
日商簿記2級は、経理や会計のプロフェッショナルを目指すうえで非常に価値のある資格です。2020年12月から、従来の統一試験(ペーパー試験)に加え、新たに「ネット試験(CBT方式)」が導入され、受験の選択肢が広がりました。自分のスケジュールに合わせて受験でき、その場で合否がわかるという手軽さから、多くの方がネット試験を選択しています。 この記事では、簿記2級のネット試験について、統一試験との違い、申込方法、試験内容、合格率、そして効果的な学習法まで、受験者が知りたい情報を網羅的に解説します。
※なお、簿記2級の試験概要や難易度、合格率、必要な勉強時間など全体像を知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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- 簿記2級のネット試験(CBT方式)とは?
- 統一試験(ペーパー試験)との違い
- ネット試験導入の背景
- ネット試験と統一試験(ペーパー試験)の比較
- 試験日程・会場の柔軟性
- 合否発表のタイミング
- 解答方式と問題用紙
- 出題内容と合格証
- 簿記2級ネット試験の概要【2026年最新版】
- 試験日程・会場
- 受験料
- 試験時間・出題形式・配点
- 合格基準と合格発表
- 簿記2級ネット試験の申込方法と当日の流れ
- 申込方法(CBT-Solutions)
- 試験当日の持ち物と注意点
- 試験会場での流れ
- 簿記2級ネット試験のメリット・デメリット
- メリット:自分のペースで挑戦できる
- デメリット:PC操作と特有の注意点
- ネット試験の難易度・合格率は?統一試験との違い
- 難易度は統一試験と変わらない
- 合格率はネット試験の方が高い傾向にある
- 簿記2級ネット試験に合格するための対策
- PC操作に慣れる!模擬試験を活用しよう
- 時間配分を意識した問題演習
- 勘定科目の正確な暗記と理解
- 簿記2級の資格取得を目指すならキャリカレがおすすめ
- 簿記3級・2級が一気通貫で学べて2資格取得を目指せる
- 「試験に出るトコ」だけを集中的に学習できる
- 全国平均の合格率は約4割!全国平均の約1.8倍の合格率を誇る講座
- 万が一不合格だった場合、受講料を全額返金(※)
- 合格した場合、2講座目を無料で受講できる(※)
- キャリカレの簿記3級・2級合格指導講座の受講生の声・体験談
- まとめ
- よくある質問
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簿記2級のネット試験(CBT方式)とは?

簿記2級のネット試験とは、全国のテストセンターに設置されたパソコンを使って受験するCBT(Computer Based Testing)方式の試験です。2020年12月から導入され、自分の都合の良い日時と場所を選んで受験できる柔軟性が大きな特徴です。解答はマウスでの選択やキーボードでの数値入力で行い、試験終了後すぐに結果がわかります。
統一試験(ペーパー試験)との違い
ネット試験と従来の統一試験(ペーパー試験)は、どちらで合格しても「日商簿記検定2級」の資格として同等の価値があります。しかし、試験の形式や運営方法にはいくつかの重要な違いがあります。主な違いは、試験日、合否発表のタイミング、解答方法です。例えば、統一試験が年3回と日程が固定されているのに対し、ネット試験は自分の都合に合わせて受験日を決められます。また、合否が即時判定されるため、すぐに次のステップに進めるのも大きなメリットです。ネット試験と統一試験は、出題範囲・問題の難易度・合格基準が同じで、どちらに合格しても資格の価値に違いはありません。ネット試験では、出題範囲の中から受験者ごとに異なる問題がランダムに出題されます。一方、統一試験では、同じ試験回の受験者が共通の問題に取り組みます。
ネット試験導入の背景
ネット試験が導入された背景には、新型コロナウイルスの感染拡大があります。2020年6月の統一試験が中止になるなど、安定した試験実施が困難な状況が続きました。このような不測の事態に対応し、受験機会を確保するためにCBT方式が導入されました。
東京商工会議所では、現在、東京23区内における日商簿記2級・3級の統一試験の申込受付を行っていません。東京23区内で2級・3級を受験する場合は、ネット試験を利用するか、統一試験を実施している近隣の商工会議所へ申し込む必要があります。
ネット試験と統一試験(ペーパー試験)の比較

簿記2級の受験を考える際、ネット試験と統一試験のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
ネット試験(CBT)と統一試験(ペーパー)の比較表をまとめました。
項目 | ネット試験(CBT方式) | 統一試験(紙方式) |
|---|---|---|
試験日 | 随時(テストセンターの空き状況による) | 年3回(6月・11月・2月) |
合否発表 | 試験終了直後 | 発表日・発表方法は、試験を実施する商工会議所によって異なる |
解答方法 | パソコンで選択・文字・数値を入力 | 紙の答案用紙に鉛筆等で記入 |
問題内容 | 受験者ごとにランダム | 全員共通 |
計算用紙 | 会場からA4用紙2枚とボールペンを貸与。終了後に回収 | 問題用紙・答案用紙・計算用紙が一体となった冊子を使用。終了後に回収 |
ここからは、両者の違いを5つのポイントで比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。自分に合った受験方法を見つけるための参考にしてください。
試験日程・会場の柔軟性
最大の違いは試験日程の柔軟性です。統一試験が年3回(6月、11月、2月)の指定日に実施されるのに対し、ネット試験はテストセンターが定める日時で随時受験が可能です。これにより、自分の学習進捗や仕事の都合に合わせて最適なタイミングで受験できます。ただし、統一試験の前後には施行休止期間が設けられているため注意が必要です。2026年度は、2026年4月1日(水)~4月13日(月)、6月8日(月)~6月17日(水)、11月9日(月)~11月18日(水)、2027年2月22日(月)~3月3日(水)が施行休止期間です。休止期間中は、日商簿記2級・3級のネット試験を受験できません。試験会場も全国各地のテストセンターから選べるため、地方在住者にとっても利便性が高いです。
合否発表のタイミング
合否がわかるまでの時間も大きく異なります。統一試験では、合格発表まで数週間から1ヶ月程度かかります。一方、ネット試験は試験終了と同時にパソコン画面に合否が即時表示されます。合格すればその場でデジタル合格証が取得でき、すぐに履歴書に記載したり、次の目標に向けて動き出したりすることが可能です。万が一不合格だった場合でも、すぐに自分の弱点を分析し、間を置かずに再挑戦できるため、モチベーションを維持しやすいというメリットがあります。
解答方式と問題用紙
解答方式も異なります。統一試験は紙の問題用紙と解答用紙に鉛筆で記入しますが、ネット試験はパソコン画面に表示される問題に対し、マウス操作(勘定科目をプルダウンから選択)やキーボードでの数値入力で解答します。計算用紙としてA4の白紙2枚とボールペンが会場で配布されますが、持ち帰ることはできません。パソコン操作に不慣れな方は、事前にサンプル問題などで操作に慣れておくことが重要です。特に、画面上の問題を見ながら手元の紙で計算する作業には、少し練習が必要かもしれません。
出題内容と合格証
出題範囲や難易度は、公式には統一試験とネット試験で差はないとされています。しかし、出題形式には違いがあります。統一試験では全受験者が同じ問題を解きますが、ネット試験では問題バンクから受験者ごとに異なる問題がランダムで出題されます。これにより、試験回による難易度のバラつきが少なくなり、合格率が安定する傾向にあります。また、合格証の形式も異なり、ネット試験では、試験終了後に配布されるスコアレポートの二次元コードから、デジタル合格証を取得できます。ネット試験では紙媒体やカードタイプの合格証は発行されません。統一試験の合格証の形式や受け取り方法は、試験を実施する商工会議所によって異なるため、申込先の案内を確認しましょう。
簿記2級ネット試験の概要【2026年最新版】

ここでは、簿記2級ネット試験を受験する上で必ず知っておきたい基本情報をまとめました。試験日程から受験料、試験時間、合格基準まで、最新の情報を確認して、万全の準備で試験に臨みましょう。
試験日程・会場
ネット試験は、年末年始や特定の休止期間を除き、テストセンターが営業している日であれば基本的にいつでも受験可能です。ただし、統一試験の前後には全国一斉の施行休止期間が設けられています。2026年度の施行休止期間は、2026年4月1日(水)~4月13日(月)、6月8日(月)~6月17日(水)、11月9日(月)~11月18日(水)、2027年2月22日(月)~3月3日(水)です。施行休止期間以外でも、年末年始や会場独自の休館日、満席などにより受験できない場合があります。試験会場は全国各地にある「テストセンター」から選択できます。自宅近くや職場の近くなど、都合の良い場所を選べるのが魅力です。
テストセンターによって、上記期間以外にも独自の休館日を設けている場合があります。予約画面で必ず個別の空き状況を確認しましょう
受験料
簿記2級ネット試験の受験料は5,500円(税込)です。CBT-Solutionsのインターネット申込方式を利用する場合は、受験料5,500円(税込)に加えて、事務手数料550円(税込)が必要です。受験料の支払いは、クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、Pay-easy決済から選択できます。領収書は、受験予約サイトのマイページから発行可能です。統一試験と同額の受験料で、より多くの受験機会を得られるのは大きなメリットと言えるでしょう。
試験時間・出題形式・配点
試験時間は90分で、商業簿記と工業簿記・原価計算から5題以内が出題されます。ネット試験の出題形式は、多肢選択式と記述式です。100点満点中70点以上を得点すると合格となります。出題構成は試験によって異なりますが、第1問では仕訳、第2問・第3問では商業簿記、第4問・第5問では工業簿記・原価計算に関する問題が出題されるのが一般的です。
合格基準と合格発表
合格基準は、100点満点中70点以上の得点です。これは、受験者全体の成績に左右されない「絶対評価」の試験です。つまり、他の受験者の出来に関わらず、自分が70点以上取れれば合格となります。ネット試験の最大の魅力は、試験終了後すぐに合否が判明することです。モニターにスコアが表示され、合格者にはその場でスコアレポートが渡されます。このレポートにあるQRコードを読み込むことで、正式なデジタル合格証を取得できます。
簿記2級ネット試験の申込方法と当日の流れ

ネット試験の受験を決めたら、次は申込手続きと当日の準備です。スムーズに受験できるよう、申込から試験終了までの流れをしっかり確認しておきましょう。ここでは、具体的な手順を分かりやすく解説します。
申込方法(CBT-Solutions)
日商簿記2級・3級のネット試験には、CBT-Solutionsの専用サイトから申し込む「インターネット申込方式」と、各ネット試験会場へ直接申し込む「会場問い合わせ方式」があります。ここでは、CBT-Solutionsを利用するインターネット申込方式について説明します。まず、サイトで「受験者登録」を行い、マイページを作成します。ログイン後、希望する試験(日商簿記2級)、試験会場、日時を選択して予約を進めます。空席状況もリアルタイムで確認できるため、計画的に予約が可能です。支払いが完了すると予約確定となり、確認メールが届きます。受験票の郵送はないため、このメールやマイページで予約内容を必ず確認しておきましょう。CBT-Solutionsのインターネット申込方式では、受験日の3日前までに予約を完了する必要があります。申込日から数えて3日目以降の日程を予約できます。受験日・会場の変更やキャンセルも、受験日の3日前までです。
試験当日の持ち物と注意点
試験当日の持ち物は非常にシンプルです。必要なものは、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きのもの)と電卓の2点のみです。電卓は、計算機能のみのシンプルなものに限られ、プログラム機能や印刷機能付きのものは使用できません。筆記用具(ボールペン)と計算用のメモ用紙(A4サイズ2枚)は会場で貸与され、試験終了後に回収されます。私物の筆記用具やメモ用紙は持ち込めないので注意しましょう。
試験会場での流れ
試験当日は、指定された試験開始時刻の30分~15分前には会場に到着しましょう。受付で本人確認書類を提示し、受験に関する注意事項の説明を受けます。その後、携帯電話やカバンなどの私物はすべて指定のロッカーに預けます。試験室へは、貸与された筆記用具、メモ用紙、そして自身の電卓のみ持ち込むことができます。着席後、パソコン画面の指示に従ってログインし、試験を開始します。試験終了後は、監督員を呼び、メモ用紙などを返却してスコアレポートを受け取って退室となります。
簿記2級ネット試験のメリット・デメリット

ネット試験には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。自分の学習スタイルや性格に合っているかを見極めるために、両方の側面を理解しておくことが大切です。
メリット:自分のペースで挑戦できる
最大のメリットは、受験機会の多さです。年3回しかない統一試験と違い、自分の学習の進捗に合わせて「合格できる」と思ったタイミングで受験できます。不合格だった場合も、受験日の翌日から次回の予約手続きができ、最短で3日後以降の日程を選択できます。ただし、同じ級を同時に複数の日程で予約することはできません。また、試験後すぐに合否がわかるため、合格すればすぐに就職・転職活動に活かせますし、不合格ならすぐに弱点分析と対策に取り掛かれます。このスピード感と柔軟性は、忙しい社会人や学生にとって大きな魅力と言えるでしょう。
デメリット:PC操作と特有の注意点
一方、デメリットとしては、まずパソコン操作への慣れが必要な点が挙げられます。特に、画面上の問題を見ながら手元のメモ用紙で計算し、その結果をキーボードで入力する、という一連の作業に戸惑う人もいます。問題用紙に直接書き込みができないため、計算ミスや転記ミスが起こりやすい点も注意が必要です。また、テストセンターの数は地域によって差があり、地方では会場が限られる場合もあります。事前に公式サイトで最寄りの会場を確認しておきましょう。
ネット試験の難易度・合格率は?統一試験との違い

「ネット試験は簡単?」「合格率は高いの?」といった疑問は、受験生にとって最も気になるところでしょう。ここでは、最新のデータをもとにネット試験の難易度と合格率の実態に迫ります。
難易度は統一試験と変わらない
日本商工会議所の公式見解では、ネット試験と統一試験の出題範囲やレベルに差はなく、同等の難易度であるとされています。どちらの試験で合格しても、資格の価値は全く同じです。ただし、出題形式が異なります。統一試験は全受験者が同じ問題を解くため、回によっては難問・奇問が出題され、合格率が大きく変動することがあります。ネット試験では、出題範囲の中から受験者ごとに異なる問題がランダムに出題されます。ただし、日本商工会議所は、ネット試験と統一試験について、出題範囲・問題の難易度・合格基準はいずれも同じとしています。
合格率はネット試験の方が高い傾向にある
日本商工会議所が公表している最新の年間データによると、2025年4月~2026年3月に実施された日商簿記2級ネット試験の受験者数は141,072人、合格者数は46,351人、合格率は32.9%でした。
一方、最新の統一試験である2026年6月14日実施の第173回は、実受験者数4,821人、合格者数728人、合格率は15.1%でした。
近年の数値では、ネット試験の合格率が統一試験を上回る傾向があります。ただし、ネット試験は年間集計、統一試験は試験回ごとの集計であり、受験時期や受験者層などの条件が異なります。
日本商工会議所は、ネット試験と統一試験について、出題範囲・問題の難易度・合格基準はいずれも同じとしています。合格率が高いことだけを理由に、ネット試験のほうが簡単であるとは判断できません。
簿記2級ネット試験に合格するための対策

ネット試験で確実に合格を掴むためには、特有の出題形式に合わせた対策が不可欠です。知識のインプットだけでなく、パソコンでの解答スキルを磨くアウトプット練習が合否を分けます。
PC操作に慣れる!模擬試験を活用しよう
ネット試験の最大の壁は、パソコンでの解答形式です。勘定科目をプルダウンから素早く正確に選ぶ練習や、テンキーでのスムーズな金額入力は必須です。多くの資格予備校や教材で提供されているCBT形式の模擬試験を繰り返し解き、本番さながらの環境に慣れておきましょう。日本商工会議所の公式サイトでもサンプル問題が公開されているので、必ず一度は体験しておくことをおすすめします。画面構成や操作方法を事前に把握しておくだけで、当日の焦りを大幅に減らすことができます。市販の予想問題集や個別単元問題集に加え、ネット模擬試験を活用すると、本番さながらの操作環境で実践練習ができます。
時間配分を意識した問題演習
90分という限られた時間で、5題以内の問題に対応するには、戦略的な時間配分が重要です。一般的には5題構成となることが多いため、模擬試験では5題を90分以内に解く練習を重ねましょう。普段の学習からストップウォッチを使い、各大問にかける時間を意識して問題演習を繰り返すことで、本番でも時間切れを防ぎ、冷静に実力を発揮できます。単に答えを覚えるのではなく、正しい解き方と計算プロセスを意識した演習が得点力向上につながります。
勘定科目の正確な暗記と理解
ネット試験では、勘定科目をプルダウンメニューから選択します。手書きと違い、漢字をうろ覚えでもなんとかなる、ということはありません。似たような名前の勘定科目が並んでいる中から、正確なものを一瞬で選ぶ必要があります。そのためには、勘定科目の名称と意味を正確に暗記し、理解しておくことが不可欠です。特に、連結会計や税効果会計など、2級特有の複雑な論点については、仕訳とセットで勘定科目を完璧に覚えるまで繰り返し学習しましょう。連結試算表の作成や親会社子会社間の取引消去などは、頻出テーマの一つです。
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ネット試験は随時受験できる分、「準備が整ったかどうか」の自己判断が非常に重要です。
だからこそ、出題傾向に沿った効率的なカリキュラムと、実践形式の演習環境が合否を大きく左右します。
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まとめ
簿記2級のネット試験は、自分のライフスタイルに合わせて受験日や場所を選べる、非常に利便性の高い試験制度です。合否が即時判定されるため、学習のモチベーションを維持しやすく、効率的に資格取得を目指せます。合格率は統一試験より高い傾向にありますが、難易度自体は変わらないため、しっかりとした対策が必要です。
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よくある質問
Q1. 簿記2級ネット試験と統一試験の違いは何ですか? |
|---|
ネット試験(CBT方式)は、全国のテストセンターでパソコンを使って受験する方式で、随時受験が可能です。一方、統一試験は年3回の決まった日程で実施されるペーパー試験です。出題範囲や合格基準(100点満点中70点以上)は同じですが、ネット試験は試験終了後すぐに合否が表示される点が大きな違いです。資格の価値に差はありません。 |
Q2. ネット試験はいつでも受験できますか? |
|---|
ネット試験は原則としてテストセンターの営業日に随時受験可能です。ただし、統一試験の前後などには全国一斉の施行休止期間が設けられています。また、会場ごとに空席状況が異なるため、希望日時が埋まっている場合もあります。計画的に学習を進め、余裕を持って予約することが重要です。 |
Q3. 合否は本当にその場でわかりますか? |
|---|
はい、ネット試験では試験終了と同時にパソコン画面に得点と合否が表示されます。合格した場合は、その場でスコアレポートが発行され、QRコードからデジタル合格証を取得できます。統一試験のように数週間待つ必要がないため、すぐに履歴書へ記載したり次の資格学習に進んだりできるのが大きなメリットです。 |
Q4. ネット試験の合格率はどれくらいですか? |
|---|
最新の年間データでは、2025年4月~2026年3月の日商簿記2級ネット試験の合格率は32.9%です。受験者数141,072人のうち、46,351人が合格しました。近年は30%台で推移していますが、年度によって変動するため、最新の公式データを確認しましょう。 |
Q5. 受験料はいくらですか? |
|---|
簿記2級ネット試験の受験料は5,500円(税込)です。CBT-Solutionsのインターネット申込方式では、別途、事務手数料550円(税込)が必要です。支払い方法はクレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easyから選択できます |
Q6. 電卓はどんなものでも使えますか? |
|---|
持ち込み可能なのは、四則演算機能のみを備えた一般的な電卓です。プログラム機能付き、辞書機能付き、印刷機能付きの電卓は使用できません。試験当日に使用不可と判断されると貸し出しもないため、事前に規定を確認しておきましょう。筆記用具とメモ用紙は会場で貸与されます。 |
Q7. パソコン操作が苦手でも大丈夫ですか? |
|---|
基本的なマウス操作とテンキー入力ができれば問題ありません。ただし、画面を見ながら計算し、数値を入力する形式に慣れていないと戸惑うことがあります。事前にCBT形式の模擬試験やサンプル問題を体験し、操作方法や画面構成に慣れておくことで、本番でも落ち着いて対応できます。 |
Q8. 何度でも受験できますか? |
|---|
ネット試験には受験回数の上限がなく、何度でも再受験できます。ただし、同じ級を同時に複数の日程で予約することはできません。受験日の翌日から次回の予約ができ、最短で3日後以降の日程を選択できます。欠席した場合も同じルールが適用されます。 |
Q9. 受験票は郵送されますか? |
|---|
ネット試験では紙の受験票は発行されません。申込完了後に届く確認メールやマイページの予約情報が受験確認の代わりとなります。当日は本人確認書類を持参し、受付で提示します。メールの削除や予約情報の確認漏れがないよう、事前にマイページをチェックしておきましょう。 |
Q10. ネット試験は統一試験より簡単ですか? |
|---|
いいえ、日本商工会議所は、ネット試験と統一試験について、出題範囲・問題の難易度・合格基準はいずれも同じとしています。ネット試験では受験者ごとに異なる問題がランダムに出題されますが、公式に「ネット試験のほうが簡単」とされているわけではありません。合格するには、どちらの方式でも十分な学習と問題演習が必要です。 |

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この記事の監修者
資格のキャリカレ編集部
170以上の通信教育資格講座を展開し、資格取得・実用スキルの習得はもちろん、キャリアサポートまで行う資格のキャリカレ編集部が運営するコラムです。簿記は一度取得すれば、ビジネスにも家計にも役立つ資格です。簿記検定の詳細や試験対策をはじめ、仕訳・試算表の作成方法など、簿記の魅力や最新情報をお伝えしています。
