簿記2級の勉強方法や必要な時間などを解説!
独学で効率的に合格を目指すには?

簿記2級の勉強方法や必要な時間などを解説!独学で効率的に合格を目指すには?

こんにちは、資格のキャリカレ編集部です。

簿記2級は業種を問わず、さまざまな企業で必要とされる資格の一つです。簿記2級に合格すれば高度な経理スキルを持つ証明になるため、就職や転職活動で有利になるだけでなく、昇格や給料アップにつながるなど、ビジネスでの効果が期待できます。

ただし、簿記2級試験は難易度が高く、モチベーションを維持しつつ合格するには効率的な勉強方法が欠かせません。この記事では、簿記2級の概要や試験に向けて独学で勉強する方法、働きながら効率的に勉強するコツなど役立つ情報を紹介します。

目次

講座バナー
講座バナー

簿記2級の勉強方法を知る上で確認しておきたい情報

簿記2級の勉強方法を知る上で確認しておきたい情報 のイメージ画像

簿記2級の勉強法を学ぶために、理解しておきたい情報があります。簿記2級の合格率や出題範囲、簿記3級との違いなどを徹底して押さえておくことが大切です。本章では、簿記2級の勉強方法に関連する情報を紹介します。

簿記2級の合格率

商工会議所の簿記2級試験の受験者データから、第160回~第165回までに行われた6年間の合格率の推移を一覧にまとめました。以下は統一試験の合格率です。ネット試験(CBT試験)の合格率とは異なります。

試験回数 実受験者数 合格者数 合格率
第165回(2023年11月19日) 9,511名 1,133名 11.9%
第164回(2023年6月11日) 8,454名 1,788名 21.1%
第163回(2023年2月26日) 12,033名 2,983名 24.8%
第162回(2022年11月20日) 15,570名 3,257名 20.9%
第161回(2022年6月12日) 13,118名 3,524名 26.9%
第160回(2022年2月27日) 17,448名 3,057名 17.5%

出典:商工会議所の検定試験|簿記 2級受験者データ(統一試験)

簿記2級の試験は年3回実施され、合格率は約11~26%と毎年ばらつきが見られます。直近の第165回に関しては11.9%と6年間で最も低い合格率となっており、簿記2級が受験者数の1~2割程度しか合格できない非常に難易度の高い資格であることが分かります。

簿記2級で出題される範囲

簿記2級の試験は商業簿記と工業簿記の2科目を合わせた全5問が出題されます。出題範囲は統一試験もネット試験も変わりません。詳細は以下の通りです。

商業簿記 出題範囲
簿記の基本原理 ・基礎概念
・勘定など
諸取引の処理 ・有価証券
・債務の保証など
決算 ・試算表の作成
・財務諸表の区分表示など
株式会社会計 ・資本剰余金
・会社の合併など
本支店会計 ・本支店会計の意義・目的
・本支店会計における決算手続など
連結会計 ・資本連結
・のれんなど
工業簿記 出題範囲
工業簿記の本質 ・工業経営の特質
・原価計算基準など
原価 ・原価の意義
・非原価項目など
原価計算 ・原価計算の意義と目的
・原価計算の手続など
工業簿記の構造 ・勘定体系
・決算手続など
材料費計算 ・材料費の分類
・期末棚卸高の計算など
標準原価計算 ・標準原価計算の意義と目的
・標準原価差額の原因分析など
原価・営業量・利益関係の分析 ・損益分岐図表
・損益分岐分析の計算方法
原価予測の方法 ・費目別精査法
・高低点法
直接原価計算 ・直接原価計算の意義と目的
・固定費調整など
製品の受払い ・製品の受入れと記帳
・製品の販売と記帳

出典:商工会議所の検定試験|簿記 出題区分表

独学で合格できる?

簿記2級の合格率は1~2割程度で難易度は高いものの、独学で合格している人も少なくありません。独学は通信講座の受講や予備校に比べると合格のハードルが上がりますが、工夫次第では合格を目指せるでしょう。

ただし、独学では試験勉強に必要な情報を探し、自分にあった勉強方法を考えなければなりません。本試験までのスケジュールを立てる必要があるため、多くの時間や努力が必要です。そのため、独学で簿記2級に合格するなら効率よい勉強方法・取り組みが必要です。簿記2級を効率良く進めるための勉強方法は後ほど解説します。

簿記2級と簿記3級の違い

簿記2級は簿記3級よりも試験の出題範囲が広く、難易度はさらに高くなります。簿記3級の出題範囲は商業簿記に限定されますが、簿記2級では工業簿記の中からも試験問題が出題されます。簿記2級を独学で勉強するなら、集中して勉強できる時間と環境をしっかりと確保しておきましょう。

また、簿記2級の受験に特別な条件はなく、簿記3級の資格を取らなくても受験することが可能です。ただし、簿記2級の試験は簿記3級で出題される経理知識の習得を前提にした内容が出題されるため、簿記を初めて勉強する人は簿記3級から勉強を始めることをおすすめします。

関連記事簿記1級・2級・3級の試験日・申し込みの流れを解説
簿記は独学で合格できる?日商簿記3級・2級の違いとおすすめの勉強法

簿記2級合格に必要な勉強時間の目安

簿記2級合格に必要な勉強時間の目安 のイメージ画像

簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、簿記3級の知識があるか、簿記の勉強が初めてなのかによって異なります。各ケースに分けて、合格に必要な勉強時間を解説します。

簿記3級の知識があるケース

勉強時間を1日に2時間とした場合、簿記3級の知識がある場合に必要な勉強時間の目安は150~350時間程度です。独学で必要な簿記2級の勉強時間は250~350時間程度、4~6カ月程度の期間が必要となります。予備校への通学や通信講座の受講を選んで勉強する場合の勉強時間の目安は150~250時間で、勉強期間は2~4カ月程度です。

簿記2級は出題範囲に工業簿記が追加されるため、簿記3級の資格を持つ人でも持たない人と同様に学習範囲を広げる必要があります。簿記2級の試験勉強は独学でも可能ですが、通信講座を活用することでより短時間で効率的な学習ができます。短期間でスムーズな資格取得を目指す場合は、通信講座の活用を検討してみましょう。

初めて簿記の勉強をするケース

これまで簿記に触れたことがない初心者が勉強する場合の勉強時間の目安は350~500時間で、毎日2時間勉強したとすると6~8カ月程度の期間が必要です。簿記が初めての人は簿記3級を持つ人や簿記経験者に比べて習得しなければならない知識が多いため、勉強に費やす時間は必然と長くなるでしょう。

特に独学の場合は解答を求める方法や、よく出る問題についての相談ができません。そのため、解けない問題や知りたいことを自分で一から調べなければならず、勉強を進めるのに時間がかかりやすくなります。

また、簿記で必須の勘定科目や仕訳などの基礎的な内容をしっかりと理解しておかなければ、簿記2級に合格できるレベルの実力に到達するのは難しいでしょう。初めて簿記検定に挑戦する場合は、簿記2級の試験勉強を始める前に簿記の基礎知識を一通り押さえておきましょう。

【独学】簿記2級の勉強方法・手順

【独学】簿記2級の勉強方法・手順 のイメージ画像

独学で簿記2級の資格取得を目指すなら闇雲に勉強をするのではなく、基礎知識を一通り得た段階で過去問や試験直前の対策に取り組む必要があります。本章では、簿記2級の勉強方法と具体的な手順を流れに沿って解説します。

1.参考書で基礎知識を備える

簿記2級の試験勉強は、最初に参考書で基礎知識を学ぶことから始めます。参考書を読むときのポイントは、素早く繰り返し読むことです。ダラダラと時間をかけて読むのではなく、何度も読み込む方が記憶の定着がしやすくなります。

また、複数の参考書を読み漁るよりも、先に内容が分かりやすく読みやすい参考書を1冊用意し、書かれている内容の理解度を100%に近づけることの方が重要です。不明点や理解できない部分には付せんを貼ったり、該当ページに折り目をつけたりしておくと読み返す際に便利です。仕事や家事と両立して勉強をする場合は、隙間時間を上手に活用しましょう。

関連記事簿記3級の参考書はこうやって選ぶ!選び方や購入方法を詳しくご紹介

2.過去問を活用する

参考書で基礎知識を身につけた後はひたすら過去問を解いていきます。過去問を繰り返し解くメリットは、つまずきやすい問題や理解度が低い問題をあぶり出せるため、自分が苦手な問題を明確にできることです。

また、過去問を解くことで試験に出題されやすい問題の傾向が掴めるため、重点的に理解度を深めるべき部分が分かるようになります。実際にどのような出題のされ方をするのかをチェックできるため、本試験で落ち着いて問題を解けるようになるでしょう。過去問を活用する場合は、目安として過去5年分の問題を解きましょう。

3.試験直前の対策をする

本試験当日までの1~2週間は試験勉強のラストスパートをかける時期です。この時期は試験の直前対策を行います。可能であれば試験本番の前に模擬試験を受けておくと、現時点でどこまで合格ラインに近づけられるのかが分かります。

模擬試験を受けられない場合でも試験対策は可能です。例えば、これまでに勉強した内容を復習する、静かな場所でタイマーをセットして過去問を解くなどの方法が挙げられます。本試験と同じ時間で過去問を解くことで、1問あたりにどのくらいの時間をかけられるのかを把握できるようになります。

【独学】簿記2級の勉強方法のポイント

【独学】簿記2級の勉強方法のポイント のイメージ画像

独学で簿記2級に合格するには、テキスト(問題集)選びや電卓計算に慣れておくことが必要です。本章では、テキストの選び方やスケジュールの考え方など、簿記2級の試験勉強で押さえておくべきポイントを解説します。

理解しやすいテキストを選ぶ

簿記2級の勉強方法のポイントは、理解しやすいテキストを選んで購入することです。例えば、簿記が初めてなら基礎知識から学べるテキストを選びます。独学の場合は自力で問題を解かなければならないため、解説が分かりやすいテキストを選ぶことが大切です。

複数のテキストを選ぶと最後まで読み切れず中途半端になり、十分な理解を深められない場合があります。テキストを選ぶ際は本試験の出題範囲を網羅し、自分にあったテキストを1冊だけ厳選するのが望ましいです。また、簿記試験に合格するには改定や変更にも対応しておく必要があります。テキストは古本や数年前に発売されたものではなく、最新版のものを選び最新の試験対策をしましょう。

電卓・計算問題に慣れる

電卓を使用する計算問題に慣れておくことも簿記2級の勉強方法のポイントです。簿記2級になると電卓を用いた計算問題が出題されます。電卓の使い方や計算問題の解き方に慣れていないと解くのに時間がかかり、他の問題を解く時間がなくなってしまう恐れがあります。簿記2級を勉強する際は、利き手と逆の手で正確に素早く打てるように電卓の扱いに慣れておきましょう。

電卓は本試験だけでなく試験勉強の際にも使用するため、厳選して選ぶ必要があります。耐久性が高く、自分の手の大きさにあったサイズで使いやすい電卓を選ぶのがおすすめです。

勉強のスケジュールを考える

簿記2級の勉強方法のポイントとして、スケジュールを考えておく必要があります。簿記2級の合格に必要な勉強期間は簿記の知識や経験があるのかによって異なりますが、2~8カ月と長いため、しっかりとスケジュールを立てなければ計画的に勉強は進められません。

勉強のスケジュールを立てる際は本試験当日をゴールとします。ゴールから現時点まで何日残っているのかを逆算し、具体的な計画を立てていきます。スケジュールを立てた後は、スケジュールに沿って勉強を進めていくだけです。ただし、スケジュールを詰めすぎると実行するのが難しくなるため、無理のないスケジュールを立てましょう。

合格点を把握し満点にこだわらない

簿記2級に合格するためには満点にこだわらず、合格ラインの点数を目指すことが大切です。満点を取って簿記2級に合格できればよいですが、簿記2級の合格率は1〜2割と低いため、満点を目指すよりも合格基準の70点前後を確実に取る勉強方法を選んだ方が合格の確率が高まります。苦手分野にこだわらずに正解する確率が高い部分を伸ばしていきましょう。

通信講座を活用すれば、合格基準点を目指すためのカリキュラムが設定されているので、短期間で効率よく勉強ができます。

工業簿記を得点につなげる

簿記2級は商業簿記だけでなく工業簿記も出題範囲に追加されるため、工業簿記を得点につなげることが合格に近づくポイントです。本試験では商業簿記が3問、工業簿記は2問の合計5問が出題されます。配点は1問につき20点となっており、合格ラインの70点前後を目指すなら計4問に正解しなければなりません。

工業簿記は原価計算やCVP分析などの問題が出題される傾向にあります。工業簿記では複雑な計算が必要ないため、本試験で得点を稼ぐなら工業簿記2問に正解して40点を確保することをおすすめします。簿記2級を独学する場合は、工業簿記から始めるようにスケジュールを立てましょう。

苦手な分野を把握しておく

簿記2級の勉強では得意分野だけでなく、自分が苦手とする分野を把握しておく必要があります。苦手分野を把握すべき理由は、得意分野で得点を取ることで苦手分野をカバーできるからです。

苦手分野がないのが一番ですが、誰にでも得意・不得意はあります。無理に全ての分野を網羅しようとせずに、苦手分野で取れない得点を得意分野で穴埋めできるようにしておきましょう。ただし、得意分野だけの正解率を高めるだけでは簿記2級に合格するのは難しい場合もあるため、苦手分野でもある程度の得点を取れる勉強をすると効果的です。

試験時間の配分を意識する

簿記2級の勉強方法のポイントとして、試験時間の配分を意識することが大切です。本試験には記述式の設問もあるため、解き方だけでなく誤字脱字の間違えにも気をつける必要があります。本試験で解答を間違えて焦ってしまうとさらにミスが出やすくなります。不用意なミスで得点を落とさないためにも、試験での時間配分を考えながら余裕をもって受検できるように対策しましょう。

事前にできる対策として、試験時間の90分をタイマーにセットし、過去問を解いて見直しをするまで時間内に終えられるのかを確認するといいでしょう。時間配分の目安は、過去問を解くのに80分、見直しに最低10分は確保することをおすすめします。時間配分を意識した勉強を続ければ、どのくらいのペースで進めればよいのかを体に覚えさせることができます。

関連記事簿記は独学で合格できる?日商簿記3級・2級の違いとおすすめの勉強法

簿記2級の勉強方法を効率的にする3つのコツ

簿記2級の勉強方法を効率的にする3つのコツ のイメージ画像

多くの勉強時間を必要とする簿記2級に合格するには、効率的な勉強方法を取ることが大切です。合格までの道のりは勉強方法によっても差がつきます。本章では、簿記2級の勉強時間を短縮し、効率的な学習を進めるための勉強方法を解説します。

アウトプットの機会を増やす

簿記2級の勉強を効率的に行うにはインプットだけで終わらず、アウトプットの機会を増やすことが重要です。簿記2級の出題範囲は広く、簿記3級よりも難易度が上がるため暗記するだけでは実務で必要になる応用力が身につけられません。参考書を読んだり、動画を確認したりなどのインプットに加えてアウトプットをすることで、勉強した内容の理解を深めていけます。

アウトプットする具体的な方法として演習問題を解くことをおすすめします。例えば、Aという項目をインプットした後に、Aの項目を取り上げた演習問題にチャレンジしましょう。次に、Bの項目をインプットしてから、Bの演習問題を解くというように項目ごとにインプットの後にアウトプットを続けることで記憶が定着しやすくなります。

効率的な勉強方法を実践する

簿記2級の合格を目指すためには長い期間がかかるため、途中で挫折しないためにも効率的な勉強方法の実践が求められます。特に独学は、試験の出題範囲の確認や自分にあった勉強方法、スケジュールの作成を全て適切に管理する必要があり、準備に時間が必要です。また、本試験までの期間が短かったり仕事や家事などと両立したりする場合は、いかに勉強時間を短縮して効率良く勉強を進められるのかが重要になってきます。

効率的な勉強方法を実践するには、簿記2級の全体像を把握することから始めましょう。出題範囲を確認し、特に重視すべき部分を見極めます。さらに、どうすれば効率的な順番で勉強を進められるのかを考えることも大切です。

独学以外の方法も視野に入れてみる

簿記2級の合格は独学でも目指せますが、より効率的に勉強するなら独学以外の方法を視野に入れるのも一つの手段です。独学以外の方法は大きく分けて、簿記2級を目指せる予備校への通学と通信講座を受講する2つの方法があります。

予備校では簿記2級の最新情報の収集はもちろん、勉強のスケジュールも予備校側で設定してくれます。予備校に通うメリットは講師に直接質問できるため、その日のうちに疑問を解決できることです。

簿記2級に合格するためにおすすめの勉強方法TOP1は通信講座です。通信講座では、試験の出題範囲や傾向にあった独自の教材とカリキュラムを作成しています。受講者はカリキュラムに沿って勉強するだけで合格ライン以上を目指せます。また、通信講座は自宅で受講できるため、通勤時や就業後の隙間時間を活用したり休日にまとめて勉強したりするなど、自分のペースに合った勉強ができるのでおすすめです。

簿記2級の勉強方法をマスターすれば多くのメリットがある

簿記2級の勉強方法をマスターすれば多くのメリットがある のイメージ画像

簿記2級の勉強方法を網羅して合格できれば、さまざまなメリットが得られる上に学習に対するモチベーションも上がります。本章では、簿記2級の勉強方法をマスターすることで得られるメリットについて詳しく解説します。

就職や転職の選択肢が広くなる

簿記2級に合格すれば、高度な経理スキルを持っていることをアピールできるため就職と転職どちらにも有利です。難易度が高い簿記2級に合格するには、しっかりとした計画を立てて実行するための努力が欠かせません。簿記2級の資格を取得していることは、計画性と実行力、地道に努力できるという好印象を面接官に与えられます。

また、簿記2級の資格を取得できれば企業の財務諸表を読めるだけの経理スキルを持つことの証明になります。簿記2級で取得できる経理スキルは業界を問わず重宝されるため、就職や転職する際の会社選びの選択肢が広がることも資格取得のメリットです。

年収アップにつながる可能性がある

簿記2級に合格すれば年収アップの期待が高まります。企業の中には、簿記2級の有資格者に対して資格手当がついたり昇格したりする制度を設けているケースも少なくありません。資格手当の金額は企業によって異なりますが、一般的な目安は数千円~1万円程度でしょう。

仮に、簿記2級の資格取得が昇格や資格手当につながらない場合でも、試験勉強で習得した経理スキルは企業内のお金に関する仕組みを把握するのに役立ちます。社内のお金の仕組みを知ることは管理職に欠かせないスキルの一つであるため、自力で昇格を目指し、年収をアップさせることも可能です。

企業の業績や財務状況を判断できる

簿記2級の勉強では財務諸表に関する項目を学ぶため、経理部門の中でも重要な業務を任せられる可能性が高まります。財務諸表を正確に読めるようになれば、企業の業績や財務状況を数字から読み解くことも可能です。

簿記2級では商業簿記と工業簿記の両方の知識を習得できるため、一般企業だけでなく製造業の工場などの経理業務にも対応できます。簿記2級で習得したスキルがあれば、企業の収支の把握や予測にも貢献できるでしょう。また、企業や会計事務所などで実務を積み重ねることで、将来コンサルタントとして独立できる可能性があります。

関連記事簿記2級は転職に有利?生かせる職種や次に取るべき資格まで徹底解説!
簿記は仕事に生かせる資格!活躍できる仕事や各級の難易度も

まとめ

まとめ のイメージ画像

簿記2級は多くの企業から求められる人気の資格です。簿記2級に合格するためのポイントは、理解しやすい最新のテキスト(問題集)を1冊選び、自分にあった勉強方法を実践することです。独学で合格を目指すことも可能ですが、より効率的なカリキュラムで勉強するなら通信講座を受けることをおすすめします。通信講座は「資格のキャリカレの簿記2級合格指導講座」がおすすめです。

資格のキャリカレには、簿記2級に対応する講座はもちろん、趣味から国家資格の取得に対応した150種類の資格講座をご用意しています。わからない箇所は無料で何度でも質問できるサポートが利用できるので安心です。講座内容が分かる資料を無料配布しています。お気軽に以下のサイトから資料請求をお申込みください。

不合格なら全額返金!
出るトコを学んで短期合格!

簿記講座はこちら
資料請求はこちら
受講はこちら
開催中のキャンペーンはこちら

この記事の監修者

資格のキャリカレ編集部

150以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。簿記は一度取得すれば、ビジネスにも家計にも役立つ資格です。簿記検定の詳細や試験対策をはじめ、仕分け・試算表の作成方法など、簿記の魅力や最新情報をお伝えしています。

資格のキャリカレ編集部

次の記事も読むと簿記についてさらに詳しくなります

講座バナー
講座バナー

おすすめコラム