけで決めるのではなく、合格後にどこでどう働きたいかまで考えて選ぶことです。自分のキャリアプランに照らして比較する視点を持ちましょう。

保育士試験に合格したあとの流れ

保育士試験は合格して終わりではありません。登録手続き、就職先選び、働き方の検討まで含めて考えることで、資格取得を実際のキャリアにつなげやすくなります。最後に、合格後の流れを整理しておきましょう。

合格後は保育士登録が必要


保育士試験の合格者が保育士として業務に就くには、都道府県知事への登録手続きが必要です。登録は登録事務処理センターで行い、合格通知書を用いて申請します。手続きには申請書類の受付からおおむね2カ月程度かかると案内されているため、就職時期が決まっている場合は余裕を持って動くことが大切です。合格後すぐ働けると誤解しないよう、登録まで含めてスケジュールを考えましょう。

保育士として働くまでの流れ


基本的な流れは、保育士試験に合格し、保育士登録を行い、その後に求人を探して応募・選考へ進む形です。働く場は保育所だけでなく、認定こども園、児童福祉施設、企業主導型保育などさまざまです。キャリカレでは、要望に合わせた求人情報の案内や職務経歴書の書き方の支援も行っているため、学習後の就職・転職まで見据えたい方には心強いでしょう。資格取得後の動きまで想定しておくと、学習のモチベーションにもつながります。

自分に合う学び方を選ぶことが大切

保育士試験は、独学でも、通信講座でも、続けられる方法を選ぶことがいちばん重要です。忙しい中で合格を目指すなら、完璧な勉強法を探し続けるより、自分が回しやすい教材とスケジュールを決めて学習を進めるほうが結果につながりやすくなります。独学で十分進められる人もいれば、質問や添削のサポートがあるほうが伸びやすい人もいます。合格しやすい方法ではなく、続けやすい方法を基準に選びましょう。

保育士の資格取得を目指すならキャリカレがおすすめ

保育士になるためのルートのうち、国家試験での資格取得を目指す場合、効率的な学習計画が不可欠となる。そこでおすすめなのが、キャリカレの『保育士受験対策講座』です。ここでは、キャリカレの保育士講座の特長についてみていきましょう。

合格率89.1%(※)の通信講座


保育士試験の合格を目指すうえで、通信講座はとても効率的な学習方法です。
中でも特におすすめなのが、合格率89.1%(※)という高い合格率を誇ります

※令和6年度試験結果より/キャリカレ受講生アンケート受講開始日:2022年4月22日~2024年7月25日

「出るトコ」をおさえたカリキュラム


保育士試験の全範囲を網羅しようと思うと、一回の受験での合格は簡単ではありません。

そこでキャリカレの講座では、出題傾向を徹底分析し、“試験に出るトコ”のみに絞り6ヶ月で合格を目指せる効率カリキュラムを組んでいます。

仕事や家事で毎日忙しく、自分の時間が少ない方でも、合格できる必勝カリキュラムです。

実技試験のコツを徹底指導


筆記試験だけでなく、実技試験に不安を感じている方も多いかもしれません。
本講座では、実技試験対策も幅広く網羅しています。
専任講師が映像講義で、練習する際のコツや本試験で気をつけるポイントなどをじっくりと解説。
実技試験で必要なスキルがしっかりと身につく内容となっています。

最長3年2ヶ月間の長期学習サポート(※)


標準学習期間の6ヶ月で修了できなくても、キャリカレは教材到着日から最長3年2ヶ月間の学習サポート(※)があります。

急に仕事や家庭環境が変わったりしても、中断・再開することが可能なので、ムリなく自分のペースで学習を続けられます。

※サポート期間はコースにより異なります

万が一不合格だった場合、受講料を全額返金(※)


※全額返金保証には条件があります。詳しくはこちら

保育士試験に万が一不合格となった場合、教材到着から3年間の保育士試験に対しては、受講料の全額返金(※)を行っています。
合格に導く自信があるからこそのサービスであり、失敗を恐れずチャレンジできる嬉しいシステムです。
キャリカレオリジナルの充実したフォローで、初学者でも安心して合格を目指せます。

合格した場合、2講座目を無料で受講できる(※)


※2講座目無料には条件があります。詳しくはこちら

キャリカレの保育士受験対策講座を受講し試験に合格した場合、キャリカレの他の講座を無料で受けられます。
キャリカレには、ベビーシッターや食育アドバイザーなど子どもに関わるさまざまな資格講座があるため、スキルアップに最適です。
現場で役立つ資格を取得することで、保育士としての活躍の幅も広がります。

※全額返金保証には条件があります。詳しくはこちら

キャリカレの受講生の声・体験談


ここではキャリカレを受講された方の体験談についてご紹介します。

45歳から学習をはじめましたが、正社員での就職が決まりました!

森本 雅美さん/兵庫県

45歳から保育士資格の勉強を始めた私は、年齢的な不安もありましたが、娘に背中を押されて受講を決意しました。要点がまとまったテキストや映像講義はわかりやすく、質問や添削でも丁寧に励ましてもらえたので、安心して学習を続けられました。一度で全科目合格を目指さず、2回で合格する計画にしたことで落ち着いて試験に臨めました。資格取得後は46歳で正社員就職も実現し、学んで本当に良かったと感じています。

森本さんの体験談の詳細はこちら

※この体験談は、ご協力いただいたお客様への感謝として、謝礼をお渡ししています。

仕事をしながら4ヶ月で保育士の資格を取れたことは、大きな自信となりました

K・Aさん/愛媛県

看護師として保育園で働く中で、子どもたちをもっと深く理解したいと思い、保育士資格の取得を目指しました。仕事と子育てをしながらの勉強は大変でしたが、一問一答や過去問、映像講義、添削問題を使い分けながら4ヶ月間学習を継続できました。先生からの手書きメッセージにも励まされ、最後まで頑張れたことが大きな支えでした。資格取得後は保育園に就職し、子どもたちと関わりながら、保育士としても人としても成長していきたいと感じています。

K・Aさんの体験談の詳細はこちら

※この体験談は、ご協力いただいたお客様への感謝として、謝礼をお渡ししています。

まとめ

保育士試験は、受験資格を満たせば養成校を卒業していなくても国家試験で資格取得を目指せる制度です。受験前には、受験資格や試験日程、申込方法、筆記・実技の内容、免除制度を正しく把握することが大切です。独学でも合格は目指せますが、不安がある場合は通信講座の活用も有効です。合格後は保育士登録が必要になるため、就職まで見据えて計画的に準備を進めましょう。

よくある質問

Q1. 保育士試験は公立保育士を目指す人にも役立ちますか?

保育士試験に合格して保育士登録を行えば、公立保育士を目指す際の土台になります。ただし、公立保育士として働くには、自治体ごとの採用試験や応募資格を別途確認する必要があります。まずは保育士資格を取得し、そのうえで希望する自治体の募集要項や試験内容を調べる流れが基本です。

Q2. 保育士試験実技は、ピアノが苦手でも大丈夫ですか?

保育士試験実技では、音楽・造形・言語の3分野から2つを選びます。そのため、幼少期にピアノ経験がなくても、絵画やお話が得意なら別の組み合わせで十分合格を目指せます。大切なのは、得意不得意だけで決めず、本番までに安定して仕上げられる分野を選ぶことです。

Q3. 保育士試験勉強は、何から始めるのがよいですか?

保育士試験勉強は、いきなり細かい暗記に入るより、まず試験範囲と教科全体を把握することが大切です。そのうえで、参考書と過去問を軸に科目別に進めると効率よく学べます。特に教育原理や社会福祉などは出題傾向をつかみやすいため、早い段階で問題演習に触れるのがおすすめです。

Q4. 独学と通信教育はどちらがおすすめですか?

独学は費用を抑えやすい一方で、学習計画や勉強やる気の維持が課題になりやすい方法です。反対に通信教育や通信教材は、教材の順番や重要点が整理されており、質問や添削を受けられる場合もあります。勉強不足が不安な方や、忙しくて自己管理が難しい方は講座活用も有力な選択肢です。

Q5. 参考書は何冊くらい用意すればよいですか?

参考書は多ければよいわけではなく、自分に合う保育士試験合格テキストと問題集を絞って繰り返すほうが効果的です。何冊も買うと、参考ばかり増えて復習が追いつかなくなることがあります。初心者ほど、基本書1冊と過去問、必要に応じて予想問題集を追加する程度で十分進めやすいでしょう。

Q6. 実技試験の造形は絵心がなくても受かりますか?

造形は絵心だけで決まる試験ではありません。子供や保育士の表情、場面に合った構図、時間内にまとめる力が重視されます。イメージどおりに完璧に描くより、テーマに沿って必要な要素を丁寧に入れることが重要です。絵画が苦手でも、練習で型を身につければ十分合格は狙えます。

Q7. 社会人や主婦でも合格は目指せますか?

はい、事務職や医療職からの挑戦、主婦や転勤族の復帰、育児休業中の学習など、さまざまな立場の方が保育士試験に挑戦しています。まとまった時間が取りにくい場合でも、通勤時間や就寝前の短時間学習を積み重ねれば対策は可能です。大切なのは、生活に合わせた無理のない勉強方法を選ぶことです。

Q8. 試験終了後は自己採点をしたほうがよいですか?

試験終了後の自己採点は、次の対策を考えるうえで役立ちます。マークミスの不安は残るものの、おおよその手応えを把握できれば、残り科目の勉強や実技対策へ早めに動きやすくなります。結果発表まで何もしないより、解けなかった教科や重要点を整理して、次回に向けた改善点をまとめておくのがおすすめです。

Q9. 保育士補助や非常勤の経験は受験に役立ちますか?

保育士補助や非常勤、子育て支援施設などでの勤務経験は、学習内容の理解に役立つことがあります。現場で子どもや幼児と関わった経験があると、保育原理や発達心理の内容を具体的にイメージしやすくなるためです。ただし、受験資格として認められるかは施設種別や勤務条件で異なるため、必ず公式基準を確認しましょう。

Q10. 一度不合格でも、次に向けてどう立て直せばよいですか?

初年度で全敗しても、そこで諦める必要はありません。受験経験は次回の大きな参考になりますし、どの科目が弱かったかを見直せば、やる気の立て直しもしやすくなります。答え合わせだけで終わらせず、記憶が新しいうちに勉強方法や科目別の課題を整理することが大切です。経験談を集めすぎるより、自分の改善点に集中しましょう。

※全額返金保証には条件があります。詳しくはこちら

「自分に合った講座はどれ?」「学習内容をもう少し詳しく知りたい…」
そんなときは、キャリカレの公式LINE登録がおすすめです。

登録いただければ、講座の詳しい内容がわかる“デジタルパンフレット”をそのままスマホでチェック可能!
さらに、期間限定キャンペーンやお得な情報もいち早く受け取れます!

また、LINEのトークではお困りごとは即日解決可能!
「最後まで続けられるか不安…」や「教材のお届け日は?」など、気になったことはすぐに確認できます!

※【営業時間】24時間受付
(平日10時~17時以外は翌営業日以降順次対応)

登録は無料&いつでも解除OKなので、まずは気軽に登録してみてください♪

この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部
150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。保育士は子どもの成長を間近で感じることができる、保育の現場で欠かせない資格です。試験の詳細や対策、資格の魅力など、保育士の最新情報をお伝えしています。

関連記事を見る

※全額返金には条件があります。詳しくはこちらをご覧ください

INDEX

おすすめコラム

関連講座

講座の詳細はこちら

play_arrow